【エイシンフラッシュ】◎ 赤丸急上昇
ここに来て赤丸急上昇を描いている。一週前は安藤勝を背に攻めが軽すぎて心配したが、それを払拭させる凄い動きを見せてくれた。最終追い切りは、例のごとくCWで2頭併せの内を6ハロンから追走する。道中は抑えるのに苦労するほどの行きっぷり。直線で馬なりのまま馬体を併せ、ラスト1ハロンから少し手綱を緩められる。すると四肢を豪快に伸ばした迫力満点のアクションで併走馬を突き放してしまった。とにかく大トビで凄まじい動きだった。手応えにはまだまだ余力が残っていたし、追えばどこまでも伸びる感じだった。昨秋は順調さを欠いてデキが今ひとつだったが、今回の動きならダービー時かそれ以上といえるだろう。
【ドリームジャーニー】◎ 渾身の仕上げ
09年の年度代表馬が苦悩を経て再び主役に躍り出る時がやってきた。これまでは爪や脚部の不安から距離の短い坂路オンリーの調教が続いていた。GI馬だけに攻めでは格好を付けることができたが、実践では息が持たず惨敗を繰り返してきた。また、ビシビシ攻められないので馬体も思うように絞れなかった。ところが、この中間は2週前からコースで6ハロンから時計を出し、1週前は7ハロンから意欲的に追われ、終いは素晴らしい伸び脚を見せてくれた。最終追い切りも池添を背にCWで単走を6ハロンから。ピッチの利いた回転の速いフットワークでグングン加速。ラスト1ハロンからハミを掛け直されるも、思ったほど弾けなかったのが正直なところ。最後は脚の回転が少し鈍っていた。残念ながら今回も手前を替えてくれなかった。1週前が凄かっただけで、今回も動けている。これだけやれれば420㌔台後半まで絞れてくるだろう。渾身の仕上げで2年ぶりのグランプリ制覇へ。
【フォゲッタブル】◎ 超良血が目覚めた
超良血馬の目覚める時がやってきた。陣営によれば「負け癖がついてきた」とのことで、一週前は馬に自信を与えるため、ゴール版を過ぎた後もびっしりと追われてきっちり先着させた。そして、最終追い切りは川田を背にCWの大外を2頭の併せの外を6ハロンから。道中は首を上手く使ってスナップの利いた走り。ラスト1ハロンから軽く気合いを付けられると、余力十分の手応えで抜け出す。この時に少し内へモタれたが、すぐに修正。何より首を上手く使って集中力を感じさせたし、大トビで見た目のスピード感は今ひとつでもそれ以上の時計が出ている。デキの良い証拠だ。トモの甘い走りは相変わらずだが、首と前脚の使い方は一流馬のそれ。ゴール前は本当に四肢がよく伸びて迫力満点だった。馬が自信を付け、ズブくて仕方なかった天皇賞・春当時とは動きがまるで違う。激変の可能性あり。
【アーネストリー】○ 自信を持って大一番へ
佐藤哲を背に坂路で単走。掻き込みの強いシャープな脚捌きでグーンと加速。ラスト1ハロンからステッキが入ると少しフラつくが、グッと堪えてまっすぐ駆け抜けた。ラスト1ハロンを12秒6で踏ん張ったのは立派。以前は爪の状態が思わしくなく、間隔を詰めて使えなかったが、今は中3週でもステッキを入れてビシビシできている。2週続けて中身の濃い攻め馬ができ、前走から大幅な上積みが期待できる。自信を持って大一番へ。
【イコピコ】○ ひと叩き上積み十分
ジョッキー騎乗で坂路を2頭併せ。キビキビとした身のこなしで脚捌きはかなりシャープ。前脚が高く上がっているし、首も上手く使えて集中力も感じさせた。ひと叩きした効果は見込める。
【シンゲン】○ 久々も好仕上がり
