Windows 11 の既定アプリにある「DesktopStickerEditorCentennial」を使ってみました。

設定＞アプリ＞既定アプリ で見つけた「DesktopStickerEditorCentennial」です。



デフォルトでは、この名称のアプリは何処にも存在せず、使えるようにするにはレジストリを操作する必要があります。
以下にやり方を紹介します。

タスクバーの右クリックから、「ファイル名を指定して実行」をクリック。



以下の画面になるので「regedit」を入力し「OK」をクリック。



レジストリエディターが起動するので、以下のパスを開きます。

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\PolicyManager\current\device



ここで、左側ペインにある「device」を右クリックし、「新規＞キー」をクリック。



「新しいキー#1」が作成されるので、ここに「Stickers」を入力。

＜Before＞



＜After＞



続いて、このフォルダー「Stickers」を開き（ダブルクリック）、右側ペインで右クリックから「新規＞DWORD(32ビット)値」をクリック。



「新しい値#1」が作成されるので、そこに「EnableStickers」を入力。

＜Before＞



＜After＞



続いて、作成された「EnableStickers」をダブルクリックし、「値のデータ」を「１」に変更します。（デフォルトでは「０」です）

＜Before＞



＜After＞



以上で設定完了。
「OK」をクリックし、レジストリエディタを閉じ、PCを再起動します。



再起動後、デスクトップ画面の何もないところで右クリックすると「ステッカーを追加または編集する」という項目が出来ているので（見つからない場合、レジストリ操作が上手く出来ていない可能性があります）、それをクリック。



すると、以下の画面が起動します。（なぜかWindows 上でキャプチャできなかったため、デジカメで撮りました。）



試しに、左上の「目を細めた笑顔の目覚まし時計」をクリック。



四隅にある「〇」をドラッグするとサイズの変更、場所の移動などができます。削除したい場合は下段にある「ごみ箱」アイコンをクリックします。

上部にある「✖」をクリックすると、「ステッカーを追加または編集する」アプリが閉じ、ステッカーが固定されます。



場所やサイズを変更したい場合は、「ステッカーを追加または編集する」を再起動します。

尚、ステッカーはいくらでも貼り付けることが可能です。



あまり使い道がある機能とは言えないかもしれませんが、複数のPCをリモートデスクトップで操作している場合、同じ壁紙を使っていても識別が簡単にできるようになりました。