皆さんお久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか。私は新社会人として1か月半が過ぎました。まだ研修中ですが、ようやくリズムが安定してきました。もうすぐ配属先が決まります。そうすれば残業が多くなって競馬をする時間が更に削られると思いますが、時間がある限りは予想をしていきます。不定期ではありますが、納得する文章が書けたら投稿します。
さて、今日のNHKマイルC。雨で土曜日のレースは内の馬場を避けてレースをしているシーンが見受けられました。想像以上に悪化しているようです。より難解となりました。
本命はアポロドルチェとしました。ここ2走はフレグモーネの影響や掛かり気味に先行したことで力を発揮できませんでしたが、今週の攻め馬を見る限り、ようやく復調してきました。いい頃の気迫とバネの利いたフットワークが戻ってきました。本来は控えて終いを生かせるタイプ。勝浦騎手も一度乗って理解しているでしょうし、京王杯2歳S優勝時と同じ馬場状態もプラスです。
ダノンゴーゴーの前走は直線で最後まで手前を替えてくれませんでした。左手前のほうが、手前がスムーズです。マイルで府中の長い直線は仕掛けどころが難しいですが、攻めも絶好の動きでしたし、ピッチ走法で460㌔前後の中格の馬体。道悪はこなせるはずです。展開も味方につけての一発に期待です。
【ディープスカイ】
前走の毎日杯1着は課題だった発馬を決め、中団馬群からの追走。ロードバリオスが作る緩みない流れを抑え切れない感じ。流れが僅かに緩んだ3角でジワッと外めに持ち出す。慌てることなく4角から直線入り口にかけては持ったまま。残り450㍍地点で満を持して大外へ持ち出してスパート。グンと加速し、坂下で左ステッキが入ると右手前に替えたのだが、ここで大きく内へ切れ込んでしまう。他馬に迷惑をかける形となったが、一完歩毎に大きなストライドで突き放してしまった。勝ち時計1分46秒0は文句なしだ。前々走のアーリントンC3着は、発馬で行き脚がつかず後方からの競馬。道中も手綱を押しながらの追走で余裕がない。3,4角でようやく脚をタメることができ、直線までジッと我慢。直線で大外へ持ち出し、ジワジワと差を詰めたが差し切るまでには至らなかった。3走前の東京の500万戦2着は、出負けして後方からの競馬。3ハロン目から12秒5-13秒0-12秒7を刻むマイル戦にしては超スローペース。馬群がギュッと凝縮し、インで動くに動けず。直線でも馬場の大外へ持ち出す大きなロスがあった。レースの上がり3ハロン11秒3-11秒4-11秒8を詰めてきたのは立派だった。追って重心が高く、フラついたり口向きが悪かったりと若いが、長く脚が使えるし府中向きだろう。ただ、大きなフットワークでスナップを利かした走法。500㌔を超える大型馬でもある。パンパンの良馬場でこそのタイプ。道悪はどうか。前走後、目標をここ一本に絞りCWと坂路で入念な乗り込み。とにかく半腱半膜様筋の張りが凄まじい。
【ファリダット】
前走のマーガレットSは2ハロン目から10秒6-11秒4-11秒3というスプリント寄りの速い流れ。これを中団の外めを持って行かれ気味に追走。3,4角では口向きの悪さを覗かせるも、手応えは抜群。直線の残り300㍍から軽く気合いを付けられると、グーンと加速。ノーステッキで他馬を突き放して圧勝した。ラスト1Fは驚異の11秒6。勝ち時計1分20秒6も優秀なもの。距離短縮で一気に素質を開花させた。また、一戦毎に気合を表に出すようになったのも見逃せない。父は世界のキングマンボで、母はスプリントGI2勝のビリーヴ。世界的良血馬で絶対的なスピード能力の持ち主。それを我慢させて終いの脚に還元させた前走。スプリント戦なら圧勝しれくれるだろう。しかし、ここは府中のマイル戦。前走以上のハイペースは考えづらく、前走の速い流れを経験しているだけに余計に折り合いが難しくなった。前半に体力を消耗させ、なし崩しに脚を使わされるようでは、府中の長い直線は乗り切れない。道悪になり、慎重に走るのなら怖い。この中間はカイ食いが旺盛で、DWと坂路でビシビシ。ハードな乗り込みで成長している。
【ブラックシェル】
