中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

京都記念、共同通信杯

2012-02-12 07:51:15 | 最終結論
京都11R 京都記念
◎ダークシャドウ
○ウインバリアシオン
▲ヒルノダムール

 瞬発力、底力勝負、どしらも対応できるダークシャドウを狙う。前走の天皇賞2着は、直線で前が詰まり手綱を引っ張る大きなロスがあった。その分、勝ち馬に外から早めに抜け出され最後は狭いところに入って馬も嫌気を差していた。負けて強しの一戦。今回は1ハロンの距離延長になるが、折り合いに不安のあるタイプではないし、じっくりと構えれば問題ない。久々になるがこの中間は3週続けて負荷の掛るウッドで5ハロンから意欲的に追われてきた。元々体質に弱いところを抱えているタイプだけに、ビシビシ攻められている点には好感が持てる。


東京11R 共同通信杯
◎ストローハット
○ディープブリランテ
▲ゴールドシップ
△コスモオオゾラ

 ディープブリランテにとってここが試金石。ここは先行馬不在でスローペース必至。依然として折り合いに課題を残し、前に壁を作るのは難しい。大きなフットワークで大物感は感じるが、デビュー戦でスローペースで運びながらラスト1ハロンを12秒5も要したのがどうしても引っ掛かる。

 スロローハットの前走は久々で10キロ増。ハミにモタれるところがあり、中団のインからロスなく運びながら伸び切れなかった。ひと叩きして1ハロンの距離短縮で前々走の脚力を再現できれば。



東京新聞杯、きさらぎ賞

2012-02-05 09:58:58 | 最終結論
東京11R 東京新聞杯
◎マイネルラクリマ
○フミノイマージン
▲ダノンシャーク
△フレールジャック
×コスモセンサー
×ブリッツェン

本格化著しいマイネルラクリマを本命視する。前走の京都金杯1着は、ハイペースの流れを4番枠から気合いを付けて出して行く。強気の松岡らしい騎乗だ。道中は5番手のインから追走する。速い流れを自身も1000メートル通過58秒0とかなり厳しいラップで追走する。出して行っている分、4角の下り坂は掛らないように手綱をがっちりと抑える。4角からはオースミの外めに進路を切り替えるも、直線入口は前がびっしりと壁になり大外へ持ち出す。立て直してスパートされると、力強い伸び脚でグンと伸びる。3着馬との叩き合いを制しラスト100メートルから単独先頭に躍り出て押し切った。先行有利の馬場状態とはいえ、先行馬には厳しい流れを押し切ったのだから強いのひと言。前々走のキャピタルS3着は、一貫した流れを道中は中団からの追走。引っ張り切りの手応えで前に壁を作って脚をタメる。絶好の手応えで直線を向くと、坂上で狙っていた進路をガルボに締められる。右手綱を引いて外めに持ち出そうとしたが、今度はスマートステージが外から被せてきた為に断念。次にコスモセンサーとガルボの間の進路を狙うも開かない。ラスト100mから外めに持ち出し、猛追するも僅かに届かなかった。脚を余した。底力に溢れた末脚が武器で、スッと先行できる脚力もある。ここはブリッツェンが逃げ、番手構成はコスモセンサーとガルボ。極端にペースは落ちない。この中間も2週続けてコースで意欲的に追われ、動きも絶好。連勝へ。

京都11R きさらぎ賞
◎マジカルツアー
○ベールドインパクト
▲ヒストリカル
△マイネルアトラクト
×アルキメデス
×ジャスタウェイ

 キャリア1戦のマジカルツアーを推す。前走のメイクデビュー1着は素質馬の揃った一戦。スッと16番枠からハナへ立つと、すんなりとペースを落とす。ハミが抜けてリラックスした道中。直線を向き軽く仕掛けられると、首をしなやかったに使った走りでひと脚使って逃げ切った。馬場、展開に恵まれたとはいえ、中身は濃かった。スッと先行できるスピート性能があり、背中が柔らかく首をしなやかに使えて軽い走りをするタイプ。二の脚も使える。ここはトモが緩いタイプや折り合いに不安を抱える有力どころが多く、先行の利は大きい。

