信じられない できごと(T.T) その４

韓国人は歌うのが大好き
あちこちに数多くのカラオケ店がある。
そして、カラオケに行くと、日本人のように、ソファーに座って
自分の選曲に一生懸命とか、他の人と話をしていて最後だけ拍手するとかはない。
とにかく、ソファーに座っていない。←ミチゲッタ６

歌う人はもちろん、ほかの人も、ほとんどが立ってタンバリン打ち鳴らし、
跳びはね踊る

ノリのいい曲だとまずほとんどが曲にあわせて踊っている。
と言っても決して、若い歌手のようなシャレた踊りではなく、
何でもいいから踊るってかんじ。幼稚園のお遊戯に毛が生えたようなものかな
そして、バラードだと男女が組になり「社交ダンスもどき」で踊る。
これもステップはかなりいい加減。回ってみたり手をつないでみたり。
誰もソファーに座っていないのだ
座るのはビールを飲む時かおつまみをつまむときくらいかな

ってことで、やってきたカラオケ店でも、
もちろん、踊って歌って大騒ぎ。
本当に仕事があったけれど、ここまできたら仕方ないと覚悟を決めて
同じく騒ぐあたし。

と、ここで、こんなおもしろいところをブログネタにしようと
いつも持っているカメラを取り出した。
何枚か撮っていると、そのカメラをめざとく見つけたS氏。
カメラを奪い取って、私を撮り始めた。

もともと３００枚も入ったカードだったので、残りは１０枚ほどしかなかった。
２，３枚撮れば気が済むだろうと思ったけれど、
それでもしつこく私を撮影してくれる。
もちろん、日本語表示にしてあるし、
S氏は日本ができないのでカードがいっぱいになったら気が済むだろうと思っていた。
座ってなにやらしているのは知っていたけれど、何せ大騒ぎのカラオケ。
しかも「返して欲しい」と言っても、そのままいじっていた。
どんな画像が撮れたか見ているのだろうと思っていたのだけれど
しばらくするとまた、撮影を始めた。それも何枚も何枚も…

あれ？？
そんなに撮れる枚数残っていたっけ？
まさか！？

と、S氏からカメラをとって、確かめると…
残り撮影枚数２６４枚と表示された。
え？何？どういうこと？
と、何度も確かめてみたけれど、撮ってあった済州島の画像と、それ以外のもの
約３００枚が全消去されていて、
大騒ぎのカラオケの画像だけが写っていた←ミチゲッタ７

どこをどういじくったのか、今までの画像を全消去して、
カラオケの様子を撮影していたS氏。

後から、確かめたら、全消去するには、画面のモードに入って
その中から「全消去」の項目をクリックしないとできないのだ。
１枚や２枚なら分かるけれど、
なんで読めない日本語で、よりによって「全消去」を探り当てたのか←ミチゲッタ８

カラオケ店で、その事実に気がついたけれど、
すでに、またヘベレケになっていた先生に言うこともできず、
かといって言っても、どうにもならず、カラオケを終了した。

S氏が、タクシーに同乗してくれて
（方向は全く違うけれど心配してのこと。このあたり、日本人男性、見習うべし）
うちに帰った。
途中で、S氏、
「僕はニコンの一眼レフデジカメを持っているから、
　今度、それで撮影してあげるよ。
　そのデジカメはやっぱり、動きに弱いよね。」
などと言う。

あ～～、画像を消去したことを、彼は知らないんだ。。。
責めても仕方ない。。。

と、思いながら帰宅したのだった。