南Wを単走で6ハロンから。道中は抑えるのに苦労するほどの行きっぷりでスピード感十分の走り。直線半ばでスッと手前を替えると、顎が上がらず余力十分の手応えでフィニッシュ。先週より終いの踏ん張りが利いていたし、四肢が良く伸びて迫力あるストライドだった。久々になるが、3週続けてコースで長めから追われ、息はできているか。
【ダノンヨーヨー】○ 上積み見込め
北村友を背に坂路で2頭併せ。道中は鞍上が何とかなだめさせる感じで我慢。ラスト1ハロンから手綱をしごいて追い出すと、例によって激しくモタれてしまう。それでも、余力残しで半マイル51秒5-12秒5は優秀だ。追って頭の高いのはいつもだが、四肢は力強く伸びていた。叩き3走目で更なる上積みを見込んでいい。
【トゥザグローリー】○ 上積みひと息
福永を背にCWで2頭併せを6ハロンから追走。トモの甘い走りで追って頭が高くなるのはいつものことだが、この馬にしては前脚の出が硬く時計ほどの迫力はひと息だった。京都記念や日経賞の時は前脚のアクションが豪快だった。激戦の天皇賞から中途半端に間隔が開き、梅雨のジメジメした時期だけに予想以上に仕上げが難しいのだろう。
【トーセンジョーダン】○ 久々でも好仕上がり
ピンナを背に坂路を2頭併せでびっしりと。ゴール前で手綱をしごかれ大きなフットワークで先着を果たした。まだ昨秋のアルゼンチン共和国杯当時のグーンと弾むようなフットワークにはひと息だが、久々でひと追いの上積みは大きいはずだし、好仕上がりといえる。
【ナムラクレセント】○ 馬体重に注意
和田竜を背に坂路を単走で。直線入口で口向きの悪さを覗かせいていたし、例によって追われてから頭の位置がかなり高い。大トビだけに狭い坂路は走りづらそう。前脚は高く突き上がっていたし、攻めはいつもこんな感じ。この中間はかなり馬体をフックラ見せているので、馬体重には注意を払いたい。
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ここに来て赤丸急上昇を描いている。一週前は安藤勝を背に攻めが軽すぎて心配したが、それを払拭させる凄い動きを見せてくれた。最終追い切りは、例のごとくCWで2頭併せの内を6ハロンから追走する。道中は抑えるのに苦労するほどの行きっぷり。直線で馬なりのまま馬体を併せ、ラスト1ハロンから少し手綱を緩められる。すると四肢を豪快に伸ばした迫力満点のアクションで併走馬を突き放してしまった。とにかく大トビで凄まじい動きだった。手応えにはまだまだ余力が残っていたし、追えばどこまでも伸びる感じだった。昨秋は順調さを欠いてデキが今ひとつだったが、今回の動きならダービー時かそれ以上といえるだろう。
【ドリームジャーニー】◎ 渾身の仕上げ
09年の年度代表馬が苦悩を経て再び主役に躍り出る時がやってきた。これまでは爪や脚部の不安から距離の短い坂路オンリーの調教が続いていた。GI馬だけに攻めでは格好を付けることができたが、実践では息が持たず惨敗を繰り返してきた。また、ビシビシ攻められないので馬体も思うように絞れなかった。ところが、この中間は2週前からコースで6ハロンから時計を出し、1週前は7ハロンから意欲的に追われ、終いは素晴らしい伸び脚を見せてくれた。最終追い切りも池添を背にCWで単走を6ハロンから。ピッチの利いた回転の速いフットワークでグングン加速。ラスト1ハロンからハミを掛け直されるも、思ったほど弾けなかったのが正直なところ。最後は脚の回転が少し鈍っていた。残念ながら今回も手前を替えてくれなかった。1週前が凄かっただけで、今回も動けている。これだけやれれば420㌔台後半まで絞れてくるだろう。渾身の仕上げで2年ぶりのグランプリ制覇へ。
【フォゲッタブル】◎ 超良血が目覚めた