小倉大賞典

2012-02-04 13:29:26 | 最終結論
小倉11R 小倉大賞典
◎トップゾーン
○コスモファントム
▲ダノンスパシーバ
△ヤマニンウイスカー
×ガンダーラ
×ブロードストリート


伏兵トップゾーンを狙い打つ。ハミにモタれる面があるのだが、前走の中山金杯8着は丸田がいつもよりポディションを落として前に壁を作って折り合わせた。道中の折り合いは完璧だったが、3角で故障馬の煽りを受けて手綱を引っ張る不利があった。その後立て直して直線もゴチャつきながら最後まで粘り強い脚を見せた。助走したい時に受けた不利は想像以上に大きかった。前々走の中日新聞杯7着は、テンから出して行ったことで道中は力んで走っていたし、勝負どころは外にモタれて減速してしまった。鞍上がうまく制御できなかった。今回は同じ小倉コースだが、鞍上の丸田は前走でタメる競馬で折り合わせたし、直線で外めに持ち出して減速せずに加速できればいい脚を使える。差し切りに期待。

AJCC,平安S

2012-01-22 12:05:05 | 最終結論
中山11R  AJCC
◎ルーラーシップ
○リッツィースター
▲ナカヤマナイト
△ゲシュタルト
×ミステリアスライト

京都11R 平安S
◎エスポワールシチー
○ヒラボクキング
▲アドマイヤロイヤル
△グランドシチー
×スラットジェルラン
×トウショウフリーク

中山9R 若竹賞
◎バンザイ

中山10R 若潮賞
◎マイヨール


時間がないので印だけで失礼します。

京成杯ほか

2012-01-15 11:33:50 | 最終結論
中山11R 京成杯
◎キネオピューマ
○アドマイヤブルー
▲ブライトライン
△コスモアンドロメダ
×ベストディール
×マイネルロブスト

素質馬キネオピューマを本命視する。前走のデビュー戦1着は、少し気合いを付けて好位のインを取りに行く。道中も常に気合いを付けながらの追走でフワフワした走り。しかも、4角から直線にかけては馬込みに揉まれる苦しい形。坂下でも前が壁になって追えず、外から2着馬に完全に出し抜けを食らう。坂上に進路を見出すと、狭いところを瞬時の加速力で突破。一気に差し切ってしまった。しかも、ノーステッキで少し気合いを付けただけである。すごい瞬発力だ。キャリア1戦とはいえ、前半からある程度脚を使い勝負どころで揉まれる競馬を経験できたのは貴重な財産になった。勝負根性と鋭い決め手はここでも通用する。フワフワして遊びのあるタイプで、距離延長も問題ないと見る。


アドマイヤブルーの前走のホープフルS1着は、初の長距離輸送でもイレ込むことなく、下見どころでは落ち着いた周回を見せていた。レースでは、メイショウカドマツの作る中緩みの流れを好位の外めから追走する。前に壁を作ることはできなかったが、ピタリと折り合う。3角から手綱が動き始め、4角でも手応えは決して良くない。直線を向き、ステッキが入るも坂下では先頭から4馬身の差がある。坂上でも反応は良くない。万事休したかと思われたが、坂を上り切ったところでグンと加速。ゴール前ですごい伸び脚を見せて差し切った。中緩みの流れを自ら追いかける苦しい競馬だったが、何とか差し切った。坂路でも楽々と好時計を出すように確かな脚力を秘めている。だが、前走は坂を上り切ってからグンと重心を沈めて伸びたように、本来は平坦コースを得意とするタイプかもしれない。そこに死角はある。

ブライトラインの前走ラジオNIKKEI杯2歳S5着は、10番枠からスッと馬任せで中団より少し前めからの追走。インの経済コースを上手く立ち回り、道中は折り合いに専念。3角からレースは一気に動いたが、同馬は馬込みに包まれて動けない。これは勝ち馬も同様で、一瞬の脚力で抜けられるタイプには逆にプラスに作用するが、同馬のようにスッと動けないタイプにとっては、仕掛け遅れになってしまう。結局、直線も馬込みを捌くのに苦労し、伸び切れなかった。やはり、前々走のように持続力を生かす競馬が合っている。中山コース向きの底力を備えた先行馬だ。

