三流読書人

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震災関連死とは

2012年04月28日 15時11分04秒 | 政治 
各報道機関によると、復興庁の27日午前の発表で、「震災関連死」と認定された人が、岩手、宮城、福島などⅠ都9県で計1618人にのぼるということである。
1995年の阪神大震災(919人)を大幅に上回り、震災による「直接死」と「行方不明者」を合わせると2万人を超えるようである。
最多は福島県764人、宮城県636人、岩手県179人、茨城県29人、千葉、長野両県各3人、山形、埼玉、東京、神奈川が各1人。

震災関連死とは、震災での建物倒壊による圧死や津波による水死ではなく、長引く避難所生活の疲労や震災における精神的ショックで体調を崩してなくなるケースを指す。自殺もあるだろう。
震災に起因する関連死と認定されると、直接的な理由で死亡した場合と同様、遺族に最高500万円支給される。
関連死の認定は市区町村が認定している。国としての統一基準はない。震災から1カ月以内であれば関連死の可能性が高く、それ以上であれば低いといった内容となる。

どうなんだろう。せっかく助かった命、大震災による直接的な被害の死者の約1割に近い人々が亡くなっている。
せっかく、せっかく助かったのにどうして死ななければならなかったのか。
被災者に対するもっと手厚い対策を施策として取り組まなかったのだ。

最近のマスコミは、毎日、およそ低レベルの国会や議員の政争を報道する。もうやめてもらいたい。
いま日本は何に一番力をいれなければならないか。
国民の命と生活を守ることではないのか。
小沢一郎が有罪であろうと無罪であろうと知ったことか、こんなゲス野郎がどうなろうとほっとけばよい。
日本の今の惨状とどう向き合うか、それを考えるべきだろう。
これ以上死なせるなよ!













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