京都11R 京都牝馬ステークス
◎プリンセスメモリー
○コスモネモシン
▲ショウリュウムーン
△ブロードストリート
×ヒカルアマランサス
×リビアーモ
【見解】
京都は今週からBコース。先週までの先行、内有利の馬場とは違い、土曜日は差しが決まる場面も見られた。レースを引っ張るのはアグネスワルツ。前走のターコイズSは中山マイルでハナへ立てたものの、道中でペースを落としすぎた。ここは淀みない流れで後続に脚を使わせる展開に持ち込みたいところ。早め早めの競馬で押し切るタイプのサングレアズール、スプリント馬ジュエルオブナイル、ケイアイデイジーのスピードがあり、差しの届く流れとみる。
本命は関東馬プリンセスメモリー。前走のターコイズS4着は中山マイルには不利な大外枠。道中は発馬後の一完歩が遅いために例によって最後方から。2角で大外からジンワリの内へ切れ込む。そこからはインで脚をタメる。三分三厘でもジッと我慢し、鞍上の手綱はピタリとも動かない。直線入口でようやく手綱が緩められると、坂上から凄まじい勢いで馬群の間を縫うように猛追。最後は届かなかったものの、中山で脅威の上がり3ハロン32秒8。超スローの流れを考えればもう少し早めに動くべきだったし、大外枠でロスは相当あった。前々走の秋華賞10着は、オークス以来の実践で16㌔増。小柄なタイプにとっては好材料だった。18番枠発走から発馬後は外へ逃げるような形となり1角までにロスがあった。その後は最後方で折り合いに専念し、脚をタメる。4角でも手応えは良かったものの、少し置かれ気味になる。直線で一瞬の脚を使って見せ場は作ったものの、最後は止まってしまった。ピッチの利いた回転の速いフットワークから繰り出す切れ味は相当なもの。それを生かすにはマイルが最適だ。それは前走が証明している。前走後に挫石があったが、年明けから順調に乗り込まれ最終追い切りは坂路で抜群のスピード感を披露。心配はいらない。小柄なタイプだけに馬体をフックラ見せているのも好感が持てる。あとは長距離輸送で馬体が減らなければ。
コスモネモシンの前走愛知杯5着は、三分三厘で故障馬を避けるために外へ膨らむロスがあったし、距離も2000㍍は長かった。気分良く行って末をなくすタイプ。理想はマイルで一瞬の脚を生かす競馬。昨冬のフェアリーSの再現ができれば。最終追い切りの動きからデキは絶好だ。
ショウリュウムーンの前走の京都金杯9着は、先行馬断然有利の馬場状態に加え、テンから緩い流れで前が止まらなかった。発馬直後から無理に行くことなく馬任せで後方からの競馬。道中は折り合いに専念し、仕掛けどころを窺う。しかし、流れが緩いために馬群が固まり、隙間がない。仕方なく4角から直線入口にかけて大外へ持ち出す。そこからグイッとは伸びているものの、内へモタれて右ステッキと左手綱で矯正しながらの追い。これでは力を出せない。前々走の鳴尾記念5着は、一線級の牡馬相手に道中はシルポートの作る淀みない流れを先行。正攻法の競馬で直線は逃げ馬の1馬身後方まで迫るも、最後は脚色が鈍った。持ち味は前脚をピンと前に張り出すフットワークからの切れ味。昨春のチューリップ賞1着では兵庫の名手・木村の手によって内へモタれながらも差し切れたが、やはり内へモタれては全力で追えない。その点、この中間から特殊ハミを使用し、その効果に期待が持てる。この中間は坂路で好時計を連発しているようにデキも良い。
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東京11R 根岸S
◎ダイワディライト
【見解】
穴でダイワディライトを狙う。ここ2走は中山スプリントの激しい競馬でテンから手綱を押しっぱなしで余裕のない競馬。年齢を重ねることでズブさが出てきた。今なら1400㍍で脚をタメる競馬が向いている。この中間からブリンカーを着用し、最終追い切りは南Dで6ハロンから併せ馬で好時計を出した。首を水平に使い、四肢を柔らかく伸ばしたストライドは迫力満点だった。激変に注意。
京都10R松籟S
◎コスモラピュタ
【見解】
コスモラピュタの巻き返しに期待する。前走のグレイトフルS7着は、好発からスッとハナへ立ち2角まではペースを落として理想的な展開。しかし、そこから他馬にびっしりとマークされ、ラスト6ハロンから11秒8-12秒0-12秒3と厳しい流れ。3角手前で一旦3番手までポディションを落としたものの、最後は脚が上がってしまった。距離の2200㍍も短かった。中長距離でハナへ立ってスピードの持続性を生かしたいタイプ。1ハロンの距離延長は歓迎だし、ここは同型不在。マークも甘い。
◎プリンセスメモリー
○コスモネモシン
▲ショウリュウムーン
△ブロードストリート
×ヒカルアマランサス
