日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

行政視察と大規模開発地域整備特別委員会

2008年02月08日 23時50分42秒 | ノンジャンル
2月8日(金)
 今週は行政視察が続きました。4日から5日は、競艇審議会の視察で広島県呉市でポートピア(テレビ画面を見ての舟券投票場)、福岡県芦屋町で芦屋競艇場を視察して、競艇事業の現状を見てきました。競艇事業の現状は本場(ボートレースを行うレース場)の売り上げが減少するなか、ボートピアなど場外売り場や電話投票での売り上げが増えているが、全体として売り上げが低迷し続けている状況です。
 箕面市でも住之江競艇場で長年ボートレースを行っていますが、売り上げが低迷し、本場でスリム化を進めながらナイターレースや新たにつくった梅田ボートピアなどで売り上げを増やそうとしています。しかし、競艇事業はギャンブルです。地方自治体が行うにはそれ何リに公共性を保つための規制があって当然です。しかし、売り上げが低迷する中で、売り上げをのばすために事業を拡大する、ギヤンブル事業を拡大し競艇業界を守ろうという力が全国的にも働いています。私たちは、早くから事業拡大に反対し、ギヤンブル依存の市政や競艇事業からの脱却を主張しています。

6日から7日は、建設水道常任委員会の行政視察で、東京ミッドタウンと名古屋市のごみ減量取り組み、そして、岐阜市のコミュニティーバス事業の取り組みを視察してきました。

 8日は大規模開発地域整備特別委員会で国際文化公園都市・彩都と水と緑の健康都市・箕面森町について担当部から説明をうけ、議論、意見をのべました。

彩都5万人の街はありえない
 彩都・国際文化公園都市では、UR・都市再生機構の「事業計画の変更案」が示されたが、箕面市域でモノレール駅周辺に高層の集合住宅、外大(現阪大)裏側は戸建ての住宅建設の方向性がしめされました。しかし、人口規模は、全くこれまでと変わらないものとなっています。彩都全体で5万人、箕面市域で1万1千人、茨木市域は3万9千人となります。これはありえないものです。今回の事業見直しは5年ごとの見直しで、H15年事業見直し方針がH20年になってやっと示されたものです。「今後、再みなおしは必至だ」指摘しました。

箕面市は彩都でも
小中一貫校を建設方針

 箕面市は、当初の小学校・中学校1校ずつ建設する方針から、小学校建設のみに、そして昨年末には小中一貫校の建設に次々方針転換をする方針転換をおこなってきました。帝釈寺付近から彩都への新たな道路建設、国文4号線も建設をする計画です。しかし建
設が進めば、これにともなう市の負担は将来にわたり大きなものがある。あくまで、過大な事業は見直し中止を」ともとめました。
 市担当者は、「小学校建設から小中一貫校建設への補助金など除いた新たな市負担、市独自の持ち出しは10億円、国文4号線の区域外の市の負担は10億円、あわせて20億円になる」など答えましたが、「国・府・UR都市再生機構と箕面市・茨木市も参加する彩都協議会で進めている事業で魅力あるまちづくりに努める」などこたえました。

写真は彩都の箕面市域側に建設予定の
小中一貫校の建設予定地
 
山になっているところを崩して平地にし、左側の谷を埋めて用地をつくる計画と説明された

  
 水と緑の健康都市・箕面森町については次回に・・・・