3月5日から平成22年第1回定例会が始まり、平成22年度の予算案をはじめ、33議案が保立市長から提案されました。
平成22年度の一般会計は354億5,000万円で、前年度比16億7,300万円の増となっていますが、その主な要因は子ども手当等の支給や学校耐震化などのようです。
特別会計等を合わせた全体の予算は、548億7,598万円で、前年度比21億9,501万円の増となっています。
歳入では景気の低迷等により、個人市民税、法人市民税ともに大きな減収を見込んでいるようですが、一方で固定資産税は大規模償却資産分や新設資産が増加したことで増収となり、市税全体では減収となるものの、その額は7億4,667万円で”とどまる”ようです。
これは、神栖市は企業等からの固定資産税が多く、そのため比較的景気の影響を受けにくいという特徴が表れています。
この予算案の中で、私が注目しているのは、貯金と借金の関係です。
今回の予算案では、借金は前年度比39万6千円の減となっていますが、一方で財源不足を補うため、財政調整基金という貯金から17億4,390万円を取り崩すようです。
家計で例えれば、収入が減った分を借金をして補うのではなく、貯金を取り崩してそこに当てるということになるのでしょうが、行政の場合にその形でいいのかどうかは難しい判断になると思います。
というのは、今回の予算案の中には学校の耐震化をはじめとして、今だけではなく、長い期間利用できるものもあり、そうだとするならば、それは今の世代だけで負担するのではなく、より幅広い世代で、薄く広く負担していくべきという考え方もできるからです。
そうすると、貯金を取り崩して一時的に対応するよりは、一定の借金をして一定の期間で返済していく方が、その形には近いものになると思います。
もちろん、安易に借金を増やすことは許されません。しかし、財源不足で予算が組みきれないとするならば、その穴埋めのために貯金を崩すのか?借金をするのか?
今後、よく検討すべきではないかと思っています。
平成22年度の一般会計は354億5,000万円で、前年度比16億7,300万円の増となっていますが、その主な要因は子ども手当等の支給や学校耐震化などのようです。
特別会計等を合わせた全体の予算は、548億7,598万円で、前年度比21億9,501万円の増となっています。
歳入では景気の低迷等により、個人市民税、法人市民税ともに大きな減収を見込んでいるようですが、一方で固定資産税は大規模償却資産分や新設資産が増加したことで増収となり、市税全体では減収となるものの、その額は7億4,667万円で”とどまる”ようです。
これは、神栖市は企業等からの固定資産税が多く、そのため比較的景気の影響を受けにくいという特徴が表れています。
この予算案の中で、私が注目しているのは、貯金と借金の関係です。
今回の予算案では、借金は前年度比39万6千円の減となっていますが、一方で財源不足を補うため、財政調整基金という貯金から17億4,390万円を取り崩すようです。
家計で例えれば、収入が減った分を借金をして補うのではなく、貯金を取り崩してそこに当てるということになるのでしょうが、行政の場合にその形でいいのかどうかは難しい判断になると思います。
というのは、今回の予算案の中には学校の耐震化をはじめとして、今だけではなく、長い期間利用できるものもあり、そうだとするならば、それは今の世代だけで負担するのではなく、より幅広い世代で、薄く広く負担していくべきという考え方もできるからです。
そうすると、貯金を取り崩して一時的に対応するよりは、一定の借金をして一定の期間で返済していく方が、その形には近いものになると思います。
もちろん、安易に借金を増やすことは許されません。しかし、財源不足で予算が組みきれないとするならば、その穴埋めのために貯金を崩すのか?借金をするのか?
今後、よく検討すべきではないかと思っています。
この件については、現在開会中の3月議会でも数名の議員が取り上げましたが、そのやり取りから感じたことは、事件の概要等については、関係書類が警察に押収されているということもあり、市や議会の調査というよりは、まずは警察の捜査による全容解明が前提だということです。
また、入札制度の見直しについては、市としては、「できるものはすぐに実施し、その他については事件の全容解明がなされてから…」との考え方のようで、すぐに実施できるものについてはその内容も発表しましたが、それ以外でも全容解明がなされる前に取り組めること、取り組むべきことがあると思っていますので、今後はその実施を求めていきます。
上記の市が発表した内容や、私の考えについては、このブログの「職員逮捕②」(2月22日投稿)に記載されています。
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噛み砕いた表現で、コメント下さい。
当方、4年前に神栖居住です。前居住地(東京)とは、違った組織(地域)と当時考えざる負えない地域でした。しかしながら、国政(県政、地元)へ強烈に提案、考える機会、意識を持った議員、市民ともにあるべき姿を考えさせられる議員が、事実神栖市におられることも痛感いたしました。こだわりを捨て、たくましき前進、改革、これが今の日本(神栖市)のあるべき姿、必要と考えます。
今あるべきことを市民一体で考える機会がいま必要です。人前に立つ(議員でなく一般市民も勇気で)議論、考えを言うこと、言える市政を作り出す。避けている人が非常に多い。言うべき資格がない。
議員さんのブログとは今では普通になりつつあるようですね。まだまだ年配の方には程遠いのか若い議員さんに多く見られます。
財源の使い道、その財源には色々な使われ方をする事でしょう、市民が納得するような使われ方をされるのが一番理想化と思います。
しかし、残念な事に今回入札問題で大きな問題点が浮き彫りとなりましたね、1回だけの逮捕であればともかく、今回は起訴され更に再逮捕ととても驚く無いようですね、今までの伊藤さんのブログを拝見させて頂くと、このような問題に関して即ブログに記載していたのではないでしょうか?
今回は何か鈍く感じます。このことに関して議員さんの人達はどのように思っているのでしょう?
入札問題は、財源に大きく絡んでくると思います。今後この逮捕劇は、大きくなるような気がしてなりません。議員さん達でこの問題を取り上げて頂き徹底的に議論して下さい。
以前、何かの問題で特別委員会を設置しましたね、この問題は、それに匹敵する、いやそれ以上の問題だと思います。
すべてのことが明らかになるよう議論して下さい。財源が正当に使われないと市民が税金を払っている意味がありません。