釜山で一番好きなのは、広安里。
広安里はハングルでは광안리と書く。発音はちょっと難しくてカンアンリというけれど、正しくはクヮンアンリが近いかも。
釜山の海水浴場と言うと、海雲台（해운대 ヘウンデ）が観光特区として有名である。
夏になると、ソウルやその他の地方の人たちがこぞって押し寄せ、夏の海を楽しむ。
高級リゾートホテルが建ち並び、西洋人も多く見られ、オシャレな感じである。
韓国の人たちにとって、夏休みに海雲台で海水浴したというのは、かなりステイタスなようだ。
それに対して広安里は釜山の人、地元の人が海水浴を楽しむ、やや庶民的な海岸だ。
こちらも夏になると、こんなふうに↓多くの人が海水浴や日光浴を楽しんでいる。
広安里にかかる広安里大橋も見え、ロケーションは海雲台よりいいと思う。
海岸通りには、コジャレたカフェが並び、
パブやホップなどから海を見ながら飲み食いできるようにドンドン開発が進んでいる。
海雲台は海岸通りのお店から直接、海岸を見ながら飲んだり食べたりするところが少ない。
海岸沿いに植えられた松の木林が視界を遮ってしまうし、夜になると海が暗くてよく見えない。
その点、広安里の夜は、橋がライトアップ
されることや近くにあるフェセンターなんかの明かりがきれいで
夜景もきれい
海岸ではレーザーショーなんかも見られてロマンチックなムード
高級ではないけれどホテルもあるし、海岸ではいろいろな催し物も開催される。
庶民的な市場や飲食店も多いし、交通の便も悪くないし、本当に住みやすいところだ。
３年間、過ごした場所だから、愛着があるのかもしれないが、
広安里に住んだことのある日本人なら、きっと同じ気持ちになるだろう。
いつか、もう一度、広安里で暮らせたらいいなあ～