中山10R 初富士S
◎リヴェレンテ

前走の猪名川特別1着は、残り5ハロンから一気にペースアップする持続力を求められる流れ。これを6番手から追走し、四位らしいメリハリのある競馬で差し切った。直線は外から被される場面もありながら、ピッチの利いた回転の速いフットワークから鋭い決め手を発揮した。昇級でも。

京都10R 紅梅S
◎サクラエミネント
○サウンドオブハート

 先行馬有利の馬場状態を味方にサクラエミネントの逃げ切りに期待する。1ハロンの距離延長になるが、前走は流れが一気に緩んだ3,4角でも抑えが利いてそこからもうひと脚使うメリハリのある競馬ができた。デビュー戦は2頭でガンガン飛ばしてオーバーペースだったし、外差し馬場も向かなかった。馬体細化の懸念はあるが、一週前に長めからびっしりと追われ、攻め自体は問題ない

京都8R
◎キングヴェリナ

 距離延長でキングヴェリナを狙う。前走のスプリント戦10着は、追走に苦労し3角ではゴチャついて手綱を引っ張るシーンがあった。直線もゴチャつくインを突き、満足に馬込みを捌けなかった。それでも、最後まで集中して伸びたのは収穫だった。距離延長で追走は楽になる。


京都7R
◎ゼロス

 淀みない逃げを得意とするゼロスの逃げ切りに期待する。

フェアリーS(GⅢ)ほか

2012-01-09 11:06:59 | 最終結論
中山11R フェアリーS
◎フライングバルーン
○マイネエポナ
▲シャンボールフィズ
△オメガハートランド
×パストフォリア
×ダイワミストレス

 10時30分現在で単勝10番人気のフライングバルーンを狙う。前走のベゴニア賞6着は、ポンと好発を決めると先団へ。だが、前半から流れは落ち着き先団で馬群が固まってしまう。2ハロン目から手綱を引っ張って少しポディションを落とす。終始、馬5頭分外を回らされ、掛り気味の道中。直線で馬なりのままポディションを上げ、ラスト2ハロンから追い出される。一瞬の脚でグンと突き抜け単独先頭に躍り出る。ラスト1ハロンから右ステッキを入れられると反応し過ぎて内へモタれたところを後続に差されてしまった。外枠で流れが落ち着いたために内に潜り込むことができず、前に壁を作れずになし崩しに脚を使わされた。着差以上に中身は濃い。前々走の未勝利戦1着もポンと好発を決め、手綱をガッチリ抑えながら逃げ馬にプレッシャーを与えつつ2番手を進む道中。絶好の手応えのまま直線を向くとラスト2ハロンから追い出される。ラスト2ハロンを10秒6-11秒7の一気の脚で突き抜けた。身のこなしの柔らかい走りをするタイプで、スタートセンスと一瞬の脚力に優れる。中山マイル向き。ひと叩きして上積みが望めるし、鞍上の蛯名も心強い。このメンバーなら極端なハイペースは考えづらく先行策から一瞬の脚を生かせる。

 マイネエポナは一戦毎に内容が良化している。前走の未勝利戦1着は、スッと好位のインに潜り込み、道中は経済コースを上手く立ち回る。4角は少しゴチャついてブレーキを掛ける形に。立て直して直線で追い出されると、グングン加速。余力残しで差し切った。スッと前々で運べるスピード性能と追ってからもひと脚使える。上昇度は見逃せない。

 シャンボールフィズの前走は、最終週の荒れ馬場で最内枠発走。好発を決めて先団争いもできそうな手応えだったが、鞍上は一旦ポディションを下げて馬場のいい外めへ持ち出す。チグハグな誘導で3角から外めに持ち出されるも、流れに乗ることができず。最後は大外から伸びてはいるが届かなかった。初めて経験する一貫した流れと揉まれる競馬は、いい勉強の機会になった。緒戦で見せた瞬発力は、2戦目の経験で更に凄みを増すはずだ。中山マイルでは厳しい大外枠に入ってしまったが、そこは一番信頼のできるルメールの手腕でカバーできる。

