静岡県清水区といえば「エスパルスドリームプラザ」(通称:ドップ)です!
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【ウインバリアシオン】
前走の東京優駿2着は、中間の攻めの動きは抜群で短期間で急激に成長していた。以前はトモが非力なために頭の高い走法だったのが、トモがパンとしたことで首を柔らかく使えるようになった。レースでは1番枠から好発を決め、スッと後方に控える。1角に差しかかるところで折り合を欠く懸念をしたが、スムーズにコーナーに突入し、その後も折り合いはピタリ。これは戦前に予想したとおり、道悪を気にして馬が慎重に走っていた効果だろう。馬群はかなり縦長になり、それを離れた後方4番手の位置取り。3角から手綱をしごいてスパートするも、ズブさを見せる。4角から直線入口にかけても、まだ後方から3番手の位置取りで万事休したかと思われた。だが、直線でスッと右手前に替えるとグーンと掻き込みの強いフットワークでグングン伸びる。勝ち馬を差し切ろうかの勢いだったが、最後は苦しくなって内へモタれてしまった。それでも、直線で見せてくれた末脚は地力強化を印象づけるものだったし、道悪は得意だった。
前々走の青葉賞1着は、4番枠から超スローの流れを後方のインに潜り込む。あまりにも流れが緩いために1角から終始、掛り通し。そのために道中は前に壁を作って後方のまま3角から4角にかけて外めに持ち出す。直線は大外ブン回しではなく、加速したまま外めへ持ち出す。馬群に邪魔されることなくグングン加速。追って頭の高いのは相変わらずだが、一瞬の決め手で差し切った。3走前の弥生賞7着は、発馬で右にヨレてポディションを悪くしてしまった。その後は後方に控えて折り合いに専念。三分三厘で大外を通って進出するも、4角で内から来られた時に外へ膨れる。ここで鞍上は右手綱を引いてブレーキをする形に。スピードに乗り切れなかったし、直線もジリ脚だった。ひと夏を越し、蹄の不安は解消したとのこと。2週、1週前とコースで長めからびっしりと追われ、休み明けでも仕上がりは絶好だ。良馬場で行きたがる面に不安を残すが、トモがパンとした今なら不発はまずない。ここも控えて一瞬の切れ味を生かす。
【オルフェーヴル】
前走の東京優駿1着は、中間は坂路で抜群の動きを披露。馬体も4㌔戻し、最高のデキだった。5番枠から好発を決めると、無理に押すことなく馬任せでスッと後方に控える。1番人気を背負い、雨で前が残る心理の働く馬場。馬の力を信じて我慢した池添騎手の判断は素晴らしかった。道中は離れた後方から5番手の位置取り。課題だった折り合いは完璧で至極スムーズな道中。馬群は縦長となり、前とはかなり離されていたが3角でも慌てず。4角手前から手綱をしごいてようやくスパートを開始する。4角は馬場のいい大外へ進路を求める。だが、サダムの外めのスペースに突っ込むも、外のナカヤマナイトに被されてモロに馬体を接触される。その後もナカヤマが右ステッキで馬体を接触させてくる肉弾戦。ただでさえ怯むケースだし、不良馬場を考えればここで戦意を喪失してもおかしくない。だが、そこからグーンと凄まじい末脚でラスト1ハロン地点から早くも先頭へ。最後は内へヨレて苦しくなったが、2着馬の追撃を振り切った。素晴らしい勝負根性と一瞬の切れ味。道悪も全く苦にしなかった。強いの一言。前々走の皐月賞1着は、ポンと好発を決めて馬任せでポディションを取りに行く。今まで前に馬を置いて息を入れさせることを教え込んできただけに折り合いはピタリと付いた。向こう正面では後方馬群のインに潜り込み、経済コースを立ち回る。終始、引っ張り切りの痺れる手応え。4角まではインに潜り込ませ、直線は馬場の3分どころへ。坂下で少し気合いを付けると、グーンと凄い脚で先団へ。坂上で前から3馬身圏内まで迫り、ラスト1ハロン地点で単独先頭へ。そこから左手前に替えるとグングン後続を突き放す。凄い瞬発力で圧勝した。懸念された内へモタれる癖も見せず、本当に気性面で成長した。2歳から3歳冬にかけてはどうしても折り合いに不安があり、競馬を教えながらのレース運びだった。その甲斐あって今では折り合いに全く不安はない。全身を柔らかく使い、抜群の決め手は2冠馬にふさわしいもの。勝負根性も抜群だ。久々でも乗り込み量は十分で、力を出せるデキ。ここもウインバリアシオンとの一騎打ちか。
【クレスコグランド】
