釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

日韓夕べのつどい/カヤグム

2012年04月17日 | 異文化交流

韓国には日本と交流をもつことを目的としている団体が多いのだ。
政治や歴史、経済的にはいろいろな問題をもつ日韓両国だけれど、民間や一般の人々は仲良くなりたいと
思っている人が多い。
「文化交流協会」とか「友好協会」などというようなお堅い団体から、
「○○友の会」のような単純に、友達作りを目的としている団体まで、様々な会が結成されていた。

あたしも職業柄、いろいろな団体の会合に招かれることが多かったのだ。
これは、その中の一つに参加したときのこと。
 

主催者やお偉い方々の挨拶があった後、この協会が援助している日本人留学生に奨学金が授与された。
おいしいご飯を頂きながら、本日の催し物。

今回は、カヤグムの演奏だった。 

カヤグムはハングルで가야금」漢字では「伽耶琴」と書く。
見ての通り、日本のお琴に似ている伝統楽器だ。

日本のお琴は弦が12本なのに対して、カヤグムは13本。
爪をつけて演奏するお琴に対して、爪をつけないで指の腹を使って演奏するカヤグムと
違いはあるけれど、ルーツは同じだろう。


チマチョゴリの民族衣装を身につけて演奏してくれた。
今回は椅子に座っての演奏だったけれど、座って演奏するときには、カヤグムの片方を膝の上に載せて
演奏するそうだ。ここも日本のお琴とは違うね。

音色は、琴に比べると、太くて乾いた音。
琴の音色を“女性”とすると、“男性”の感じがするのだ。

何にも貢献していないのに、ご飯も食べられ、よい演奏も聴かせてもらい、ホント、幸せ者ですよ


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