前走の皐月賞6着は、好発を決めて先団を狙うも外から切れ込んできた馬がいたために手綱を引っ張ってリズムを崩す。1角手前でもゴチャつき、中団までポディションを落とす。しかも、流れが落ち着いたために馬群が凝縮し動くに動けない展開。4角から直線入り口にかけては四方八方を囲まれスパートできない。直線でようやく外めから追いこむも、ジリジリとしか伸びなかった。大きなフットワークでエンジンの掛かりが遅いタイプ。小回り中山と緩い馬場、仕掛け遅れては致命傷だった。前々走の弥生賞2着は、中2週で長距離輸送が控えていながら、1週前に坂路で半マイルから、最終追い切りはCWで6ハロンからビッシリと追われて攻め強化。目イチの仕上げだった。その甲斐あってこの日は6キロ減。下見どころでも落ち着き払っていたし、すべての面で上積みがあった。課題だったゲートもクリアし、テンから気合いを付けて中団の外めへ。他馬と接触したことと、仕掛けた分だけ行きたがる。道中は手綱を引っ張り通し。4角入り口から馬群の外めを通り、ジワッと進出開始。だが、手応えの割に4角から直線入り口にかけての加速力がなく、ズブい。坂下でも反応は今ひとつ。ゴール前でようやくエンジンが掛かる。そこからはグンと重心を沈め、全身を使った迫力のあるフォームで迫るも、届かなかった。530㌔を超す大型馬で、機敏さに欠ける。中山よりは府中が向く。極端な時計勝負やバランスを崩す道悪は向かない。適度に時計の掛かる良馬場が理想。マイルへの適性も微妙だ。大きなフットワークの割に前脚の出が硬いために、推進力は今ひとつなのが弱点。巨体だけに下が悪いとバランスを崩しやすい。
【アポロドルチェ】
前走のスプリングS8着は、好発から果敢に先行策。やや掛かり気味だったが、3番手をキープ。向こう正面で掛かったショウナンがハナへ立つと無理することなくスッとポディションを下げる。3角で前との差を詰めるも、4角では手綱が動き、ハミをかけ直される。惨敗しても普通だったが、直線はそれなりに粘りを見せた。前々走のアーリントンC9着は中間にフレグモーネを発症。2日間馬場入りを休み、2週間時計を出せなかった。急仕上げだった。レースでは、果敢に好位を狙うも、仕掛けた分テンに掛かった。人気のポルトフィーノをマークする形で3角から正攻法の競馬を見せるも、直線は伸びを欠いた。休養前の朝日杯FS11着は、中山マイルでは不利な14番枠から出負けし、テンに仕掛けて中団を追走。一度も馬群の内側に入れることができず、結果として外々を回される結果に。無駄脚をかなり使わされたし、三分三厘で早めに動く形では厳しかった。4走前の京王杯2歳S1着は、出負けして一頭ポツンと置かれる。手綱を押して馬群に取り付き、3角では大外を捲る形。かなりの外を通らされる苦しい形。直線入り口では内から寄られもした。それでも、直線の坂を上り切ったところでステッキが入ると左手前に替えてグンと加速。苦しくなって外へ膨れたところで右手前替え、もうひと踏ん張り。フワッとしたが、最後まで力強い脚取りで駆け抜けた。5走前のいちょうS3着はスローで直線は内へモタれて追いづらそうだったし、立て直してゴール前100㍍の伸びは際立っていた。攻めでも、ようやくいい頃の気迫とバネの利いたフットワークが戻ってきた。復調気配に加え、得意の道悪で外枠有利な状況。テンに無理することなく控えて終い勝負に賭ければ面白い。
【サダムイダテン】
前走のスプリングS12着は、直前の攻めをセーブしたにもかかわらず2㌔増止まり。減った体は戻らなかった。レースでも、出負けして後方からの競馬となり三分三厘で早々と手応えがなくなり、直線は全く反応がなかった。鞍上は「伸びあがるような感じで窮屈なフットワークだった」と。本調子になかった。前々走の共同通信杯5着は、降雪の影響でレースが1日順延。前日に競馬場で稽古をした結果、リズムが狂ってしまい、8㌔減。レースでは道中は後方で控える形。3,4角では馬群で揉まれるのを嫌って大外へ。直線でも同様。かなりの距離ロスを強いらされた。一瞬はグンと伸びて一気に差し切ろうかの勢いだったが、ゴール前で止まってしまった。頭の高いフットワークでいい脚が長く続かないのがネック。直線の長い府中では脚の使いどころが難しい。その代り、一瞬の爆発力は凄い。この中間は岩田が付きっきりで稽古に跨っている。最終追い切りでは、DWで長めから意欲的追われてラスト1Fが11秒4。相変わらず頭の高い走法だったが、シャープな脚捌きで弾んでいた。週2本、コースと坂路で時計を出されている。攻め過程が今までとは違う。これで当日、プラス体重で出走してくるようだと怖さが増す。
◎アポロドルチェ
○ファリダット
▲エーシンフォワード
△サダムイダテン
