3年間の釜山での生活は、ホントに楽しかった。
旅行者ではなく、仕事があっての釜山生活なので、
いいことばかりではないし、イヤな思いもたくさんしている。
でも、釜山での生活を振り返ってみると「楽しかった」としか言えない。
日本とは違う経験ができたことも大きいだろうけれど、
それよりもやっぱり“いい人との関わり合い”があったからだと思う。
釜山の人たちも、本当にいい人達ばかりとつきあうことができたけれど、
何より、釜山で知り合った日本人達が、とってもステキな人ばかりだったのだ。
同じ「日本人」と言っても、出身地も年齢も職業も性別も経歴も全く違う人たちが
同じ時期に日本の各地から「釜山」という場所で、
一緒の時間を共有することになったというのは、何かしらの縁があったのだとしか言えない。
“ここに来たのは「神の見えざる手」によって集められたのだ”と言った人がいる。
本当にそうなのかもしれない。
日本で生活していたら、釜山に行かなかったら、
ぜっっったいに知り合うことのない人たちと知り合いになり、
考え方や人生についても大きな影響を受けたと言える。
そんな楽しい仲間も任期が切れれば日本に帰国することになる。
帰国後はそれぞれ、元々自分の居た場所に戻ることになり、
「また会おうね~♪」と言っても日常の生活に追われ、なかなか会えないのが実情だ。
せっかく、仲良くなったのに、、、
同じ時間を、同じ空間を、同じ問題を共有した言わば「戦友」のようなチング達。
帰国したら、それまで…というのはとってももったいない。とっても淋しい。とっても悲しい。
神様がつないだ縁ならば、それを今度は、自分たちの手でつなぎとめておきたい。
という思いがいつもあった。
そこで開催したのが2010年8月の釜山同窓会
それは、それでとっても楽しい同窓会になったのだけれど、日本からの参加者が少ない。
夏休みだからいいだろうと思ったのだけれど、里帰りや親孝行などの計画と重なった人が多かった。
ならば、次はメンバーの多くが住んでいる東京で開催するしかないっ
ということで、2011年ゴールデンウィークに開催を計画した。
上京組の私とUさんは、ホテルの予約も押さえ、
それぞれに行きたいところもリサーチし始めた3月11日。
東日本大震災が起こり、東京にも被害が出た。
同窓会の実施予定日までに約2ヶ月あるのだし、東京に直接の被害があったわけでもないと、
開催を実施しようと思ったのだけれど
ホテル側からのキャンセル申し出、東北地方の支援による仕事の状況変化、家族の反対などにより、
やむなく夏休みまで延期をすることになった。。。
が、すでに東京での計画で頭の中がいっぱいだったUさんと私は、
これ以上待てない&強い節電が叫ばれている東京、8月なんて暑いときに行ったら冷房なしで蒸し死ぬ~~
ってことで、6月末の週末に開催を決行した!
今回の同窓会の会場は、
韓国といえばココ!の新大久保
いろいろとウワサは聞くけれど、一度も足を踏み入れたことのない場所だ。
お店のセレクトは
新大久保に通い詰めて○年のF嬢がリサーチ&予約してくれた。
さあ、もう一度ホテルを予約し、東京での行動を計画。
新大久保へのアクセスもしっかり調べ、在東京のチングとも連絡をとって、会う約束をし、
おみやげも準備し、さあ、新幹線GO!
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