明日まで三日間、上田の塩田で上演している、CROSSー Bさんの年に一度の公演を見てきました。
KDCとはかれこれ、20年来の友人です。
単刀直入に、感想です!
『こんなふうに 「生きる」と「命」に体当たりで向き合えるCROSS-Bはすごい』
『こんなストーリーをやろうと、書こうと思った「kiky」という作家はすごい』
もうこれに尽きます。
実話や取材に基づいてドラマティックに仕上げた脚本。
看護師であるkikyさんの、丁寧な取材に基づくストーリーは
看護師であるが故の現実味と重さがあります
新聞オタクの私がいくつか新聞で読んだエピソードもたくさんありました
「あ、もうあれから九年も経ってるんだ」とか「これはこないだ新聞に載ってた話だ」とか思いながら、登場するルポライターさんはきっとkikyさんであり、CROSS-Bさんなんだなと思いながら見ていました
この脚本に向き合う俳優たちは、きっと苦労だっただろうに。
この熱演に至るまでにどんな思いで向き合ったのだろうか、、、
私は今回ビデオ係だったので、合間にそのへんにいる俳優達に伝えてみました
舞台を降りれば普通の少年、青年達。
彼らはどれだけの思いでこのストーリーに向き合ったのだろうか、、、
演劇で「心が動く瞬間」を実感した2時間、そして日常となってしまっている「我々医療人の仕事」への再確認した2時間でした。
小さい頃から見ているりょうまくん。KDCにも少しレッスンにきてました
もう卒業だそうです
代表でみにいった中堅クラス、@こうゆうかの二人はあこがれのりょうま先輩の勇姿をしっかり目に焼き付けていました(^^)
トークショーも二人はげらげらわらってましたね笑
今回の舞台は「侍学園」という上田のフリースクールです
なんとKDCと同じく、2004年に発足したそうです
社会への自立を手助けするこの学園、なんと教頭先生が俳優として出演していました!
まずこの学園の活動を知る、ということはとても大切なミッションだと思いました
素敵、というには少々重たいテーマですが
我々が知っておいた方がいい、というテーマの物語です
もう一言言うならば「大切な人を亡くしたあとも、前向きに生きている人の、今を生きる人間の力強さ」もとても勇気づけられます
ひとって、大切なひとをなくしても、それでも生きて行かなければならない、前を向いて、進まなければいけない、そういうものなんだなということ。
我々医療人が日常接する、その仕事の重みを再確認したお話でした
明日1日あります よかったら見に行ってくださいね