親御さんたちの悩みの②です。
《自分のクラブのコーチが、えこひいきがあって、子供がお気に入りの生徒ではない側に入ってしまった。》
これもとっても大きな問題です。
テニスと初めて出会った子供たちが、その面白さに魅了され。「テニス大好き」で始めたはずなのに…
クラブに毎日通えば通うほど、テニスが嫌いになってしまう。
悲劇です。
指導者の問題点として、大きくいくつかにに分けられるかと思います。
⑴自分の言うことに素直に従ってくれる子、家庭、をやりやすいと感じて優遇する。
⑵自分の好みのプレースタイルの子を優遇する。また、一生懸命やっていることがストレートに伝わってくる子を応援する。
⑶生徒が多すぎるためか、またはその他の理由で、指導者が、子供達の性格、個性、特性などを理解していない、全員を同じ様に扱ってしまう。
⑴自分の言うことに素直に従ってくれる子、家庭、をやりやすいと感じて優遇する。に関してですが、
もし、自分の言うことを聞かない子がいたとしたら、その子はすごい子だと思うんです。普通、小さな子ほど、大人の言いなりで、言われた事を深く考えもせずに行います。でも、小さいうちから、「コーチの言っている事は本当に正しいのか?」と考え、コーチに反論したり、言う事を無視して我が道を行く子がいたとしたら、それは、相当の大物です。ですから、そう言う子ほどその将来性を認め、大切に育てなければいけないと思うのです。これは、指導者としての経験が少ないとか、そう言う問題ではなく、人間としての器の問題だと思います。
⑵自分の好みのプレースタイルの子を優遇する。また、一生懸命やっていることがストレートに伝わってくる子を応援する。に関してですが、
自分の好みのプレースタイルの話は前回書きましたので省略しますが、
一生懸命やっていることがストレートに伝わってくる子を応援する、について。
本当に(子供が)自分の中では一生懸命やっている状態で、でも指導者から見たらまだまだ努力が足りないと感じる時もそりゃあります。でも、その場合、一度自分の中で精一杯やっている事を認めてあげて、褒めてあげてから、「でもね」と行かなきゃいけない。頭ごなしに全否定では、子供の立つ瀬がありません。
また、精一杯やっていることが、外見からわかりにくい子もいれば、あまり一生懸命やっていないけど、コーチが見ている時だけは精一杯をアピールする世渡り上手もいます。このあたりを正確に観察して見抜いてあげなければなりません。
⑶生徒が多すぎるためか、またはその他の理由で、指導者が、子供達の性格、個性、特性などを理解していない、全員を同じ様に扱ってしまう。に関してですが、
百人百様ですので、「こうしろ」と言うと、その通りする子もいれば、
あまのじゃくで、「絶対こうするなよ〜」と言うと、その逆をする子もいる。
叱ると、いい方向にいく子もいれば、絶対叱ってはいけない、むしろ誉め殺しにした方がいい子もいる。
つまり、コーチは百人いたら百通りの教え方をしないといけない。
↑ま、これが難しいんだけど、コーチ稼業の楽しいところでもある。
通っていたスクールのコーチの教え方が合わずに、クラブを辞めて他へ移った子、テニスを辞めてしまった子たちも、過去たくさん知っています。そりゃ人間関係ですので、どうしても馬が合わないってことだってあります。
でも、一つのクラブで、多くの子たちがその様な悩みを抱えて辞めて行ってるとしたら、これは指導者は、あるいはそのテニスクラブは考えないといけないと思います。
子供たちは、指導者より、いくつも年齢が低いと思います。でも、長年指導してきたのに、そんなの超越して
子供(生徒)が新しい技なり、戦略なり、練習方法なり、スタイルなどを見せてくれて、
「あ、今まで思いもつかなかったけど、それありだな!」「自分の考えが間違っていたな」って思わされることがあります。
だから、自分の言ってることだけが正しいと思わずに、ひょっとして、目の前の小さな子の方が正しいことを言っているかも?といった気持ちを常に持ち続けたいものです。
選手が、全て指導者の言うことに従っていたら、その選手は、指導者を超える戦績を出すことはないと思います。
選手が「コーチ、僕は、それ違うと思います」って言える様な選手になる事、それこそが指導者の目標なんではないでしょうか??
