まず、最初に予想を更新できず、すいませんでした
天候:曇 芝:良
【馬場状態】最終週で内の馬場が荒れてきた。相変わらずのパワー馬場。
12.0 - 10.8 - 11.3 - 11.9 - 12.1 - 12.6
(34.1-36.6)
【展開】前哨戦とは違い、アイアムエンジェルが飛ばす展開を1番人気のアドマイヤカリブが外目の2番手追走。勝負どころで外から1着、2着馬がマクって前へ進出。最後は1~3着馬のスタミナ勝負となった。
勝ったモエレジーニアスは道中、中団の外目からカリブを見ながら追走。
勝負どころの3~4角で外をマクって前へ進出。
直線入り口で先頭に並びかけると、壮絶な叩き合いを制して優勝。
最終週を迎えた函館は内の馬場が悪い。終始、外目を通ってスムーズな競馬ができた。
鞍上の好騎乗が光った。長くいい脚を使って勝負根性もある。
今日の内容なら距離が伸びても大丈夫だろう。あとは時計勝負。
2着は連闘のラッシュライフが食い込んだ。
道中は勝ち馬のすぐ後ろ、中団の外目を追走。
勝負どころで連れて前へ進出すると、4角で勝ち馬に馬体をぶつけられた。
本来なら怯んでもおかしくない場面だが、最後まで粘り強く応戦。
しかも、キャリア1戦で逃げる競馬しか経験していない。驚くべき勝負根性である。
勝ち馬よりも距離ロスがあったし、中身は濃かった。
これから楽しみな素材。
3着のアドマイヤカリブは残念な結果となった。
道中は持ったままで外目の2番手に取り付いて終始、抜群の手応え。
しかし、勝負どころで急に手応えが怪しくなり、最後は完全に脚が止まってしまった。
鞍上によれば「3角でくぼみに脚をとられたのか、バランスを崩した」とのこと。
デビュー戦を持ったままの衝撃的な圧勝。時計も速かった。
今回の3角手前までの手応えを見ても、確実に高い能力を持っている馬。
バクシンオー産駒で距離延長が課題となるが、今後の動向に注目したい。
アイアムエンジェルは果敢にハナを奪うも、勝負どころで早めに来られて苦しくなった。
だた、鞍上によれば「モノ見をして下がったり、まだ馬が若い」とのこと。
いいスピードを持っているだけに精神面での成長に期待。
グレートキャンドルはデビュー戦同様、追走に苦しんだ。
距離が伸びたほうがいい。
シルクトリガーは前走のようにハナを奪いたかった。
しかし、ペースの違いに戸惑い、前に行けなかった。
チアズグレイスの仔、チアズガディスは残念ながらシンガリ負け。
ペースの違いに戸惑ったのか、追走に精一杯だった。
デビュー戦はスムーズな逃げ切りで恵まれた面もあった。
【キャリア1戦】【ペースの違い】【初の揉まれる競馬】で厳しかった。
ただ、速いペースと揉まれた経験は必ず今後に生きるはず。
良血馬だけに注目していきたい。