京都9R 福寿草特別
◎ミルドリーム

ミルドリームの瞬発力は非凡だ。前走の未勝利戦1着は、中緩みの流れを道中は中団馬群からの追走。しっかりと前に壁を作り、脚をタメる。4角でジワッと乗られ直線を向くとラスト2ハロンから追い出される。そこからグングンと素晴らしい伸び脚を見せ、最後は粘る2着馬をゴール前で差し切った。デビュー戦の瞬発力勝負の流れで屈したのは、マイルならGI級の能力を秘めるエネアド。決して末脚は見劣らなかった。500万クラスならあっさり。

京都10R 新春ステークス
◎オーセロワ
単騎逃げ有望のオーセロワを狙う。前走のゴールデンサドルトロフィー1着は、テンから淀みないラップを刻み、3,4角でもペースを緩めない。直線は後続に寄られながら二の脚を使って逃げ切った。ここは単騎逃げが望めるメンバー構成で、直線平坦な京都で更に。

京都11R 淀短距離ステークス
◎ミキノバンジョー
 阪神Cは3角で故障馬の煽りをモロに受けた。前々走の京成杯も4角でゴチャついてブレーキを踏む場面がありながら直線は馬群を縫うように伸びてきた。スムーズなら。

シンザン記念

2012-01-08 09:05:34 | 最終結論
京都11R シンザン記念
◎タツストロング
○ピュアソウル
▲トウケイヘイロー
△シゲルアセロラ
×マイネルアトラクト
×オリービン

【展開予想】
 ここはスピードに勝るシゲルアセロラが楽にハナを奪えるメンバー。初のマイル戦ということで飛ばすことは考えづらく、後続を3馬身ほど離しての淀みないラップを刻むだろう。2,3番手もテンの行き脚が違うことから無理な競りかけはせず、3馬身ほどの間隔を開けての追走。後続も末脚が生きる流れだが、基本的には先行してスッとひと脚使えるタイプが有利。

急激な良化を見せるタツストロングを推す。デビュー後2戦はトモに重心が掛り、発馬で行き脚はつかなかった。それが前走ではポンと好発を決めてスッと先行争いに加わった。明らかにトモが強化されている。その前走、好発からスッと先行争いに加わり2ハロン目からは手綱を抑えて5番手に控える。ここで少し行きたがるところを見せたが、すぐに折り合う。4角から少しずつ気合いを付けてスパートを開始すると、直線で右ステッキに応えてグンと突き抜けた。掛るくらいの行きっぷりだが、鞍上の指示に従順でメリハリのある競馬ができている。これなら4角の下り坂や1ハロンの距離延長も克服可能と見る。何よりフットワークが大きく、外回りコースに替わるのは歓迎材料だ。前々走の小倉の未勝利戦は1200メートルで追走に苦労し、4角は外へ膨れて一旦ブレーキを踏んでしまった。今週の坂路では、馬体を併せたままラスト1ハロンから軽く気合いを付けられると、素晴らしい伸び脚で突き抜けた。タメが利く分、終いにいい脚を使えるようになっている。ここは絶好の13番枠を引き、前走同様に内の各馬の出方を見ながら競馬ができる。

ピュアソウルは相当な決め手の持ち主。前走の未勝利戦1着は、スローの流れのなか道中は抑えるのに苦労するほどの行きっぷりで馬込みからの追走。3,4角でも抑えたまま。直線でスムーズの馬場の3分どころに持ち出すと、グンと重心を沈めた推進力に富んだ走りで一気に差し切った。420キロ台の小柄な馬体から繰り出すカミソリの切れ味はドリームジャーニーを彷彿とさせるもの。中間は速い攻め馬が一本だが、直前の動きを見る限り牧場でも乗り込んできたはずだ。