《自分のクラブのコーチが、えこひいきがあって、子供がお気に入りの生徒ではない側に入ってしまった。》
これもとっても大きな問題です。
テニスと初めて出会った子供たちが、その面白さに魅了され。「テニス大好き」で始めたはずなのに…
クラブに毎日通えば通うほど、テニスが嫌いになってしまう。
悲劇です。
指導者の問題点として、大きくいくつかにに分けられるかと思います。
⑴自分の言うことに素直に従ってくれる子、家庭、をやりやすいと感じて優遇する。
⑵自分の好みのプレースタイルの子を優遇する。また、一生懸命やっていることがストレートに伝わってくる子を応援する。
⑶生徒が多すぎるためか、またはその他の理由で、指導者が、子供達の性格、個性、特性などを理解していない、全員を同じ様に扱ってしまう。
⑴自分の言うことに素直に従ってくれる子、家庭、をやりやすいと感じて優遇する。に関してですが、
もし、自分の言うことを聞かない子がいたとしたら、その子はすごい子だと思うんです。普通、小さな子ほど、大人の言いなりで、言われた事を深く考えもせずに行います。でも、小さいうちから、「コーチの言っている事は本当に正しいのか?」と考え、コーチに反論したり、言う事を無視して我が道を行く子がいたとしたら、それは、相当の大物です。ですから、そう言う子ほどその将来性を認め、大切に育てなければいけないと思うのです。これは、指導者としての経験が少ないとか、そう言う問題ではなく、人間としての器の問題だと思います。
⑵自分の好みのプレースタイルの子を優遇する。また、一生懸命やっていることがストレートに伝わってくる子を応援する。に関してですが、
自分の好みのプレースタイルの話は前回書きましたので省略しますが、
一生懸命やっていることがストレートに伝わってくる子を応援する、について。
本当に(子供が)自分の中では一生懸命やっている状態で、でも指導者から見たらまだまだ努力が足りないと感じる時もそりゃあります。でも、その場合、一度自分の中で精一杯やっている事を認めてあげて、褒めてあげてから、「でもね」と行かなきゃいけない。頭ごなしに全否定では、子供の立つ瀬がありません。
また、精一杯やっていることが、外見からわかりにくい子もいれば、あまり一生懸命やっていないけど、コーチが見ている時だけは精一杯をアピールする世渡り上手もいます。このあたりを正確に観察して見抜いてあげなければなりません。
⑶生徒が多すぎるためか、またはその他の理由で、指導者が、子供達の性格、個性、特性などを理解していない、全員を同じ様に扱ってしまう。に関してですが、
百人百様ですので、「こうしろ」と言うと、その通りする子もいれば、
あまのじゃくで、「絶対こうするなよ〜」と言うと、その逆をする子もいる。
叱ると、いい方向にいく子もいれば、絶対叱ってはいけない、むしろ誉め殺しにした方がいい子もいる。
つまり、コーチは百人いたら百通りの教え方をしないといけない。
↑ま、これが難しいんだけど、コーチ稼業の楽しいところでもある。
通っていたスクールのコーチの教え方が合わずに、クラブを辞めて他へ移った子、テニスを辞めてしまった子たちも、過去たくさん知っています。そりゃ人間関係ですので、どうしても馬が合わないってことだってあります。
でも、一つのクラブで、多くの子たちがその様な悩みを抱えて辞めて行ってるとしたら、これは指導者は、あるいはそのテニスクラブは考えないといけないと思います。
子供たちは、指導者より、いくつも年齢が低いと思います。でも、長年指導してきたのに、そんなの超越して
子供(生徒)が新しい技なり、戦略なり、練習方法なり、スタイルなどを見せてくれて、
「あ、今まで思いもつかなかったけど、それありだな!」「自分の考えが間違っていたな」って思わされることがあります。
だから、自分の言ってることだけが正しいと思わずに、ひょっとして、目の前の小さな子の方が正しいことを言っているかも?といった気持ちを常に持ち続けたいものです。
選手が、全て指導者の言うことに従っていたら、その選手は、指導者を超える戦績を出すことはないと思います。
選手が「コーチ、僕は、それ違うと思います」って言える様な選手になる事、それこそが指導者の目標なんではないでしょうか??
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