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春の女王ダンスインザムードがマイルCSへ、昨年の秋華賞馬エアメサイアが体調不良で回避、今秋の牝馬路線は3歳勢が中心となりそうだ。対する古馬勢では天皇賞5着から中1週で挑むスイープトウショウ、ヴィクトリアM3着のディアデラノビアが主力だが、手薄感は否めない。
【カワカミプリンセス】
無敗の2冠馬。前走の秋華賞1着は見どころから気合い乗り満点で、走る気十分。抜群の発馬を決めると、道中は速い流れを中団追走。前のアサヒを見ながらの競馬。3角で除々に仕掛けてポディションを上げていくも、4角で内の馬と接触する不利が。そこで手綱が動いて手応えは良くない。それでも、直線で力強いフットワークで一完歩毎に差を詰め、ゴール前できっちり差し切った。緩みない流れを最後まで伸び続けたのは秀逸。休養前の優駿牝馬1着はYファビルの暴走によって超Hペースの縦長の展開。道中はその流れを中団追走。折り合いもスムーズで、向こう正面で除々にポディションを上げいく正攻法の競馬。直線で逃げ粘るAライジングを捕らえて、最後は外へ膨れながらも他の追随を振り切った。競走馬としの底力が求められる厳しい競馬で、本来ならわずかキャリア3戦のこの馬には酷。だが、同馬は意に介さなかった。しかも、かなり早めに動く横綱競馬で、着差以上に中身は濃かった。6月と遅生まれで、まだキャリアは5戦。更に休養明け2戦目で上積みはどの馬よりも大きい。前走は勝負どころでの反応が今ひとつだったが、今度は違ってくるはず。底力、瞬発力、どちらの展開にも対応できるし、前々で競馬できるため不発はない。歴戦の古馬相手でも。勝って有馬へ。
【アサヒライジング】
前走の秋華賞2着は下見どころからチャカつき、前々走の優駿牝馬に比べると16㌔増。余裕があったのは確か。道中は外枠から、先行争いに加わることなく4番手へ。折り合いはスムーズ。三分三厘でも無理に前を追うことなく、除々に仕掛ける。直線入り口でスッと反応して、シェルズレイを抜き去ると、単独先頭に踊り出る。ゴール前で僅かに差されたものの、急仕上げで万全の状態ではなかったことを考えれば十分な内容だった。今夏にはアメリカンオークスに挑戦し、スムーズな競馬ができなかったにもかかわらず2着入線。力のあるところを示した。3走前の優駿牝馬3着はYファビルの作る暴走ペースを離れた2番手追走。この馬もかなり速いラップで追走したし、難しい立場。この厳しい展開の中、直線で単独先頭に立ち、ゴール前まで懸命に粘った走りは高く評価できる。中距離で平均的なラップを刻む逃げを得意とする。今回はシェルズレイの作る平均的な流れを2番手から抜け出す形か。持続力があり、時計勝負は望むところ。叩いた上積みは大きいだろう。
【フサイチパンドラ】
前走の秋華賞3着はハミを替え、舌を縛ってきた。その効果は絶大で、速い流れも手伝って道中は中団のインで折り合うことに成功。馬群のなかで脚をタメられると、ギリギリまで仕掛けを我慢。4角から直線にかけて外へ回すのではなく、内目を突く。そこからジワジワ伸びたものの、差し切るまでには至らなかった。前々走のローズS3着は下見どころから凄まじい気合い乗り。道中は例によって2番手へ。だが、1角で口を割って行きたがると、その後も折り合いを欠く。ようやく向こう正面終盤で折り合うも、直後にAキッスがじわり迫り、厳しい立場に追いやられる。直線での叩き合いであっさり敗れると、3着を死守するのが精一杯だった。瞬発力勝負では分が悪いところがあり、京都内回りは理想的な舞台だった。今回は外回りに替わるため、前々で競馬したい。
【アドマイヤキッス】
