イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

鼻が高くなるとき

2006-04-20 | 2006年度(1/13まで)
 ものごとが、とんとん拍子でうまくいき、自分の実力以上に他人から評価されたり実績があがると、鼻が高くなってくるものである。また、どこかに劣等感が抑圧されてあり、反対に変なプライドが頭をもたげてくることもある。

 尊大な気分、他人が馬鹿に見えてきたらこの「鼻が高くなるとき」かもしれない。しかし、自分の「鼻が高く」なってきても他人は、意外にあっさりとしており、潜在的な孤独感は増すばかり。だんだん裸の王様になってくる。

 先日、公園でチューリップが美しかった。
 チューリップ喜びだけをもってゐる
   (細見 綾子・・現代俳句歳時記 角川春樹編より)
チューリップの花は、人間と違って花?が高くても喜びに溢れている。舌をかんで死にたくなるほど、後で考えれば恥ずかしくなることを沢山経験したが(高校のあのころ、大学X年の時、会社に入ってY年目の時、Z年の時、あの時、この時・・・)。

 この種の状態になったときはリラックスをして、他人の好意に注意をし、感謝のこころを大切にするとよいかもしれない。