前走の東京優駿1着は、6番枠から手綱をしごいて行くも、ハミを取らずに後方からの競馬になってしまう。前々走で道悪の2400㍍を勝っているが、この時も道中で全くハミを取っていない。実は道悪は下手なのである。向こう正面でも手綱は動き通し。鞍上はずっとハミを取らせようと手綱をシェイクさせるが、なかなか反応がない。ズブさを見せまくっていたが、最後まで粘り強く差してきた。パンパンの良馬場でやらせてあげたかった。前々走の京都新聞杯1着は、発馬で前の馬が寄れたために左手綱を引いてその後に立て直して前へ。だが、ゴール版の前でまたしてもルイーザシアターが壁となって手綱を引っ張る不利が。その後に気合いを付け直して1角に入って行くが、ここでもゴチャついて手綱を抑えるアクシデントがあった。お世辞にも綺麗な誘導とはいえない。2角からは6番手のインに控える。ここからの折り合いはスムーズ。3,4角からは流れが落ち着いたために馬込に包まれて仕掛けるタイミングを躊躇している感じ。4角で手綱をしごいてスパートを開始するも、どうも追いが甘く直線でも手綱を引っ張って立て直すロスがあった。そこからグンと重心を沈めて一完歩毎にグイグイと伸びる。鋭い決め手でスローの瞬発力勝負を制した。前々走のムーニーバレーRC賞1着では、道悪で終始ノメりながら強いダノンフェニックスの追撃を振り切っている。一瞬の決め手では上位馬に見劣りするものの、長くいい脚を使える。スタミナならヒケを取らない。久々ながら攻め本数が少ないのは気がかりだ。
【フレールジャック】
前走のラジオNIKKEI賞1着は、初の長距離輸送で10㌔減。下見どころからイレ込みは激しく、レース前から体力の消耗は顕著だった。レースでは10番枠からスッと好位の外めへ取り付く。1角で前の馬が外へ逸走するアクシデントで少し手綱を引っ張る不利はあった。その後は立て直して5番手の外めを追走する。少しハミにモタれる感じで鞍上はなだめるのに四苦八苦する。先頭が息を入れた三分三厘で馬なりのまま差を縮める。直線で外めから追い出しを開始させる。坂上でエンジンが掛ると、前脚をピンと張り出したフットワークでグーンと加速。重心の低い走りで一気に差し切った。道中から平均ペースで流れ、レースのラスト1ハロンが11秒7を差し切ったのだから価値は高い。最後も余裕十分で着差以上に強かった。前々走の500万戦1着は、道悪のハイペースを離れた2番手から追走。道中は行きたがるのをなだめながらの追走で力んでしまう。直線で追われてからグンと重心を沈め、直線半ばで前を捕える。最後は手前を替えてそれほど余裕はなかったが、危なげなく押し切った。何より追われてから重心が沈んで推進力が凄い。一瞬の脚ならダービー1,2着馬に匹敵する。ただし、行きたがる気性は距離面を考えればマイナスだし、まだ揉まれた競馬をしていない点も不安を残す。胴が詰まったマイラー体系だけに理想は2000㍍以下だろう。
【ショウナンマイティ】
前走のポプラS1着は、縦長の中緩みのラップを道中は後方の外めから追走する。流れが緩んだ3角で外めから捲って進出するも、決して手応えは良くない。直線でエンジンが掛ると外から一気に伸びる。ラスト100㍍で先頭に躍り出ると、最後は手綱を抑える余裕を見せて差し切った。強い競馬だった。前々走の青葉賞5着は、道中は超スローの流れを後方の外めから追走する。懸念された折り合いはクリアし、道中はスムーズな追走。3角手前では流れが極端に緩み、馬群は凝縮する。その分、3角から内へ入れることができず、かなり大外を通らされたし、4角では早めに進出する強引な競馬。直線は反応できず苦しくなって内へモタれてしまった。騎乗には問題があった。トモが甘く、追って重心が高いのは相変わらずだ。その分、エンジンが掛るのに時間を要する。詰めは甘いが、最後は堅実に差せる。この中間は北海道帰りでも1週前に7ハロンからびっしり追われている。最終追い切りに注目だ。
【スマートロビン】
前走の阿寒湖特別1着は、14番枠からやはり発馬でトモに重心が掛り、行き脚がつかない。二の脚でスッと3番手まで押し上げるも、持って行かれ気味。一周目の4角で平静を取り戻す。レースは道中で緩むことのない縦長の消耗戦になった。3角でバテた逃げ馬を捕えて先頭に並びかける。直線は自身もかなりバテていたが、後続もバテて脚色が同じになったため難なく押し切った。500㌔を雄に越す大型馬で、依然としてトモに緩さを残す。決め手勝負では分が悪く、スタミナ勝負になれば。
