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テレビっ子のひとり突っ込み

『お昼12時のシンデレラ』 あらすじ・感想 (ネタバレ注意!)

2021-11-22 23:59:02 | 中国ドラマ
    

◆おススメ度
★★★★★


◆キャスト
フォン・トン(風騰グループCEO):チャン・ハン
シュエ・シャンシャン(風騰グループの経理部社員):チャオ・リーイン
ジョン・チー(風騰グループ製品開発部部長。フォン・トンの親友。):ホアン・ミン
リー・シュー(ユエユエの親友でフォン・トンの幼馴染):リー・チョンユアン
フォン・ユエ(フォン・トンの妹。出産の際シャンシャンに助けられる。):チャンヤン・グオアル
イェン・チン(フォン・ユエの夫。風騰グループ投資部の部長。):バイ・コーリー


◆感想

このドラマは、「シンデレラはオンライン中!」にハマって色々調べてたらシンデレラ3部作っていうのがヒットして、その1作目がコレ、ってことで、
あまりタイトルがそそられなかったけどダマされてたと思って見てみたら、結局ハマっちゃったっていう作品です。
このドラマも、何度もリピート視聴しちゃってます。

(詳細なあらすじを紹介したいと思ってたら結局ずっと時間なくてかけないままになってしまうので一旦感想と簡単な紹介だけ。)

このドラマの簡単なU-NEXTの紹介分が「平凡なOLとクールなCEO、お弁当がつなぐ2人の恋を描いたハッピー・ラブコメディ」。そして、そのタイトルが
「お昼12時のシンデレラ」。なんか、これだけだと全くそそられない・・・。
まー確かに、ほんとに簡単に紹介するとそうなのかもですが、実際めっちゃ長いお話なのでどこに着目して紹介するか、なんですよねー。

なんか、せっかくCEOとのラブコメでシンデレラストーリー的なやつなんだけど、"お弁当"っていう庶民的な印象を与えるアイテムが現実に引き戻される
感じでイマイチなのかなー。

まー、実際はコレ、RhマイナスのAB型っていう希少な血液型を持つヒロインが、大企業の社長の妹の出産時に急に呼び出されて血液提供をしてあげることで
社長の妹を救い、感謝の意を表すためにその妹がレバーを含む社長宅のシェフが作るお弁当を兄である社長に託し、その社長がしぶしぶ弁当を持たされ
秘書を通してヒロインにお弁当を届けるようになるっていうところから始まる物語です。

       

で、まずヒロインのシュエ・シャンシャンは何の特技もないのに大企業に入社できたことにちょーっとだけ疑問を感じてたり(感じるようになって?)します。

そして社長であるフォン・トンは、もしもの時に唯一の血族である妹を守りたくてそもそもシャンシャンを採用していて、もしもの時に血液を分けてもらう
代わりに、大企業の職を与えているっていうちょっと勝手なギブアンドテイク的に考えているところがあったりします。(雰囲気的にですが。)
(のちのち二人の感情が変化してきたときにそのことが二人の仲をちょっとだけ拗れさせる要因になったりもしますが。)

なので、フォン・トンは妹に血液を提供してくれたシャンシャンに対し、初めはなんの興味も持たなかったりします。そんなシャンシャンは社長秘書から
毎日届くお弁当の意味をみんなが勘繰って興味津々なのに耐えられなくて、一人誰も来ない屋上でお弁当を食べるようになります。

そして、実はそこが社長室のすぐ横っていうロケーションで、(多分みんな知ってるので立ち入らないような場所なんだけど、シャンシャンは見習いの新入社員
でかつみんなと一緒に研修を受けていないので知らない?)そこで美味しそうにお昼ご飯を食べるシャンシャンにだんだんとフォン・トンが興味を持つように
なるっていう・・・。(社長室の窓ガラスが外から中は見えない仕様になっているためにシャンシャンは見られていることに気付かない。)

で、フォン・トンは寒くなってきた頃にシャンシャンを社長室に呼び出し、自分のキライな野菜なんかを選り分ける係っていう名目でシャンシャンと一緒に
昼食をとるようになります。
で、まーありがちですがフォン・トンはシャンシャンが気にはなるけどそれが恋だっていうことにはなかなか気づかない。

シャンシャンは、社長が自分に興味を持っているなんて夢にも思わないんだけど、だんだんとフォン・トンの態度が変わってきて、お金持ちでイケメンの
社長にドキドキしたりもしつつ、現実的ではないと頭で考えフォン・トンの好意を迷惑に思ったり、気まずくて避けたりと、なんか中国とか韓国のドラマに
ありがちな、好きになったら一途、とかイケメン社長に弄ばれるのを警戒して頑なに拒否するっていうパターンとはまた違った、けっこう等身大の庶民女子が
抱く感情をストレートに表現してるところが他のドラマと違って面白いところです。
(時々出てくるシャンシャンの心情をアニメ化した映像が若干意味が分からず見てるこっちの解釈の混乱を招きもしますが。)

フォン・トンの行動もイマイチ読めないんだけど、なんか要所要所で胸キュンポイントがあっていい。

         

特に、ある事情があって年越しをフォン・トンの旧宅で過ごすことになったところ、めちゃくちゃ好きです。


知ってはいたけど、中国ってフツウに12月末の年越しと春節を迎える時の年越し(日本で言う旧正月?)とがあって、それがドラマでも出てくるんだけど、
もう何回年越しやんの?ってやや混乱します。

劇中で夫婦役を演じているイェン・チンとフォン・ユエを演じたバイ・コーリーとチャンヤン・グオアルは実生活でも結婚しているらしいです。

個人的にはヒロインのチャオ・リーインよりもユエユエの方が可愛くて好きな顔。


なんかほんと、簡潔にはうまく言い表せませんがすごくオススメ作品です。
(チャン・ハンのなんとなく韓流意識してるようなこのドラマのビジュアルも好き。)

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2 コメント

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Unknown (chorus-kazeアッコ)
2021-11-23 10:01:25
おはようございます。
だいぶ前に観ました。
仔犬のような可愛らしい女の子で
「楚喬伝」のような寡黙な刺客とは
全く違うキャラの、硬軟を見事に演じ分ける
変幻自在なすごい女優さんだなと感心します。
あまり裕福でない家庭で育った苦労人らしく
真偽はわかりませんが
ウィリアム・フォンとの離婚は、
おうちの格差みたいなこともあるようです。
このドラマで、チャン・ハンを初めて知りましたが
ツンデレ役が良いですね~。
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>chorus-kaze(アッコ)さん (miso)
2021-11-23 12:33:12
こんにちは。
このドラマは2年くらい前にみました。
確かに、「楚喬伝」のチャオ・リーイン硬派でしたね。
あんなにアクションとかできるんだと感心しました。
苦労人だったとは知りませんでした。
ドラマに出てる方たちって調べてみるとけっこう色々苦労されてる方も多くて
むしろそっちがドラマになるんじゃ?っていうようなことも多いですよねー。
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