牛海綿状脳症の発生以来輸入禁止にしてきたアメリカ・カナダ産の牛肉の輸入の再開を厚生労働省と、農水省はアメリカなどに通知した。明らかにアメリカの圧力に屈したということは国民はみんな知っている。ある調査によれば輸入再開反対は61.1%、賛成は38.4%。反対理由の70%が「アメリカの政治的圧力によって決めたこと」。
輸入再開の条件は、危険部位を除去していること、生後20ヶ月齢以下であることだという。
危険部位の除去と言っても専門家の間ではその正当性は証明されていない。また、アメリカは日本と違い、どの牛が何時生まれたかという調査はしておらず、目で検査するだけで、どの牛が20ヶ月以下かどうかは定かではないのだそうだ。危険部位はいまだに肉骨粉として飼料にしている。
スーパーなど生肉の小売りの店頭では生鮮肉の原産地表示が義務づけられ、罰則規定もあるが、調理済みのハンバーグなどは対象外、外食産業には表示義務は全くない。
この国の政府は国民の命を守ろうという気がない。そのくせ、憲法を改悪して愛国心という言葉を入れたいなどといいだす。
日本人を馬鹿にしているのだ。国民を馬鹿にしているのである。
私は絶対食わない。少しは値段が高くとも国産のものを食べる。たまに食えればいい。
日本の農家のつくった、日本の漁師がとった食材を食べたい。第一次産業を捨てて、日本の国が成り立つものか。
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