前走の秋華賞4着は道中、スッと控えて前のKプリンセスを見ながらの競馬。だが、前走のようにインを奪うことができず、終始、外を通らされる競馬。三分三厘でもかなり外を通らされ、直線も大外。最後は良い脚を使っていたが、ここまで。コース差は大きかった。前々走のローズS1着はポンと好発を決めると、外枠ながらスッと中団のインを奪取。このあたりは百戦錬磨の武豊騎手の成せる業。そこからは、ひたすら折り合いに専念。勝負どころで余裕綽々にFパンドラを射程圏に捕らえると、バテ馬を避け、再びイン強襲。逃げ込みを図る2着馬を、抜群の切れ味でゴール寸前、捕らえた。小回り中京を完全に攻略した。今回は京都外回りに替わるが、どうもGIを制すには今ひとつパンチに欠ける。インで我慢する前々走の再現ができれば。
【スイープトウショウ】
前走の天皇賞5着はいつもの爆発的な末脚は鳴りを潜め、ジリジリとしか伸びなかった。下見どころでは覇気がなく、前脚の出も窮屈。トモも流し気味。道中は縦長の速い流れを中団追走。余裕十分の手応えで直線は馬場の良い大外へ。だが、今ひとつ伸び切れず不発に終わった。この流れでも末脚を生かせる馬だし、位置取りも問題ない。考えられるのは休み明けを快勝した反動か。それとも府中の直線が長すぎたか。その前々走の京都大賞典1着は超スローの流れで団子。それを抜群の手応えで追走すると、直線半ばまで手綱を抑える余裕。そこから満を持して追い出されると、ビュッと加速して一気に差し切った。昨年のこのレースはオースミハルカが不意をつく大逃げを打ち、直線入り口ではかなりの差があったが、凄まじい切れ味で差し切った。戦績が示すとおり、京都外回りは7戦5勝と抜群の相性。連を外したのは、休み明けで超スローの展開に泣いた都大路S5着と、縦長の多頭数を最後方待機からメンバー最速の上がりを繰り出すも届かなかった一昨年のエリザベス女王杯5着だけ。昨年と同じ中1週でのローテ。前走で馬体がガレていただけに疲れの心配はある。
【ディアデラノビア】
前走の府中牝馬S3着はスローの流れを後方馬群のなかで折り合いに専念。ギリギリまで脚をタメられると、直線入り口は前が開かず。ようやく残り2ハロン地点から追い出されると長くいい脚を使って追い込んだ。前々走のオールカマー3着も課題である折り合いに専念しながらの道中。ギリギリまで脚をタメる競馬で直線は良い脚を使って追い込んだ。折り合いに課題はあるものの、脚をタメる競馬をするため、中距離は合っている。ここでも十分通用する決め手を持っている。陣営は状態にかなりの自信を持っている。
【ヤマニンシュクル】
前走の府中牝馬S7着は苦手の府中。しかも、スローの瞬発力勝負になってしまった。前々走のクイーンS3着は速い流れを後方待機から、ペースの落ちた三分三厘で捲って3着。少々強引だったか。3走前のマーメイドS8着は湿り気味の馬場に加えてトップハンデの57㌔。厳しかった。全4勝を右回りで挙げている。決して切れる脚はない。上がりの掛かる前頃ラップを得意とする。コーナー4つの競馬で復活を。
【サンレイジャスパー】
前走の府中牝馬S2着は道中、スローの流れを中団で脚をタメ、4角で早めに前へ。直線で馬場の良い外目へ持ち出すと、鋭い末脚で猛追。勝ち馬には及ばなかったが、3着馬との競り合いを制した。前々走の新潟記念2着は速い流れを後方から差し、3走前の小倉記念はコンゴウリキシオーの作る淀みない流れを早め早めに追いかける強気の競馬で見せ場を作っている。スローの瞬発力勝負、底力勝負、どちらにも対応できる。京都外回りはこの馬向きだろう。あとは使い詰めのローテで中間もビシビシ乗られている。前走で馬体が回復しているのはいいが。
【ウイングレット】
前走の府中牝馬S4着は骨折放牧明けで半年ぶりの実践。しかも急仕上げだった。スローの流れを好位で流れに乗り、直線で渋太い脚で応戦し、見せ場を作った。これだけやれれば問題なし。昨年のこのレースは10着だったが、好発を決めて良い感じで先行していたが、向こう正面半ばで掛かったマイネサマンサに絡まれ、そこから力んでしまった。それでも、直線は単独2番手へ押し上げる場面もあったし、見せ場を作った。スッと好位を奪えるスピード力があり、チョロッと脚も使える。今の前有利の京都は向く。PHOTOパドックではフックラ見せ、何より精悍な顔つきが印象的。