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【ウインバリアシオン】
前走の東京優駿2着は、中間の攻めの動きは抜群で短期間で急激に成長していた。以前はトモが非力なために頭の高い走法だったのが、トモがパンとしたことで首を柔らかく使えるようになった。レースでは1番枠から好発を決め、スッと後方に控える。1角に差しかかるところで折り合を欠く懸念をしたが、スムーズにコーナーに突入し、その後も折り合いはピタリ。これは戦前に予想したとおり、道悪を気にして馬が慎重に走っていた効果だろう。馬群はかなり縦長になり、それを離れた後方4番手の位置取り。3角から手綱をしごいてスパートするも、ズブさを見せる。4角から直線入口にかけても、まだ後方から3番手の位置取りで万事休したかと思われた。だが、直線でスッと右手前に替えるとグーンと掻き込みの強いフットワークでグングン伸びる。勝ち馬を差し切ろうかの勢いだったが、最後は苦しくなって内へモタれてしまった。それでも、直線で見せてくれた末脚は地力強化を印象づけるものだったし、道悪は得意だった。
前々走の青葉賞1着は、4番枠から超スローの流れを後方のインに潜り込む。あまりにも流れが緩いために1角から終始、掛り通し。そのために道中は前に壁を作って後方のまま3角から4角にかけて外めに持ち出す。直線は大外ブン回しではなく、加速したまま外めへ持ち出す。馬群に邪魔されることなくグングン加速。追って頭の高いのは相変わらずだが、一瞬の決め手で差し切った。3走前の弥生賞7着は、発馬で右にヨレてポディションを悪くしてしまった。その後は後方に控えて折り合いに専念。三分三厘で大外を通って進出するも、4角で内から来られた時に外へ膨れる。ここで鞍上は右手綱を引いてブレーキをする形に。スピードに乗り切れなかったし、直線もジリ脚だった。ひと夏を越し、蹄の不安は解消したとのこと。2週、1週前とコースで長めからびっしりと追われ、休み明けでも仕上がりは絶好だ。良馬場で行きたがる面に不安を残すが、トモがパンとした今なら不発はまずない。ここも控えて一瞬の切れ味を生かす。
【オルフェーヴル】
前走の東京優駿1着は、中間は坂路で抜群の動きを披露。馬体も4㌔戻し、最高のデキだった。5番枠から好発を決めると、無理に押すことなく馬任せでスッと後方に控える。1番人気を背負い、雨で前が残る心理の働く馬場。馬の力を信じて我慢した池添騎手の判断は素晴らしかった。道中は離れた後方から5番手の位置取り。課題だった折り合いは完璧で至極スムーズな道中。馬群は縦長となり、前とはかなり離されていたが3角でも慌てず。4角手前から手綱をしごいてようやくスパートを開始する。4角は馬場のいい大外へ進路を求める。だが、サダムの外めのスペースに突っ込むも、外のナカヤマナイトに被されてモロに馬体を接触される。その後もナカヤマが右ステッキで馬体を接触させてくる肉弾戦。ただでさえ怯むケースだし、不良馬場を考えればここで戦意を喪失してもおかしくない。だが、そこからグーンと凄まじい末脚でラスト1ハロン地点から早くも先頭へ。最後は内へヨレて苦しくなったが、2着馬の追撃を振り切った。素晴らしい勝負根性と一瞬の切れ味。道悪も全く苦にしなかった。強いの一言。前々走の皐月賞1着は、ポンと好発を決めて馬任せでポディションを取りに行く。今まで前に馬を置いて息を入れさせることを教え込んできただけに折り合いはピタリと付いた。向こう正面では後方馬群のインに潜り込み、経済コースを立ち回る。終始、引っ張り切りの痺れる手応え。4角まではインに潜り込ませ、直線は馬場の3分どころへ。坂下で少し気合いを付けると、グーンと凄い脚で先団へ。坂上で前から3馬身圏内まで迫り、ラスト1ハロン地点で単独先頭へ。そこから左手前に替えるとグングン後続を突き放す。凄い瞬発力で圧勝した。懸念された内へモタれる癖も見せず、本当に気性面で成長した。2歳から3歳冬にかけてはどうしても折り合いに不安があり、競馬を教えながらのレース運びだった。その甲斐あって今では折り合いに全く不安はない。全身を柔らかく使い、抜群の決め手は2冠馬にふさわしいもの。勝負根性も抜群だ。久々でも乗り込み量は十分で、力を出せるデキ。ここもウインバリアシオンとの一騎打ちか。
【クレスコグランド】
