イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

無表情なテレビ

2006-06-20 | 2006年度(1/13まで)
 先日テレビの朝のバライティ番組の生放送を久しぶりに見た。そして、おもしろおかしく話される数名のタレントの感情が読み取れず、疲れてしまった。プロフェッショナルとはそんなものなのだろうか。その反対に特別出演者の一般人の言動に豊かな感情を感じてほっとした。不思議なパラドックスであった。

汽笛と私

2006-06-20 | 2006年度(1/13まで)
 石川啄木の「一握の砂」に次の短歌がある。

 遠くより
 笛ながながとひびかせて
 汽車今とある森林に入る

 幼い頃、両親に連れられて広島県の父の実家に汽車に揺られて入った記憶。あるいは、都心に住んで居たととはいえ、夜間に貨物列車の汽笛が聞こえた記憶がある。汽車の汽笛は独自の淋しさが、醸し出される。
 その淋しさを感じながら、今つくづくと思うのは、この国の貧しさと、良き人々である。