イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

真剣

2006-04-17 | 2006年度(1/13まで)
 現在普通二種免許を取得しようと教習所に通っている。そして、真剣に二種合格の難関を突破すべく、勉強している人たちがいる。
 真剣ということを考えた。
 若いころコンピュータのセールスを始めた頃、上司にこれから、顔見せにお客様のところに行ってきます言うと、えらく怒られた。お前はセールスなのだから、プロとしてセールスに行くのが当たり前で、単なる顔見せだけに行くというのは真剣さがたりないという趣旨であった。
 確かに真剣さが足りなかったのか、その後営業成績はまったく振るわなかった。しかし、上司もいろいろ相談にのってくれ、自分のセールスのやりかたについて真剣に相談にあがると、いろいろ教えてくれた。
 ある日先輩に同行して貰って、大手A電機に商談に行った。その時、お客様と熱心にお話するなかで、A電機さんというつもりで「B電機さんに・・・」と、全く気がつかないうちにA電機さんの競争相手の名前をいってしまった。A電機さんの担当の責任者の方はは不快なそぶりを全く見せず、私は全くミスに気がつかなかった。しかし、先輩は青くなったそうである。しかし意外にもその商談は成功して、私のミスは笑い話になっただけであった。それまで殆ど売れなかったが、それ以降は不思議にセールスが順調になった。ちなみに、A電機さんは今では世界的な企業として成長されている。