 トウケイヘイローの朝日杯FS4着は実に強い内容だった。12番枠から好発を決めるとスーッと馬なりで先団へ。2ハロン目から手綱をグッと抑えてポディションを下げる。道中は引っ張り切りの痺れる手応え。向こう正面までは前のマコトリヴァーサルが壁になって脚をタメることができたが、3角からマコトが2番手に押し上げたことで前の壁がなくなってしまう。ここでハミを噛んで引っ張り切りの手応えのまま先頭に並びかけてしまう。4角から直線にかけても馬なりの絶好の手応え。直線で満を持してスパートすると坂下で単独先頭に躍り出るも、急坂で失速してしまった。外枠で前に壁を作ることができなかったのが悔やまれる。4角まで我慢できていれば間違いなく勝ち負けの内容だった。相手関係を考えれば、ここはいかにも恵まれた。しかし、前走のような極端な前傾ラップは考えづらく、今回は京都外回りコースで4角では下り坂が待っている。ここでハミを取ってしまわないかの懸念はある。クラスが落ちることでテンのペースが落ちることは同馬にとっては歓迎できない。本質的には1400メートル以下に適性がある。

単勝:13
複勝:13
馬連13から全通り
ワイド13から04,11,12,03,09,16
3連単を買う場合
13,04から04,11,12,03,09,16への軸2頭マルチ

中山金杯、京都金杯

2012-01-04 20:51:51 | 最終結論
中山11R 中山金杯
◎イケドラゴン
○アドマイヤコスモス
▲エーシンジーライン
△フェデラリスト
×トップゾーン
×ミステリアスライト

 エーシンジーラインがハナ。それほど行き脚の速いタイプではなく、淀みない流れは考えにくい。番手構成はイケドラゴン。51キロの軽量を利して積極策。出脚はエーシンより速いだろうが、1角ですんなりと2番手に控え無理な競りかけはない。斤量を背負うコスモファントムとしては早めに動きたいクチだが、ズブさがあるタイプでスッとは動けない。アドマイヤコスモスもこのメンバーならスッと好位は奪えるが抜け出すとソラを使う分、そう早めには動けない。淡々とした流れのなかでのラスト5ハロンから速くなる流れ。

 51キロの軽量を利してイケドラゴンの粘り込みに期待する。前走のディセンバーS5着は、最内枠から手綱をしごいてハナを主張する。だが、外からホクトスルタンがハナを主張したために2番手にスッと控える。出して行ったことで掛ることを懸念したが、力まずに折り合えた。その後は4ハロン目から11秒7-11秒6-11秒6の締まった流れを2番手から追走する。しかも向こう正面では掛ったショウナンアルバが被せてくる厳しい形。4角でバテたホクトスルタンがペースを落としたところでスッと動き、先頭に躍り出る。直線は手応えが怪しくなり馬群に沈みそうになりながら粘りを見せてゴール前まで抵抗して見せた。負けて強しの内容だ。先行してこそのタイプでようやく復調気配を見せた。前走から5キロ減はいかにも恵まれた。ここはエーシンジーラインがハナを奪うメンバー構成で、締まった流れは考えづらい。軽量と先行力が生かせる流れ。お年玉獲得へ。

単勝:10
複勝:10
馬連:10から総流し
ワイド:10から5,8,12,2,16,6

京都11R 京都金杯
◎アスカトップレディ
○サダムパテック
▲ショウリュウムーン
△ヤマカツハクリュウ
×アスカクリチャン
×オセアニアボス

 距離短縮でアスカトップレディを狙う。前走の愛知杯10着は、シンメイフジの引っ張る淀みない流れ。これを馬任せで1角からスッと5番手の外めに取り付く。レースは向こう正面から一貫した厳しい流れ。番手馬が軒並み向こう正面から追い掛けたために、先行馬総崩れの流れになってしまった。同馬も三分三厘から外めを通って馬なりで先頭に並びかける正攻法の競馬。手応えからして直線で弾けることを期待したが、直線であっさり脱落してしまった。ペースが厳しかったこともあるが、道中からハミにモタれて力んでいたためスタミナを消耗したのが一番の敗因だ。その分、追ってから弾けない。2ハロンの距離延長は間違いなくプラスに作用する。2走前のユートピアS1着では、3番手の外め追走からレースのラップが11秒2-11秒2のところを馬なりのまま先頭で並びかけ、ラスト1ハロンから追い出されると、一瞬の脚で突き抜けた。すごい脚力だ。一瞬の脚力を生かすにはマイルが一番だ。ここは強力先行型が揃い、前半から淀みない流れは必至のメンバー構成だ。これなら中団から折り合うことができるし、一瞬の脚も生かせる。53キロはいかにも恵まれた。差し切る。

