韓国の子ども達は、ものすごく勉強をする。というかさせられる(^^ゞ
大学入試となる能力試験は有名だが、小学生でもかなりの子どもが塾に行っている。
いろいろ韓国の教育制度について話を聞くと、問題も抱えているようだ。
ま、どこの国の教育もそうだけれど。。。。。日本もね、、、
では、韓国の小学校ではどんな勉強をしているのか興味があって、教科書を買ってみた。
日本では、国から無償支給されていて、一般の本屋さんで手に入れるには、特別に注文しなくてはいけない。
韓国では、どうだろうかと本屋さんで「教科書はあるか?」と尋ねてみると
「何年生の?」と聞かれ、あっという間に出してくれた。
高学年の教科書を買っても私の韓国語の能力が追いつかないので、
わかりやすいだろうと、2年生の国語(韓国語)の教科書を買ってみた。
国語の教科書は2冊ある。
읽기(イルキ 読むこと) 쓰기(スキ 書くこと)とある。
中はこんな感じ。こちらは쓰기 日本の「書き方」みたいにきれいに文字を書くことの勉強のようだ。
「大きくなったら何になりたいのか。その分けも書こう。」というような作文のページ。
こちらは읽기 簡単な読み物が載せられている。
基本的には学校の制度(六三制)や学習科目は日本と似ている。
小学校では運動会もあるし、授業参観はもちろん、児童会活動や現在は総合的な学習の時間もあるそうだ。
私が、釜山にいたときには、土曜日は隔週で休日となっていたが、今では、土日がお休みとなったそうだ。
もともと、学校が終わったら、ハゴン(학원 塾)のお迎えバスが玄関にずら~りと並んでいたのに、
土日がお休みとなるとますます塾へ行かされる子ども達が増えたんじゃないかなあ~。
「ゆとり」とか言って勉強しなくなってしまった日本の教育制度は、今、急に詰め込み教育に戻ってきた。
あれもこれも、それもぜ~~~んぶ、「学校におまかせ」の日本の教育制度にもものすごく問題はあるけれど、
「塾におまかせ」の韓国の教育制度も問題有りだなあ~。
日本のいいところは真似して欲しいけれど、同じ失敗はして欲しくないと心から思う。
教科書を買われたら、どんな感じか教えてくださいね。
春の釜山もいいですよ♪
黄砂がすごいので、お気をつけ下さいね。
わたしも韓国の教科書に興味があったので参考になります。再来週釜山に遊びに行くので買って来たいと思います。ちょっと重いけど1~6年生まで…^^