×リビアーモ
【見解】
京都は今週からBコース。先週までの先行、内有利の馬場とは違い、土曜日は差しが決まる場面も見られた。レースを引っ張るのはアグネスワルツ。前走のターコイズSは中山マイルでハナへ立てたものの、道中でペースを落としすぎた。ここは淀みない流れで後続に脚を使わせる展開に持ち込みたいところ。早め早めの競馬で押し切るタイプのサングレアズール、スプリント馬ジュエルオブナイル、ケイアイデイジーのスピードがあり、差しの届く流れとみる。
本命は関東馬プリンセスメモリー。前走のターコイズS4着は中山マイルには不利な大外枠。道中は発馬後の一完歩が遅いために例によって最後方から。2角で大外からジンワリの内へ切れ込む。そこからはインで脚をタメる。三分三厘でもジッと我慢し、鞍上の手綱はピタリとも動かない。直線入口でようやく手綱が緩められると、坂上から凄まじい勢いで馬群の間を縫うように猛追。最後は届かなかったものの、中山で脅威の上がり3ハロン32秒8。超スローの流れを考えればもう少し早めに動くべきだったし、大外枠でロスは相当あった。前々走の秋華賞10着は、オークス以来の実践で16㌔増。小柄なタイプにとっては好材料だった。18番枠発走から発馬後は外へ逃げるような形となり1角までにロスがあった。その後は最後方で折り合いに専念し、脚をタメる。4角でも手応えは良かったものの、少し置かれ気味になる。直線で一瞬の脚を使って見せ場は作ったものの、最後は止まってしまった。ピッチの利いた回転の速いフットワークから繰り出す切れ味は相当なもの。それを生かすにはマイルが最適だ。それは前走が証明している。前走後に挫石があったが、年明けから順調に乗り込まれ最終追い切りは坂路で抜群のスピード感を披露。心配はいらない。小柄なタイプだけに馬体をフックラ見せているのも好感が持てる。あとは長距離輸送で馬体が減らなければ。
コスモネモシンの前走愛知杯5着は、三分三厘で故障馬を避けるために外へ膨らむロスがあったし、距離も2000㍍は長かった。気分良く行って末をなくすタイプ。理想はマイルで一瞬の脚を生かす競馬。昨冬のフェアリーSの再現ができれば。最終追い切りの動きからデキは絶好だ。
ショウリュウムーンの前走の京都金杯9着は、先行馬断然有利の馬場状態に加え、テンから緩い流れで前が止まらなかった。発馬直後から無理に行くことなく馬任せで後方からの競馬。道中は折り合いに専念し、仕掛けどころを窺う。しかし、流れが緩いために馬群が固まり、隙間がない。仕方なく4角から直線入口にかけて大外へ持ち出す。そこからグイッとは伸びているものの、内へモタれて右ステッキと左手綱で矯正しながらの追い。これでは力を出せない。前々走の鳴尾記念5着は、一線級の牡馬相手に道中はシルポートの作る淀みない流れを先行。正攻法の競馬で直線は逃げ馬の1馬身後方まで迫るも、最後は脚色が鈍った。持ち味は前脚をピンと前に張り出すフットワークからの切れ味。昨春のチューリップ賞1着では兵庫の名手・木村の手によって内へモタれながらも差し切れたが、やはり内へモタれては全力で追えない。その点、この中間から特殊ハミを使用し、その効果に期待が持てる。この中間は坂路で好時計を連発しているようにデキも良い。
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東京11R 根岸S
◎ダイワディライト
【見解】
穴でダイワディライトを狙う。ここ2走は中山スプリントの激しい競馬でテンから手綱を押しっぱなしで余裕のない競馬。年齢を重ねることでズブさが出てきた。今なら1400㍍で脚をタメる競馬が向いている。この中間からブリンカーを着用し、最終追い切りは南Dで6ハロンから併せ馬で好時計を出した。首を水平に使い、四肢を柔らかく伸ばしたストライドは迫力満点だった。激変に注意。
京都10R松籟S
◎コスモラピュタ
【見解】
コスモラピュタの巻き返しに期待する。前走のグレイトフルS7着は、好発からスッとハナへ立ち2角まではペースを落として理想的な展開。しかし、そこから他馬にびっしりとマークされ、ラスト6ハロンから11秒8-12秒0-12秒3と厳しい流れ。3角手前で一旦3番手までポディションを落としたものの、最後は脚が上がってしまった。距離の2200㍍も短かった。中長距離でハナへ立ってスピードの持続性を生かしたいタイプ。1ハロンの距離延長は歓迎だし、ここは同型不在。マークも甘い。
なかなか難しいね競馬も恋愛も
あせらずじっくりと頑張ろうぜ
一発大きいの当てればいいんだよ
同じく、、、相変わらず素晴らしい文章ですな
京都牝馬Sは残念な結果でしたが、来週こそは的中させたいと思います。
今後もよろしくです!!