釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

またまたまた タクシーキサニm(^_^;)

2008年01月03日 | 異文化交流
以前の記事でも
タクシーキサニnとのバトルは何回か書いた。
こんなことあんなこと
あれこれもあった。。。

タクシーキサニmとのバトル(?)がある度に
そのことを聞いてくれる韓国人同僚に至っては
「最近、タクシーのおもしろい話、ないんですか~?
と、楽しみにしている様子。。。

このところ、タクシーに乗っても、
特に話かけられることもなく、おとなしく乗っているのだ。。。
(発音が悪いので聞き返されたり、
「日本人か?」くらいのことは聞かれるけれど)
が、久しぶりに“楽しいタクシーキサニm”に出会ったのだ

++++++++++
日本から友達が来るので、空港まで迎えに出ようと
うちのアパートの前で、タクシーを拾った。
このタクシー “灯台コール 등대 콜 トゥンデ コル”といって
個人タクシーの中でも、無事故、安全運転であるという
選ばれたタクシーだった。
オレンジ色の行灯が目印で、등대 콜のキサニmで、はずれたことはない。

偶然通りがかったタクシーを拾っただけなので
등대 콜を狙ったわけではないのだけれど、
このキサニmが、なんとまあ、
ノリがいいというか、ラテン系というか

行き先を「金海空港 国際線」と告げると
“どこの国の人か?”と話しかけてきた。
普通、よく見かけるキサニmより年齢が若そうで
多分40才になってないんじゃないかな~。

“日本人だ”というと、
“へえ~、きれいだね~。モナリザかと思ったよー。”
をーーーい!
きれいとほめてくれたのは、うれしいけれど
なんで“モナリザ”なんやねん!
あれは、美人の基準か??

そのあと、いつものように
“○○アパートに住んでいるの?”とか
“仕事は何?”とか聞いてきた。
“空港には誰が来るの?”というので
“友達が来る。”と答えると、キサニm、
“友達はフランス人?”
あのさー、確かにそういうこともあるかもしれないけれど
普通は、日本人でしょうが、、、
おまけに
“友達も同じように美人なの?”と聞くので
“そうだよ~”と答えた。

“友達を迎えに行ってアパートに戻ってくるの?”と尋ねるので
“そうだよ~”と答えると
“このタクシーを使ってくれないか?”という。

どうせタクシーで戻ってくるつもりなので、それはいいんだけれど
飛行機というのは、到着時間が読めないところがあって
予定時間より早くついたり、延着したり、荷物が出てこなかったり
することがあるでしょ?
待ってもらうなら、その分の料金を払うことになるので
それも困るし… 後で交渉するか~と思いながら、他の話題に移った。

そのうち、途中で通るトンネルの料金所に来たので
カメラを取り出した。
実は韓国の有料道路では、お金(硬貨)を、
大きなカゴみたいな所に投げ入れるスタイルが多い。
日本でも一部、同じものがあると思うのだけれど
いかにも“빨리 パルリ 早く”好きの韓国人にピッタリ!
ブロガーとしては「写真にとってブログネタにするしかない」
と思い、シャッターチャンスをこれまで狙ってきたのだ。
でも、いつも速すぎて失敗していたので「チャンス!」だったのだ。

結局、撮影失敗したので、まあいいかと思っていたら
目ざとく見つけたキサニmが
“なんで、写真撮ってるの?”と聞いてきたので、
“珍しいから、お金を投げ入れているところを写真に撮りたい”と答えた。
すると、
“帰りにゆっくり走ってあげるよ~♪”
ををー、ノリのいいキサニmだーー!!

その後、例のごとく年齢を聞くので
“秘密だよん♪”というと
“○2才か?”という。実際年齢より若く言うので、笑って
“もっと上だよ”と答えると
“ぇえー?”と韓国人特有の息を吸う驚きの声をあげてな顔。
“それじゃあ、○0才だ!”とまだ実年齢より若いことを言うので大笑い。
全くもって“質問の王道”をゆくキサニm。

次は、でた~~っ!
“結婚しているの?”
“まだ、結婚していないよ。独身!”
キサニm、また“息を吸う驚きの声”をあげて
先手をうとうと思い
“何で?って分かんない。友達ふたりも独身よ!”というと
またまた“息を吸う驚きの声” <おもしろすぎ!

“キサニmの家族は?”と聞くと
“奥さんと子どもの3人家族”
あ~~、よかった!
また「離婚した」とか「独身」とか言い出さなくて

“名前は何?”と聞いてきたので
“히로미 hiromiだよー”と答えると
“私は 하 수○(ハ・ス○)です。”と名乗ってくれた。
うれしいことに、今回は名前が一発で聞き取れた

そうこうしているうちに空港に到着。
待っていてくれるのかと交渉をすると、
いったん行きの分の料金を支払い、
待っている時間はメーターを切っていてくれるという。
それなら、、、っていうんで、お願いすることにした。

予定到着時間までに後30分、
イミグレーションなどの手続きで30分と
考えると1時間は待つことになるからだ。
キサニmは、“ここの入り口で待っているから”と言って別れた。

到着待合いのところで、待っていると誰かに声をかけられた。
振り返ってみると、キサニmだった。
“あそこはCCVカメラがついているので、駐車して待っていられない。
 駐車場の方に行っているので、到着したら電話して~”
と携帯電話番号まで教えてくれた。

無事、友達が到着し、
タクシーの待っているところへ向かう。
機嫌良く運転し始め、何か話しかけたいけれど
友達と「日本語」で話している私たちに
入り込むチャンスがないようだった

で、例の料金所近くになったときに
“カメラ準備しておいて~”と教えてくれたので
“ゆっくり走ってね~”とお願いした。
行きの時に、
“写真を撮るなら「1・2・3~」と言って投げるから、
 その時、撮るんだよ”と打ち合わせていたので
“準備~ 1・2の3~ (チャリ)”

ところが、近すぎて投げているところが写らなかった
“撮れた?”というので
“失敗した~~~”というと
“次が最後のチャンスだよ!”(2カ所あるのだ)

“ほら、1・2の3~ (チャリ) 今度は撮れた?”
実は、近くがよいと思って、座席をそこにしたのだけれど
返ってちょっと離れていた方がよかったと初めの時にわかったので
2回目は、「撮ってもムダだな~」と思っていたのだけれど
キサニmにそんなこと言えないので(あまりにも悪い&語彙力不足)
とりあえず撮っただけで、画像としては失敗だったのだ
心配しているので、
“うん。撮れた!ありがとう!”
『嘘も方便』ってヤツです

ってなかんじで
『陽気なキサニm』と空港まで往復したのでした。

さすが、韓国は「アジアのラテン系」です。
こんなにノリのいいタクシードライバーは
日本では、なかなかお目にかかれまい

*注意*
キサニmとの会話が、こ~んなにできるほど韓国語が上達したのかって?
いやいや、キサニm、流暢ではないけれど「英語も話せる」のです。
だから、韓国語と英語のチャンポン。でも韓国語の方が多いけれど。
そして、このキサニmの韓国語がとても聞き取りやすい話し方だったのです。
あとは“コミュニケーションをとろう”というの問題ですな~。
やっぱり、あたしの韓国語の先生はタクシーキサニmかもしれない



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