釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

キャッツ/オリジナル キャスト

2012年04月13日 | 異文化交流

2008年10月17日(金)のこと。

ミュージカルが好きな私。
日本では劇団四季のミュージカルを何度も見に行っていた。

ある日、釜山の市民会館で
「キャッツ オリジナルキャスト 来韓公演」というニュースを知った。
釜山に赴任してから、ミュージカル、見ていないっ!
オリジナルってことは、ロンドンからメンバーが来るってこと?
しかも、キャッツっ!!

と言うんで、見るしかないっ!!と決意
一人で行くのもなんだし、、、と周りを誘ってみるが、
ミュージカル?
英語でやるんでしょ
猫なの
という人ばかりで、だ~~~~れも、乗り気なし!

いいっ!ひとりでも行くっ!
内容はバッチリ知っているし、見るときに一人でも困らないし。
公演の場所は分かるし。と決行
チケットは、L先生に頼んでとってもらった。
この日、広安里の花火大会の第1部レーザーショーの日だったので、見に行かない?という
誘いも、無視して一人、会場に向かう。

韓国でのショーのお値段としては、結構、高い部類に入るので、見る人は少ないかと思ったけれど
金曜日だったからか、かなりの人が集まっていた。
市民会館の入り口↓


中に入ってみると、登場人物の張りぼて?がいくつか飾られていた。
こちらは、太っちょねこバストファー・ジョーンズ。
そばにいた人に頼んで、一緒に写真を撮った^^ゞ ミーハーだもん♪
 

こちらはご存じグリザベラ

劇団四季のグリザベラは衣装が結構、豪華なのに対して、こちらはちょっとみすぼらしい

メンバーのサイン入った傘も展示してあり、ちょっとだけだけれど関連グッズも販売していたよ。

まあ、でもこのあたりは劇団四季の方が商才あるなあ~

さて、公演が始まると、、、、
歌声がとってもいい響きアンサンブルがとっても染み渡る。
やっぱり英語の発音が曲に合っているんだろうなあ~
劇団四季の実力がどうのという訳ではなく、やっぱり曲と歌詞のバランスというのが、英語と日本語との違いが
あるのだろうなあ~。
こればかりは浅利慶太さんでも、どうしようもないだろうなあ~
ダンスもすごいし、老俳優猫アスパラガスが海賊猫グローバルタイガーに変わったときの声や動きの違いは
すばらしかったよ。
もちろんグリザベラも、落ちぶれ感がものすごくよく出ていて、プライドは高くて孤独、はすっぱな感じもいい
劇団四季のキャストだと、どうしてもこの2役は、役者さん自身が若いせいか、
まだまだ元気のあるアスパラガス、女番長みたいなグリザベラっていうことが多いので(^^ゞ

観客の反応もものすごく、拍手も多いし ダンスの見せ場なんかでは歓声もあがる。
いちばんすごかったのは、シラバブが「メモリーを韓国語で歌ったとき」
もう、会場中が大歓声と大拍手の嵐、もちろんスタンディングオベーション
ホント、韓国人って反応がよくて、役者冥利に尽きるわねえ~。
あまりの反応のよさに、それもおもしろかったよ。

劇が終わるか否かにスタンディングオベーションが始まり、アンコールまで歓声や指笛も鳴りやまず。
会場中、大盛り上がりだった。
日本だと、アンコールも込みって感じだし、席を立つにしても、かな~~~り立ってから、一部の人がって大人しい。

大満足のキャッツ観劇だったけれど、
衣装とメークは劇団四季の方が良かったなあ~。
衣装は薄汚い感じがする色使いだったし、その上、メークもはっきりしない色使いだったので、
目が馴染むまで、顔の見分けができなかったよ~~。

日本でもなかなか見ることのできない、ロンドンキャストの、しかもキャッツが見られて本当に幸せな日でした


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