超良血馬の目覚める時がやってきた。陣営によれば「負け癖がついてきた」とのことで、一週前は馬に自信を与えるため、ゴール版を過ぎた後もびっしりと追われてきっちり先着させた。そして、最終追い切りは川田を背にCWの大外を2頭の併せの外を6ハロンから。道中は首を上手く使ってスナップの利いた走り。ラスト1ハロンから軽く気合いを付けられると、余力十分の手応えで抜け出す。この時に少し内へモタれたが、すぐに修正。何より首を上手く使って集中力を感じさせたし、大トビで見た目のスピード感は今ひとつでもそれ以上の時計が出ている。デキの良い証拠だ。トモの甘い走りは相変わらずだが、首と前脚の使い方は一流馬のそれ。ゴール前は本当に四肢がよく伸びて迫力満点だった。馬が自信を付け、ズブくて仕方なかった天皇賞・春当時とは動きがまるで違う。激変の可能性あり。
【アーネストリー】○ 自信を持って大一番へ
佐藤哲を背に坂路で単走。掻き込みの強いシャープな脚捌きでグーンと加速。ラスト1ハロンからステッキが入ると少しフラつくが、グッと堪えてまっすぐ駆け抜けた。ラスト1ハロンを12秒6で踏ん張ったのは立派。以前は爪の状態が思わしくなく、間隔を詰めて使えなかったが、今は中3週でもステッキを入れてビシビシできている。2週続けて中身の濃い攻め馬ができ、前走から大幅な上積みが期待できる。自信を持って大一番へ。
【イコピコ】○ ひと叩き上積み十分
ジョッキー騎乗で坂路を2頭併せ。キビキビとした身のこなしで脚捌きはかなりシャープ。前脚が高く上がっているし、首も上手く使えて集中力も感じさせた。ひと叩きした効果は見込める。
【シンゲン】○ 久々も好仕上がり
南Wを単走で6ハロンから。道中は抑えるのに苦労するほどの行きっぷりでスピード感十分の走り。直線半ばでスッと手前を替えると、顎が上がらず余力十分の手応えでフィニッシュ。先週より終いの踏ん張りが利いていたし、四肢が良く伸びて迫力あるストライドだった。久々になるが、3週続けてコースで長めから追われ、息はできているか。
【ダノンヨーヨー】○ 上積み見込め
北村友を背に坂路で2頭併せ。道中は鞍上が何とかなだめさせる感じで我慢。ラスト1ハロンから手綱をしごいて追い出すと、例によって激しくモタれてしまう。それでも、余力残しで半マイル51秒5-12秒5は優秀だ。追って頭の高いのはいつもだが、四肢は力強く伸びていた。叩き3走目で更なる上積みを見込んでいい。
【トゥザグローリー】○ 上積みひと息
福永を背にCWで2頭併せを6ハロンから追走。トモの甘い走りで追って頭が高くなるのはいつものことだが、この馬にしては前脚の出が硬く時計ほどの迫力はひと息だった。京都記念や日経賞の時は前脚のアクションが豪快だった。激戦の天皇賞から中途半端に間隔が開き、梅雨のジメジメした時期だけに予想以上に仕上げが難しいのだろう。
【トーセンジョーダン】○ 久々でも好仕上がり
ピンナを背に坂路を2頭併せでびっしりと。ゴール前で手綱をしごかれ大きなフットワークで先着を果たした。まだ昨秋のアルゼンチン共和国杯当時のグーンと弾むようなフットワークにはひと息だが、久々でひと追いの上積みは大きいはずだし、好仕上がりといえる。
【ナムラクレセント】○ 馬体重に注意
和田竜を背に坂路を単走で。直線入口で口向きの悪さを覗かせいていたし、例によって追われてから頭の位置がかなり高い。大トビだけに狭い坂路は走りづらそう。前脚は高く突き上がっていたし、攻めはいつもこんな感じ。この中間はかなり馬体をフックラ見せているので、馬体重には注意を払いたい。
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