イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の冷酷さに気づくとき

2006-04-07 | 2006年度(1/13まで)
 気心の通じた方とお話する中で、第三者のことを話題に、ちょっとした会話をすることがある。その時、会話の相手の温かい心ややさしさに触れ、自分がちょっと冷酷であったと気づくことがある。

 いたずら盛りの子供だったころ、蜥蜴や蟻など小動物を殺したり、傷つけてしまう時にふと感じた自分の冷酷さ。中学生となり、高校受験をする中で変な競争意識の中で感じた自分の冷酷さ。成長し、社会人となり、職場で感じた自分の冷酷さ。とんでもないときに、とんでもない方に感じる自分の冷酷さ。

 自分の冷酷さゆえに自分を初めて責めたのは、中学三年のころであった。自分を責め自虐的になり、負のスパイラルに取り込まれていく。そんな時に救い、こころの平安を取り戻させてくれたのは、何気ない祖父の暖かい言葉であったり、周りの人の温かさであった。温かい、慈愛に満ち溢れた他人の一言はとても大切である。