単勝:16
複勝:16
馬連:16から総流し
ワイド:16から1,2,4,5,9,10

土曜日阪神5R

2011-12-23 23:25:38 | 最終結論
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阪神5R 2歳未勝利戦(芝・1800㍍)
◎スズカキングダム
○ベールドインパクト

 2戦目のスズカキングダムを狙う。デビュー戦は発馬で大きく置かれ、道中は離れた後方を追走する形。3角手前から外めを通って追い上げ、3角で一気に馬群に取り付く。4角ではすごい行きっぷりで、加速したまま直線へ。一気に差し切るかの勢いだったが、直線半ばで内の馬と接触し失速。最後はジリ脚になってしまった。それでも、3角で一気に取り付く時の脚と直線入り口の加速力は目を見張るものがあった。距離延長と外回りは歓迎。差し切る。

 ベールドインパクトは4角で外に膨れる癖があり、怖がる面もある。必然的に4角は大外を回る形になり常にロスは覚悟しなければならない。それでも、追ってからの末脚は確かなもの。最終週の外差し馬場も向く。ここもテンはそう速くならない。









マイルCS(GI)最終結論

2011-11-20 07:51:54 | 最終結論
京都11R マイルCS(GI 芝・1600㍍)
◎エーシンフォワード
○イモータルヴァース
▲リディル
△サプレザ
×フィフスペトル
×リアルインパクト

 土曜日はかなりの量の降雨があり、不良馬場で施行された。日曜日は天気が回復する見込みだが、やや重までだろう。土曜日の競馬を見る限りは内3頭分の馬場の痛みは激しく、先行馬もそこを避けている。外へ持ち出す差し、追い込みタイプは更に外を回らされ結果として前が止まらない展開になっている。馬場の5分どころは走れる状態にある。強力先行型がいる以上、後方待機組でも強気に内側に突っ込む騎乗が必要になる。

 昨年の覇者エーシンフォワードを本命視する。前走のスワンS6着は、久々で59㌔を背負い前の止まらない高速馬場。道中は終始、中団追走から馬群の外めを通らされロスの多い誘導。直線では内へモタれて矯正しながらの追いで伸びを欠いた。道中のロスに加え、速い脚を求められる流れでは厳しかった。ひと叩きし、この中間は2週続けて坂路でびっしりと追われグンとデキは上向いている。前脚をピンと張り出して柔らかい動きが目に付いた。間違いなくデキは良い。休養前の安田記念12着は、直線で加速した時に前が詰まる不利があり、力を出し切れていない。昨年のこのレースでは、13番枠発走から発馬後にスッとインに潜り込む。道中は縦長のハイペースの流れを中団のインから追走する。終始、馬群の内めを通り直線も馬場の3分どころへ突っ込む。力強い伸び脚で加速し、残り100㍍地点で単独先頭に躍り出る。早めに抜け出した分、最後は大外の各馬に迫られたが何とか押し切った。ハイペースの差し馬で、荒れ馬場も苦にしないタイプ。絶好の6番枠を引き、ロスのない競馬ができる。岩田も前走の敗戦を生かし内側にこだわるはずだ。直線で馬場の5分どころに突っ込めれば視界は明るい。連覇へ。

 仏のイモータルヴァースは一瞬の加速力が武器の3歳牝馬。前々走のジャックマロワ賞1着は、残り2ハロンから大外へ持ち出し一瞬の爆発力でグングン加速して差し切った。ゴール前でサプレザに詰め寄られたように一瞬の脚に優れる反面、長く脚は続かないタイプと見る。今回も最後方追走からの追い込みに徹するだろうが、4角から直線入口にかけての位置取りが最大の鍵を握る。京都外回りは4角の下り坂で加速がつくため、直線は馬群がバラける。追い込みタイプでも内側に持ち出すのは可能で、前が詰まるリスクも少ない。こちらも馬場の5分どころへ持ち出せれば戴冠の可能性は高い。課題とされている高速馬場への適性だが、身のこなしは柔らかくバネの利いた走りをするタイプ。軽い走りで高速馬場への適性はあると見る。