前々からぜひとも行きたかった「金沢21世紀美術館」へ行ってきました。
今年は絶対に「久しぶりに東京に行って先生に会う・金沢21世紀美術館へ行く」と決めてたから。
うちから金沢までは意外に近いし、日帰りも十分可能だもんね。
何か曇り空で写真がいまいち~
やっぱりこれは外せないでしょう。プール。残念なことに私が見た時は下に人がいなくて~後で自分で下に入ってみて一応はお約束の泳ぐ真似など~
これ、上から10センチくらいまでのところにお水があるけど、下は入ってないの。地下から行けるようになってます。
常設展と「工芸未来派」の特設展。理解不能なものもあるし、可愛いって叫びたくなるような小さいものもあるし。残念ながら写真NGなんで。私が気に入ったのは、金沢らしいきれいな蒔絵の小箱や金細工(今、金細工と打とうと思って金策になった・・・悲しい)
草間弥生の水玉の部屋もあったしね。ジェームズ・タレルの切り取った空が見られるのもあったのに、見逃してしまった私。お腹空いてたからね・・・
これはトイレの洗面台。ちょっと変わってるかな?一瞬、便器?って思った。
金沢なら兼六園なんだけど、兼六園には行かず近くのお店で食事。和食が京都みたいにきれい。
金沢名物の冶部煮。鴨肉に小麦粉をまぶして、お出汁で生麩・椎茸・お野菜などを炊いた物。少し甘みがあって、とろみがあって、おいしい。以前に食べたことあって(35年前・・)今回も絶対に食べたかった。
次は尾山神社へ。
どっかのおっちゃんが長いこと拝んではるんで仕方なくそのまま。ここは金沢藩祖前田利家と夫人のおまつの方をおまつりしている。
見たかったのはこれ↑珍しい神門で、第三層に五色のガラスが入ってる。ステンドグラスみたいなの。明治八年に作られた。灯台としても使われてたみたい。きれいやったわあ。
見事な欄間彫刻。ここはお庭もきれいで、池に渡されてる橋も歩けるし、ちょっとこけそうになったけど。
おまつの方。
前田利家公。ところでこの銅像の利家が背中に何か背負っている。私はてっきり大かぼちゃと思った。かぼちゃの大きいの背負ってはる!でも横の説明を読んだら「母衣」ホロだって。戦の時、背中に弓矢で打たれたらふわっと膨らむ防具みたいなもの?エアバックみたいなもの?
利家がかぼちゃを背負うはずないよね。
武家屋敷跡などふらふら歩く。この野村家の庭園は、日本庭園ランキング5位だそうで。小さいけどきれいなまとまった落ち着くお庭だった。二階には小さな茶室もあったし。ちょうど涼しい風が吹いてたので二階の窓の手すりに顔をくっつけて、ぼんやりとする。幸せ!なごむ~
金沢市老舗記念館へ。昔の薬商のお屋敷を保存・展示。中には金沢の老舗の工芸品が並ぶ。
結納やね。水引細工が有名やもんね。
なぜかずれた場所から撮った金沢駅。正面から撮るべきだった。
散策の合間にお腹はいっぱいだけど、抹茶パフェを食べる。何か写真を加工しそこねて変な具合に。
白玉に見えるのは、生麩。もっちりとしておいしい。真っ白じゃないしグレーね。
今回絶対に買いたかった「愛香菓」シナモンとレモンとアーモンドが溶け合って口の中でふわーっと溶けてお干菓子のような洋菓子のような。
こんな感じです。箱の形も可愛くてきれいだしおしゃれなお菓子。
大好きな「白峰」最中の皮の中にくるみのたいたものが。
これね。大好きなんだ。
美術館で買うマグネット。後ろの虫みたいなんは、ビーズの指輪。今の曲はなぜか普通の指輪だと鍵盤に弾く時当たって弾きにくい。ビーズのだと大丈夫だから、友達にでも作ってもらおうかと思ってたら丁度いいのが美術館ショップで売ってた。今年の発表会はこの指輪やね。
九谷焼キティちゃん。九谷焼って派手というイメージがあるけど、最近はモダンでシンプルなのも多いみたい。
そして金沢と言えば金箔。金箔の全国生産量の90%くらいを占めてるらしいけど。その工程で使う紙が脂取り紙に使われてるらしい。
金箔も入ってるしよく取れる。ワコールが出してるのが気に入ってたけど、なかなかめぐり合えなくて。
そしてこれ。金箔入りの化粧品。行く前からどうしようかな?って悩んでたけど、やっぱり現物見たら欲しくなってしまった。
お値段も特別高くないし。
買う時に「これできれいになれますか?」・・・
お店のお姉さんは、「心がきれいになれます」・・・・
心かあ。いや心も大切やけど、外見もきれいになりたいねんけど。でも買っちゃった。
教室で理系講師に聞いたら「金は体内に入ってもよくも悪くもないから、まあhirorinさん気休め?気の持ちようじゃないですか」・・・
気休めでもいいねん。きれいになりたいわ。もちろん心もですが。けど、かなりリッチな気分にはなれます。
金沢楽しかった。もうちょっとちゃんとガイドブックを見て行けば良かったかも?
でもこないだの鎌倉みたいに「ふらふら~ゆるゆる~」が好きやから・・・