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天皇賞回顧

2005-05-06 12:05:07 | 回顧
遅ればせながら天皇賞回顧です。

今の京都は異様に硬く高速馬場。上がりも速くなかなか追い込みが利きません。
勝ったスズカマンボは安藤勝騎手がうまく乗りました。
道中は内々の中団でじっと折り合いに専念。
シルクフェイマス、ヒシミラクルなどが折り合いを欠いて入れ替わりの激しい流れのなか
同馬は慌てず動かず。
直線でもギリギリまで追い出しを我慢して満を持して追い出すと抜群の伸び脚。
決して長くいい脚を使えない同馬をうまく鞍上が操作しました。

2着のビッグゴールドはうまく折り合いを付けてハナへ。
1角でシルクフェイマスにハナを奪われるも、むきになって追いかけることもなくスムーズ。
直線で先頭を奪い返すとラスト1ハロン付近まで粘る中身の濃い競馬。
年齢を重ねることでパワーアップしています。粘りも驚異的です。
今なら宝塚記念でも十分やれるでしょう。

3着のアイポッパーは重賞未勝利ながらよく頑張りました。
京都コースは相性が良くて最後の脚も見所がありました。
今後は中距離路線ばかりですが、自力強化に期待です。

トウショウナイトも中団で折り合って最後の脚は際立ってました。
2着馬とは差がありませんし、4歳馬で一戦毎に成長しています。
これなら宝塚記念でもかなりの期待できるでしょう。

ハーツクライは追い込みの利きにくい馬場でよく頑張りました。
馬体が増えているのはいい傾向ですし、体質強化で今後の成長が楽しみです。

リンカーン折り合いに四苦八苦して後方から動けず。
やはり、この距離では折り合いに気を使う分、不利ですね。
今一歩詰めが甘いのでその辺の決め手強化に期待です。

アドマイヤグルーヴは折り合いがすべて。
この時期もあまりよくありません。

マイソールサウンドは折り合ってものの、外を通さされたもが痛かった。

ヒシミラクルは無念の故障。ザッツザプレンティも。

シルクフェイマスは雨でハミに頼った走り。

低レベルが否めないレースでした。