×ディープスカイ
×ダノンゴーゴー
3連単軸1頭流しマルチ
7→4,6,8,9,14,15,16
さて、今日のNHKマイルC。雨で土曜日のレースは内の馬場を避けてレースをしているシーンが見受けられました。想像以上に悪化しているようです。より難解となりました。
本命はアポロドルチェとしました。ここ2走はフレグモーネの影響や掛かり気味に先行したことで力を発揮できませんでしたが、今週の攻め馬を見る限り、ようやく復調してきました。いい頃の気迫とバネの利いたフットワークが戻ってきました。本来は控えて終いを生かせるタイプ。勝浦騎手も一度乗って理解しているでしょうし、京王杯2歳S優勝時と同じ馬場状態もプラスです。
ダノンゴーゴーの前走は直線で最後まで手前を替えてくれませんでした。左手前のほうが、手前がスムーズです。マイルで府中の長い直線は仕掛けどころが難しいですが、攻めも絶好の動きでしたし、ピッチ走法で460㌔前後の中格の馬体。道悪はこなせるはずです。展開も味方につけての一発に期待です。
【ディープスカイ】
前走の毎日杯1着は課題だった発馬を決め、中団馬群からの追走。ロードバリオスが作る緩みない流れを抑え切れない感じ。流れが僅かに緩んだ3角でジワッと外めに持ち出す。慌てることなく4角から直線入り口にかけては持ったまま。残り450㍍地点で満を持して大外へ持ち出してスパート。グンと加速し、坂下で左ステッキが入ると右手前に替えたのだが、ここで大きく内へ切れ込んでしまう。他馬に迷惑をかける形となったが、一完歩毎に大きなストライドで突き放してしまった。勝ち時計1分46秒0は文句なしだ。前々走のアーリントンC3着は、発馬で行き脚がつかず後方からの競馬。道中も手綱を押しながらの追走で余裕がない。3,4角でようやく脚をタメることができ、直線までジッと我慢。直線で大外へ持ち出し、ジワジワと差を詰めたが差し切るまでには至らなかった。3走前の東京の500万戦2着は、出負けして後方からの競馬。3ハロン目から12秒5-13秒0-12秒7を刻むマイル戦にしては超スローペース。馬群がギュッと凝縮し、インで動くに動けず。直線でも馬場の大外へ持ち出す大きなロスがあった。レースの上がり3ハロン11秒3-11秒4-11秒8を詰めてきたのは立派だった。追って重心が高く、フラついたり口向きが悪かったりと若いが、長く脚が使えるし府中向きだろう。ただ、大きなフットワークでスナップを利かした走法。500㌔を超える大型馬でもある。パンパンの良馬場でこそのタイプ。道悪はどうか。前走後、目標をここ一本に絞りCWと坂路で入念な乗り込み。とにかく半腱半膜様筋の張りが凄まじい。
【ファリダット】
前走のマーガレットSは2ハロン目から10秒6-11秒4-11秒3というスプリント寄りの速い流れ。これを中団の外めを持って行かれ気味に追走。3,4角では口向きの悪さを覗かせるも、手応えは抜群。直線の残り300㍍から軽く気合いを付けられると、グーンと加速。ノーステッキで他馬を突き放して圧勝した。ラスト1Fは驚異の11秒6。勝ち時計1分20秒6も優秀なもの。距離短縮で一気に素質を開花させた。また、一戦毎に気合を表に出すようになったのも見逃せない。父は世界のキングマンボで、母はスプリントGI2勝のビリーヴ。世界的良血馬で絶対的なスピード能力の持ち主。それを我慢させて終いの脚に還元させた前走。スプリント戦なら圧勝しれくれるだろう。しかし、ここは府中のマイル戦。前走以上のハイペースは考えづらく、前走の速い流れを経験しているだけに余計に折り合いが難しくなった。前半に体力を消耗させ、なし崩しに脚を使わされるようでは、府中の長い直線は乗り切れない。道悪になり、慎重に走るのなら怖い。この中間はカイ食いが旺盛で、DWと坂路でビシビシ。ハードな乗り込みで成長している。
【ブラックシェル】