【キストゥヘヴン】
前走の秋華賞6着は金曜輸送でスクーリングを行い、万全の態勢を敷いてきた。その効果が現れ、下見どころから落ち着き十分だった。道中は最内枠発走から、中団のインで折り合いに成功。終始、スムーズな追走でギリギリまで追い出しを我慢。だが、直線で思ったほど弾けなかった。どうやらゲート内で左トモに外傷を負ったよう。この馬の持ち味は速い流れのなかで切れ味を生かせること。マイルがベストなのは間違いない。流れが緩む中距離向きとはいえない。
【シェルズレイ】
前走の秋華賞5着は道中、前2頭が飛ばす速い流れを3番手から離されず追走。この流れにもかかわらず、終始、掛かり気味の追走。本来なら4角でバテて失速してもおかしくないケースだが、直線でAライジングにスッと交わされてからも、粘りに粘り、5着入線。切れる脚はないが、強靭なスタミナを生かせた。後続を離す競馬で、粘りを生かす最高の形だったが、如何せん、絡む馬がいて流れが速かった。切れる脚はないが、厳しい流れを先行して踏ん張る底力を秘めている。京都外回りに替わり、強力な同型も見当たらない。後続のマークが甘くなれば、昨年のオースミハルカの再現を。
【ソリッドプラチナム】
49㌔のマーメイドSを最後方から差し切ったのは印象的。ただ、今の京都は超高速馬場。時計の速い馬場は追い込み馬にとって難敵。
【ヤマトマリオン】
ここでは力不足は否めない。
【ヤマニンメルベイユ】
前走で馬体が回復したのは好材料。追って味がないだけに先行して粘り込む競馬が合っている。長距離輸送が鍵に。
【ライラプス】
ここでは力不足は否めない。高速馬場もどうか。
【レクレドール】
よほど札幌の水が合うのだろう。滞在競馬では強豪牡馬相手にも善戦。気性的にアテにしづらい部分はあるが、一発の魅力はある。正攻法の切れ味勝負では分が悪いので、有力馬が早めに動いて後方から漁夫の利を得るか、札幌シリーズのように捲りが通用する展開を希望。
スイープトウショウの最終追いに注目!
やはりカワカミプリンセスは強い
穴はウイングレット
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【カワカミプリンセス】
無敗の2冠馬。前走の秋華賞1着は見どころから気合い乗り満点で、走る気十分。抜群の発馬を決めると、道中は速い流れを中団追走。前のアサヒを見ながらの競馬。3角で除々に仕掛けてポディションを上げていくも、4角で内の馬と接触する不利が。そこで手綱が動いて手応えは良くない。それでも、直線で力強いフットワークで一完歩毎に差を詰め、ゴール前できっちり差し切った。緩みない流れを最後まで伸び続けたのは秀逸。休養前の優駿牝馬1着はYファビルの暴走によって超Hペースの縦長の展開。道中はその流れを中団追走。折り合いもスムーズで、向こう正面で除々にポディションを上げいく正攻法の競馬。直線で逃げ粘るAライジングを捕らえて、最後は外へ膨れながらも他の追随を振り切った。競走馬としの底力が求められる厳しい競馬で、本来ならわずかキャリア3戦のこの馬には酷。だが、同馬は意に介さなかった。しかも、かなり早めに動く横綱競馬で、着差以上に中身は濃かった。6月と遅生まれで、まだキャリアは5戦。更に休養明け2戦目で上積みはどの馬よりも大きい。前走は勝負どころでの反応が今ひとつだったが、今度は違ってくるはず。底力、瞬発力、どちらの展開にも対応できるし、前々で競馬できるため不発はない。歴戦の古馬相手でも。勝って有馬へ。
【アサヒライジング】
