1月28日、朝、バラナシ駅着
駅は1日中混んでるようだ、人の姿も多種多様
駅前にはオートリクシャーやサイクルリクシャーがズラ―と待機してるが、意外と整然してた
駅を出ると、案の定、客引きに捕まる
オートリクシャーで旧市街のゴードウリヤ―付近まで行き、歩きでホテルを探した
人間の洪水の中、路地を行ったり来たり
この路地は早朝に撮ったもの、日中の混雑は凄まじい、すれ違う人とは体が触れるし、バイクも通る
デリーで知り合った日本人に紹介されたGHにテェっクインしたが、宿泊費が1.5倍に上がってた、シーズン中で強気だ
このホテルは日本人客が多い、しかも長期滞在だ、街に出ても日本人若者は多い
ホテルの屋上から旧市街
屋上はレストランだが洗濯物が干せる、何でもありだ
バラナシの第一印象、汚い・臭い町
牛の町だ、牛が至る所占拠してるし、道路で寝起きもしてる
路をふさいでることもある、通り抜けるのに少し勇気がいる
路のあちらこちらに牛の糞が転がってる、特に早朝は足元に気を付けて歩かないと糞づけてしまう、それに臭い
上を見ると猿が占拠してる
地上には野良犬も多いので下には降りてこないようだ
街を歩いていると、地元の人は平気でゴミをその辺に捨ててる、特に献花や野菜・果物の残物などは牛の食い物になってる
人間と動物がうまく共存してる、信仰の深さを感じた
慣れとは恐ろしい、私も後半はバナナやミカンの皮を平気で道端に捨てるようになった
信じられる?駅のホームにも牛が出現
周りは何も気にしてない、ほんとに何でもありだ、常識が覆された
バラナシと言えばヒンドゥ教最大の聖地、そしてそこに流れるガンガー(ガンジス川)だろう
ガンガーへは滞在中、何度も足を運んだ
ホテルから見たガンガー 川辺までの階段
岸辺の光景 夜になると信者が集まり、神事が行われる
沐浴の光景
火葬場、これより先は撮影禁止
何体もの死者がキャンプファイアーのような薪の上で焼かれてる
焼かれた遺体は川に流す、身元の分からない遺体は焼かずにそのまま川に沈めるようだ、下流では沐浴をしてる
お世辞にもきれいとはいえないガンガーで沐浴してる人達や火葬場を実際に見ると、これが旅で得るものだと改めて感じた
ガンガーに集まる巡礼者を眺めるのは楽しい
この様な巡礼者は観光名物になってるようだ、中には自ら写真撮影を促し、小遣いを稼ぐ者もいる
ガンガー沿いの建物を見て歩くだけでも飽きない
個性的な寺院や城が川沿いに永遠と続いてる
インドの建物はかなり奇抜でユニークだが、ペイントはかなり奇異だ
バラナシに限った事ではないが、官能的な色をよく使用してる、私の眼には異様に映る
路上での商売
自転車修理 サトウキビジュース 床屋
これ以外にもインドではありとあらゆる商売が路上で行われてる
インドを旅してると物乞いに会わない日はないと思えるぐらい物乞いは多い
このバラナシは特に多いが、これも一種の商売と思わざる得ない
ドウルガー寺院に行った際、参道の端に何十人もの物乞いが整然と並んでるのを実際に見て、驚異を感じた
これも職業だ、カースト制度の中で必然的に生まれたもので、乞食は悪ではないと私なりに感じた