釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

乾物市場 映画「チング」の撮影場所になった日本家屋/南浦洞

2012年05月28日 | 異文化交流

「いっつも食べ物の話ばっかりだっ!」て言われそうなので(^^ゞ
ちょっと釜山の町並みやら観光について書こうかな~。

戦前には大陸進出の拠点として日本人が多く住んだのが釜山だ。
特に、港に近い南浦洞や中央洞周辺には日本人居住区があったため、
街のあちこちで日本式の家屋がいまだに目に付く。
とは言っても、街の再開発で私が赴任していた当時と今とでは、
がらりと建物が替わっているので
今では、そんな古くなった家屋が残されているのは珍しくなってきているけれど。。。

その中でチャガルチ市場左手にある
건어물시장(コンノムルシジャン 乾物市場)は、
ほぼきれいに完全な形で日本の町並みを残している。

この乾物市場
地下鉄南浦洞駅の2番出口を出て、すぐ後ろのところ。
「乾物市場」というだけあって、売っている物はスルメ、煮干し、海苔などの乾物。
隣のチャガルチでは、鮮魚が多いけれど、こちらはずら~~~っと乾物が並んでいる。
チャガルチは観光客が多いけれど、こちらは地元の人が通うかな。


コレが、乾物市場の町並み。
なんだか、懐かしい感じがするでしょ?
「昭和」を感じさせるレトロな町並み。
元々、日本人が居住していたところがそのまま乾物市場として使われているそうだ。

この乾物市場 韓国映画「チング ~友へ~」の撮影場所としても有名になったのだ。
この映画は釜山を舞台としたチャン・ドンゴンが主演の映画で、大記録を打ち立てたそうだ。
南浦洞駅の2番と4番の出口の間には、こんなモニュメントもあるのだ。


「映画「チング」の撮影場所」

韓国って、こんなふうに
「ここは○○という映画(ドラマ)が撮影された所です」と堂々と看板に書いてあることが多い。
凡一洞のホルモン屋さんも同じく「チングの撮影に使われた」と
大きく看板に書いて掲げてあったし。

日本だと視聴者が「ここじゃない?」と探すことはあるだろうけれど、
こんなに堂々と主張することはないはず

さて、この乾物市場のすぐお隣。
南浦洞駅 4番出口からは韓方薬材通り(한방약재거리 ハンバンヤッチェコリ)
になっていて
こちらは、韓方の薬草などがずら~~~りと並んでいる。
通ると漢方薬の匂いがするよ~。

こんな感じ。
どれが何で、どんな風に使うのかサッパリ

すぐ近くにはロッテ百貨店光復店がどど~~~んと建ち、
南浦洞の町並みもぐっと変わってきている。
そのすぐ横に、こんなディープな韓国があるのは、おもしろいね。

でも、老朽化も進んでいるだろうし、いつ、取り壊されて新しくなるか分からない。
興味のある人は、早めにGO


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。