12.2 - 10.7 - 11.4 - 11.8 - 11.9 - 11.9 - 12.9=1:22.8
(34.3-11.8-36.7)
久々でも乗り込み十分で仕上がっていたアイムユアーズが前哨戦を制した。4番枠から行き脚はそれほど良くはなかったが、手綱をしごいて好位のインを取りに行く。かなり押していたので馬にスイッチが入ってもおかしくはなかったが、2ハロン目から手綱を抑えるとすんなりと折り合う。乗り手の指示に従順なところを見せた。3角からジワッとポディションを上げると、4角でも手応え十分。脚力に余裕があるからインの狭いところに入っても包まれることなく突破できる。直線入口で先頭に並びかけると、坂下で単独先頭に躍り出る。さすがにラスト1ハロンは苦しくなって脚色は鈍ったが、Nピンナの左ステッキに応えて懸命の粘りを見せて勝利を手にした。この日は前日の雨を含んだかなり力の要る馬場。前半から先行争いは激化し、先行馬総崩れの厳しい展開。これを正攻法で押し切ったのだから強いのひと言。今回で急がせる競馬をしたし、本番は1ハロン距離が延びてペースもまったく違ったものになる。乗り手に従順な気性ならこなせるか。
ビウイッチアスは武豊の好判断で2着に差してきた。ポンと5番枠から好発を決めると、スーッと先行争いへ。だが、内外の先行各馬の出方を見た鞍上は即座に手綱をがっちり抑えてポディションを下げる。その後は中団のインで脚をタメる。4角では内へモタれてコーナーワークにぎこちなさを見せる。直線に入っても内へモタれるのを矯正しながら追い出す。インを突き、一旦は勝ち馬に迫る脚色だったが、坂上で脚色は鈍ってしまった。速い流れで脚をタメることはできたが、依然として折り合いに不安を残す。
プレノタートは下見どころからテンションは高かった。発馬後から手綱をがっちりと抑えて道中は離れた最後方からの追走で折り合いに専念する。その甲斐あって折り合いは付いた。4角で馬群の外めに取り付くと、4角から大外を通って直線へ。鞍上のステッキに応えて一完歩毎にグイグイ伸びる。最後は僅かに届かなかったが、目立つ伸び脚を見せてくれた。展開が向いたことは確かだが、馬場を問わない決め手は魅力的だ。
イチオクノホシは馬体、精神的にもギリギリだった。ピンと糸を張り詰めた状態で、いつ糸が切れてもおかしくなかった。レースへ行っては後方のインで我慢し、末脚を生かす競馬をしたが勝負どころから内へモタれてしまう。直線へ入ると顎が上がり坂上で脚が止まってしまった。ベストは左回りか。
ラシンティランテは前走よりデキは上向いていたし、課題だった前半の折り合いも完璧。理想的に直線で外めに持ち出せたが、そこから伸び切ることはできなかった。まだトモが緩く、坂も力の要る馬場も向かない。トモも強化待ち。
(34.3-11.8-36.7)
久々でも乗り込み十分で仕上がっていたアイムユアーズが前哨戦を制した。4番枠から行き脚はそれほど良くはなかったが、手綱をしごいて好位のインを取りに行く。かなり押していたので馬にスイッチが入ってもおかしくはなかったが、2ハロン目から手綱を抑えるとすんなりと折り合う。乗り手の指示に従順なところを見せた。3角からジワッとポディションを上げると、4角でも手応え十分。脚力に余裕があるからインの狭いところに入っても包まれることなく突破できる。直線入口で先頭に並びかけると、坂下で単独先頭に躍り出る。さすがにラスト1ハロンは苦しくなって脚色は鈍ったが、Nピンナの左ステッキに応えて懸命の粘りを見せて勝利を手にした。この日は前日の雨を含んだかなり力の要る馬場。前半から先行争いは激化し、先行馬総崩れの厳しい展開。これを正攻法で押し切ったのだから強いのひと言。今回で急がせる競馬をしたし、本番は1ハロン距離が延びてペースもまったく違ったものになる。乗り手に従順な気性ならこなせるか。
ビウイッチアスは武豊の好判断で2着に差してきた。ポンと5番枠から好発を決めると、スーッと先行争いへ。だが、内外の先行各馬の出方を見た鞍上は即座に手綱をがっちり抑えてポディションを下げる。その後は中団のインで脚をタメる。4角では内へモタれてコーナーワークにぎこちなさを見せる。直線に入っても内へモタれるのを矯正しながら追い出す。インを突き、一旦は勝ち馬に迫る脚色だったが、坂上で脚色は鈍ってしまった。速い流れで脚をタメることはできたが、依然として折り合いに不安を残す。
プレノタートは下見どころからテンションは高かった。発馬後から手綱をがっちりと抑えて道中は離れた最後方からの追走で折り合いに専念する。その甲斐あって折り合いは付いた。4角で馬群の外めに取り付くと、4角から大外を通って直線へ。鞍上のステッキに応えて一完歩毎にグイグイ伸びる。最後は僅かに届かなかったが、目立つ伸び脚を見せてくれた。展開が向いたことは確かだが、馬場を問わない決め手は魅力的だ。
イチオクノホシは馬体、精神的にもギリギリだった。ピンと糸を張り詰めた状態で、いつ糸が切れてもおかしくなかった。レースへ行っては後方のインで我慢し、末脚を生かす競馬をしたが勝負どころから内へモタれてしまう。直線へ入ると顎が上がり坂上で脚が止まってしまった。ベストは左回りか。
ラシンティランテは前走よりデキは上向いていたし、課題だった前半の折り合いも完璧。理想的に直線で外めに持ち出せたが、そこから伸び切ることはできなかった。まだトモが緩く、坂も力の要る馬場も向かない。トモも強化待ち。
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