前走の秋華賞2着は下見どころからチャカつき、前々走の優駿牝馬に比べると16㌔増。余裕があったのは確か。道中は外枠から、先行争いに加わることなく4番手へ。折り合いはスムーズ。三分三厘でも無理に前を追うことなく、除々に仕掛ける。直線入り口でスッと反応して、シェルズレイを抜き去ると、単独先頭に踊り出る。ゴール前で僅かに差されたものの、急仕上げで万全の状態ではなかったことを考えれば十分な内容だった。今夏にはアメリカンオークスに挑戦し、スムーズな競馬ができなかったにもかかわらず2着入線。力のあるところを示した。3走前の優駿牝馬3着はYファビルの作る暴走ペースを離れた2番手追走。この馬もかなり速いラップで追走したし、難しい立場。この厳しい展開の中、直線で単独先頭に立ち、ゴール前まで懸命に粘った走りは高く評価できる。中距離で平均的なラップを刻む逃げを得意とする。今回はシェルズレイの作る平均的な流れを2番手から抜け出す形か。持続力があり、時計勝負は望むところ。叩いた上積みは大きいだろう。
【フサイチパンドラ】
前走の秋華賞3着はハミを替え、舌を縛ってきた。その効果は絶大で、速い流れも手伝って道中は中団のインで折り合うことに成功。馬群のなかで脚をタメられると、ギリギリまで仕掛けを我慢。4角から直線にかけて外へ回すのではなく、内目を突く。そこからジワジワ伸びたものの、差し切るまでには至らなかった。前々走のローズS3着は下見どころから凄まじい気合い乗り。道中は例によって2番手へ。だが、1角で口を割って行きたがると、その後も折り合いを欠く。ようやく向こう正面終盤で折り合うも、直後にAキッスがじわり迫り、厳しい立場に追いやられる。直線での叩き合いであっさり敗れると、3着を死守するのが精一杯だった。瞬発力勝負では分が悪いところがあり、京都内回りは理想的な舞台だった。今回は外回りに替わるため、前々で競馬したい。
【アドマイヤキッス】
前走の秋華賞4着は道中、スッと控えて前のKプリンセスを見ながらの競馬。だが、前走のようにインを奪うことができず、終始、外を通らされる競馬。三分三厘でもかなり外を通らされ、直線も大外。最後は良い脚を使っていたが、ここまで。コース差は大きかった。前々走のローズS1着はポンと好発を決めると、外枠ながらスッと中団のインを奪取。このあたりは百戦錬磨の武豊騎手の成せる業。そこからは、ひたすら折り合いに専念。勝負どころで余裕綽々にFパンドラを射程圏に捕らえると、バテ馬を避け、再びイン強襲。逃げ込みを図る2着馬を、抜群の切れ味でゴール寸前、捕らえた。小回り中京を完全に攻略した。今回は京都外回りに替わるが、どうもGIを制すには今ひとつパンチに欠ける。インで我慢する前々走の再現ができれば。
【スイープトウショウ】
前走の天皇賞5着はいつもの爆発的な末脚は鳴りを潜め、ジリジリとしか伸びなかった。下見どころでは覇気がなく、前脚の出も窮屈。トモも流し気味。道中は縦長の速い流れを中団追走。余裕十分の手応えで直線は馬場の良い大外へ。だが、今ひとつ伸び切れず不発に終わった。この流れでも末脚を生かせる馬だし、位置取りも問題ない。考えられるのは休み明けを快勝した反動か。それとも府中の直線が長すぎたか。その前々走の京都大賞典1着は超スローの流れで団子。それを抜群の手応えで追走すると、直線半ばまで手綱を抑える余裕。そこから満を持して追い出されると、ビュッと加速して一気に差し切った。昨年のこのレースはオースミハルカが不意をつく大逃げを打ち、直線入り口ではかなりの差があったが、凄まじい切れ味で差し切った。戦績が示すとおり、京都外回りは7戦5勝と抜群の相性。連を外したのは、休み明けで超スローの展開に泣いた都大路S5着と、縦長の多頭数を最後方待機からメンバー最速の上がりを繰り出すも届かなかった一昨年のエリザベス女王杯5着だけ。昨年と同じ中1週でのローテ。前走で馬体がガレていただけに疲れの心配はある。
【ディアデラノビア】
前走の府中牝馬S3着はスローの流れを後方馬群のなかで折り合いに専念。ギリギリまで脚をタメられると、直線入り口は前が開かず。ようやく残り2ハロン地点から追い出されると長くいい脚を使って追い込んだ。前々走のオールカマー3着も課題である折り合いに専念しながらの道中。ギリギリまで脚をタメる競馬で直線は良い脚を使って追い込んだ。折り合いに課題はあるものの、脚をタメる競馬をするため、中距離は合っている。ここでも十分通用する決め手を持っている。陣営は状態にかなりの自信を持っている。