前走の東京優駿1着は、6番枠から手綱をしごいて行くも、ハミを取らずに後方からの競馬になってしまう。前々走で道悪の2400㍍を勝っているが、この時も道中で全くハミを取っていない。実は道悪は下手なのである。向こう正面でも手綱は動き通し。鞍上はずっとハミを取らせようと手綱をシェイクさせるが、なかなか反応がない。ズブさを見せまくっていたが、最後まで粘り強く差してきた。パンパンの良馬場でやらせてあげたかった。前々走の京都新聞杯1着は、発馬で前の馬が寄れたために左手綱を引いてその後に立て直して前へ。だが、ゴール版の前でまたしてもルイーザシアターが壁となって手綱を引っ張る不利が。その後に気合いを付け直して1角に入って行くが、ここでもゴチャついて手綱を抑えるアクシデントがあった。お世辞にも綺麗な誘導とはいえない。2角からは6番手のインに控える。ここからの折り合いはスムーズ。3,4角からは流れが落ち着いたために馬込に包まれて仕掛けるタイミングを躊躇している感じ。4角で手綱をしごいてスパートを開始するも、どうも追いが甘く直線でも手綱を引っ張って立て直すロスがあった。そこからグンと重心を沈めて一完歩毎にグイグイと伸びる。鋭い決め手でスローの瞬発力勝負を制した。前々走のムーニーバレーRC賞1着では、道悪で終始ノメりながら強いダノンフェニックスの追撃を振り切っている。一瞬の決め手では上位馬に見劣りするものの、長くいい脚を使える。スタミナならヒケを取らない。久々ながら攻め本数が少ないのは気がかりだ。
【フレールジャック】
前走のラジオNIKKEI賞1着は、初の長距離輸送で10㌔減。下見どころからイレ込みは激しく、レース前から体力の消耗は顕著だった。レースでは10番枠からスッと好位の外めへ取り付く。1角で前の馬が外へ逸走するアクシデントで少し手綱を引っ張る不利はあった。その後は立て直して5番手の外めを追走する。少しハミにモタれる感じで鞍上はなだめるのに四苦八苦する。先頭が息を入れた三分三厘で馬なりのまま差を縮める。直線で外めから追い出しを開始させる。坂上でエンジンが掛ると、前脚をピンと張り出したフットワークでグーンと加速。重心の低い走りで一気に差し切った。道中から平均ペースで流れ、レースのラスト1ハロンが11秒7を差し切ったのだから価値は高い。最後も余裕十分で着差以上に強かった。前々走の500万戦1着は、道悪のハイペースを離れた2番手から追走。道中は行きたがるのをなだめながらの追走で力んでしまう。直線で追われてからグンと重心を沈め、直線半ばで前を捕える。最後は手前を替えてそれほど余裕はなかったが、危なげなく押し切った。何より追われてから重心が沈んで推進力が凄い。一瞬の脚ならダービー1,2着馬に匹敵する。ただし、行きたがる気性は距離面を考えればマイナスだし、まだ揉まれた競馬をしていない点も不安を残す。胴が詰まったマイラー体系だけに理想は2000㍍以下だろう。
【ショウナンマイティ】
前走のポプラS1着は、縦長の中緩みのラップを道中は後方の外めから追走する。流れが緩んだ3角で外めから捲って進出するも、決して手応えは良くない。直線でエンジンが掛ると外から一気に伸びる。ラスト100㍍で先頭に躍り出ると、最後は手綱を抑える余裕を見せて差し切った。強い競馬だった。前々走の青葉賞5着は、道中は超スローの流れを後方の外めから追走する。懸念された折り合いはクリアし、道中はスムーズな追走。3角手前では流れが極端に緩み、馬群は凝縮する。その分、3角から内へ入れることができず、かなり大外を通らされたし、4角では早めに進出する強引な競馬。直線は反応できず苦しくなって内へモタれてしまった。騎乗には問題があった。トモが甘く、追って重心が高いのは相変わらずだ。その分、エンジンが掛るのに時間を要する。詰めは甘いが、最後は堅実に差せる。この中間は北海道帰りでも1週前に7ハロンからびっしり追われている。最終追い切りに注目だ。
【スマートロビン】
前走の阿寒湖特別1着は、14番枠からやはり発馬でトモに重心が掛り、行き脚がつかない。二の脚でスッと3番手まで押し上げるも、持って行かれ気味。一周目の4角で平静を取り戻す。レースは道中で緩むことのない縦長の消耗戦になった。3角でバテた逃げ馬を捕えて先頭に並びかける。直線は自身もかなりバテていたが、後続もバテて脚色が同じになったため難なく押し切った。500㌔を雄に越す大型馬で、依然としてトモに緩さを残す。決め手勝負では分が悪く、スタミナ勝負になれば。
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