前走の皐月賞6着は、好発を決めて先団を狙うも外から切れ込んできた馬がいたために手綱を引っ張ってリズムを崩す。1角手前でもゴチャつき、中団までポディションを落とす。しかも、流れが落ち着いたために馬群が凝縮し動くに動けない展開。4角から直線入り口にかけては四方八方を囲まれスパートできない。直線でようやく外めから追いこむも、ジリジリとしか伸びなかった。大きなフットワークでエンジンの掛かりが遅いタイプ。小回り中山と緩い馬場、仕掛け遅れては致命傷だった。前々走の弥生賞2着は、中2週で長距離輸送が控えていながら、1週前に坂路で半マイルから、最終追い切りはCWで6ハロンからビッシリと追われて攻め強化。目イチの仕上げだった。その甲斐あってこの日は6キロ減。下見どころでも落ち着き払っていたし、すべての面で上積みがあった。課題だったゲートもクリアし、テンから気合いを付けて中団の外めへ。他馬と接触したことと、仕掛けた分だけ行きたがる。道中は手綱を引っ張り通し。4角入り口から馬群の外めを通り、ジワッと進出開始。だが、手応えの割に4角から直線入り口にかけての加速力がなく、ズブい。坂下でも反応は今ひとつ。ゴール前でようやくエンジンが掛かる。そこからはグンと重心を沈め、全身を使った迫力のあるフォームで迫るも、届かなかった。530㌔を超す大型馬で、機敏さに欠ける。中山よりは府中が向く。極端な時計勝負やバランスを崩す道悪は向かない。適度に時計の掛かる良馬場が理想。マイルへの適性も微妙だ。大きなフットワークの割に前脚の出が硬いために、推進力は今ひとつなのが弱点。巨体だけに下が悪いとバランスを崩しやすい。
【アポロドルチェ】
前走のスプリングS8着は、好発から果敢に先行策。やや掛かり気味だったが、3番手をキープ。向こう正面で掛かったショウナンがハナへ立つと無理することなくスッとポディションを下げる。3角で前との差を詰めるも、4角では手綱が動き、ハミをかけ直される。惨敗しても普通だったが、直線はそれなりに粘りを見せた。前々走のアーリントンC9着は中間にフレグモーネを発症。2日間馬場入りを休み、2週間時計を出せなかった。急仕上げだった。レースでは、果敢に好位を狙うも、仕掛けた分テンに掛かった。人気のポルトフィーノをマークする形で3角から正攻法の競馬を見せるも、直線は伸びを欠いた。休養前の朝日杯FS11着は、中山マイルでは不利な14番枠から出負けし、テンに仕掛けて中団を追走。一度も馬群の内側に入れることができず、結果として外々を回される結果に。無駄脚をかなり使わされたし、三分三厘で早めに動く形では厳しかった。4走前の京王杯2歳S1着は、出負けして一頭ポツンと置かれる。手綱を押して馬群に取り付き、3角では大外を捲る形。かなりの外を通らされる苦しい形。直線入り口では内から寄られもした。それでも、直線の坂を上り切ったところでステッキが入ると左手前に替えてグンと加速。苦しくなって外へ膨れたところで右手前替え、もうひと踏ん張り。フワッとしたが、最後まで力強い脚取りで駆け抜けた。5走前のいちょうS3着はスローで直線は内へモタれて追いづらそうだったし、立て直してゴール前100㍍の伸びは際立っていた。攻めでも、ようやくいい頃の気迫とバネの利いたフットワークが戻ってきた。復調気配に加え、得意の道悪で外枠有利な状況。テンに無理することなく控えて終い勝負に賭ければ面白い。
【サダムイダテン】
前走のスプリングS12着は、直前の攻めをセーブしたにもかかわらず2㌔増止まり。減った体は戻らなかった。レースでも、出負けして後方からの競馬となり三分三厘で早々と手応えがなくなり、直線は全く反応がなかった。鞍上は「伸びあがるような感じで窮屈なフットワークだった」と。本調子になかった。前々走の共同通信杯5着は、降雪の影響でレースが1日順延。前日に競馬場で稽古をした結果、リズムが狂ってしまい、8㌔減。レースでは道中は後方で控える形。3,4角では馬群で揉まれるのを嫌って大外へ。直線でも同様。かなりの距離ロスを強いらされた。一瞬はグンと伸びて一気に差し切ろうかの勢いだったが、ゴール前で止まってしまった。頭の高いフットワークでいい脚が長く続かないのがネック。直線の長い府中では脚の使いどころが難しい。その代り、一瞬の爆発力は凄い。この中間は岩田が付きっきりで稽古に跨っている。最終追い切りでは、DWで長めから意欲的追われてラスト1Fが11秒4。相変わらず頭の高い走法だったが、シャープな脚捌きで弾んでいた。週2本、コースと坂路で時計を出されている。攻め過程が今までとは違う。これで当日、プラス体重で出走してくるようだと怖さが増す。
◎アポロドルチェ
○ファリダット
▲エーシンフォワード
△サダムイダテン
×ディープスカイ
×ダノンゴーゴー
3連単軸1頭流しマルチ
7→4,6,8,9,14,15,16
心配していた5月病はありませんでした(笑)
今は研修中ですので、配属されるこれからが本番だと思います。
常に一生懸命の気持ちを忘れず頑張ります!
これからもよろしくお願いします!
すごい参考になります!