【ヤマニンシュクル】
前走の府中牝馬S7着は苦手の府中。しかも、スローの瞬発力勝負になってしまった。前々走のクイーンS3着は速い流れを後方待機から、ペースの落ちた三分三厘で捲って3着。少々強引だったか。3走前のマーメイドS8着は湿り気味の馬場に加えてトップハンデの57㌔。厳しかった。全4勝を右回りで挙げている。決して切れる脚はない。上がりの掛かる前頃ラップを得意とする。コーナー4つの競馬で復活を。
【サンレイジャスパー】
前走の府中牝馬S2着は道中、スローの流れを中団で脚をタメ、4角で早めに前へ。直線で馬場の良い外目へ持ち出すと、鋭い末脚で猛追。勝ち馬には及ばなかったが、3着馬との競り合いを制した。前々走の新潟記念2着は速い流れを後方から差し、3走前の小倉記念はコンゴウリキシオーの作る淀みない流れを早め早めに追いかける強気の競馬で見せ場を作っている。スローの瞬発力勝負、底力勝負、どちらにも対応できる。京都外回りはこの馬向きだろう。あとは使い詰めのローテで中間もビシビシ乗られている。前走で馬体が回復しているのはいいが。
【ウイングレット】
前走の府中牝馬S4着は骨折放牧明けで半年ぶりの実践。しかも急仕上げだった。スローの流れを好位で流れに乗り、直線で渋太い脚で応戦し、見せ場を作った。これだけやれれば問題なし。昨年のこのレースは10着だったが、好発を決めて良い感じで先行していたが、向こう正面半ばで掛かったマイネサマンサに絡まれ、そこから力んでしまった。それでも、直線は単独2番手へ押し上げる場面もあったし、見せ場を作った。スッと好位を奪えるスピード力があり、チョロッと脚も使える。今の前有利の京都は向く。PHOTOパドックではフックラ見せ、何より精悍な顔つきが印象的。
【キストゥヘヴン】
前走の秋華賞6着は金曜輸送でスクーリングを行い、万全の態勢を敷いてきた。その効果が現れ、下見どころから落ち着き十分だった。道中は最内枠発走から、中団のインで折り合いに成功。終始、スムーズな追走でギリギリまで追い出しを我慢。だが、直線で思ったほど弾けなかった。どうやらゲート内で左トモに外傷を負ったよう。この馬の持ち味は速い流れのなかで切れ味を生かせること。マイルがベストなのは間違いない。流れが緩む中距離向きとはいえない。
【シェルズレイ】
前走の秋華賞5着は道中、前2頭が飛ばす速い流れを3番手から離されず追走。この流れにもかかわらず、終始、掛かり気味の追走。本来なら4角でバテて失速してもおかしくないケースだが、直線でAライジングにスッと交わされてからも、粘りに粘り、5着入線。切れる脚はないが、強靭なスタミナを生かせた。後続を離す競馬で、粘りを生かす最高の形だったが、如何せん、絡む馬がいて流れが速かった。切れる脚はないが、厳しい流れを先行して踏ん張る底力を秘めている。京都外回りに替わり、強力な同型も見当たらない。後続のマークが甘くなれば、昨年のオースミハルカの再現を。
【ソリッドプラチナム】
49㌔のマーメイドSを最後方から差し切ったのは印象的。ただ、今の京都は超高速馬場。時計の速い馬場は追い込み馬にとって難敵。
【ヤマトマリオン】
ここでは力不足は否めない。
【ヤマニンメルベイユ】
前走で馬体が回復したのは好材料。追って味がないだけに先行して粘り込む競馬が合っている。長距離輸送が鍵に。
【ライラプス】
ここでは力不足は否めない。高速馬場もどうか。
【レクレドール】
よほど札幌の水が合うのだろう。滞在競馬では強豪牡馬相手にも善戦。気性的にアテにしづらい部分はあるが、一発の魅力はある。正攻法の切れ味勝負では分が悪いので、有力馬が早めに動いて後方から漁夫の利を得るか、札幌シリーズのように捲りが通用する展開を希望。
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