三流読書人

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ドングリ小屋住人 

梅雨に入る

2006年06月12日 20時14分21秒 | 教育 
「立春から百三十五日目で、陽暦六月十一、二日に当たる。この日から梅雨三十日が続く…」と「新撰俳句歳時記 夏」(明治書院)にある。
梅雨に入るか、入らないかというこの時期が嫌である。
アウトドアでの練習もこの時期が一番辛かった。
雑草がどんどん伸びる。
虫が増える。

 十薬の花まづ梅雨に入りにけり        久保田万太郎
 
 梅雨に入るはるかなる世を見詰めつつ     野見山朱鳥

 入梅や刈らずにありて葉山吹         楠目訪橙黄子
 
 万霊の天より圧す梅雨入かな         日迫秩父

                       (「新撰俳句歳時記」より)

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