イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ブラックボックスとしての自分!

2007-02-27 | 第二章「五感と体感」

携帯電話でも、DVDその他電化製品を考えた場合、私はその内部の仕組みは殆ど知らない。それでも、なにができるとか、外部的な特徴や機能は知ることができる。

外部的な特徴を中心に考え、内部の仕組みはあえて問わず、中身のわからないブラックボックスとして物事を進めていく工学的なアプローチがある。

人間という複雑な存在。内部の仕組みの一端は科学、医学、心理学などの成果で判りつつあるが、今でも謎の分野は多い。

ありのままの自分を知りたいと思うが、主観的に、あるいは記憶された成育史を中心にアプローチしていくと、迷路にはまることがある。

心理学の分野でも、人間をブラックボックス化し外部的に見える行動に焦点付けしていくアプローチがある。外に現れている問題を学習等で解決すれば良いのではという考えである。

行動が変われば人も自ずと変わり、問題も解決されるという、現実的な考え方である。

五感、体感は人間をより深く主観的に理解するために重要であるが、客観的に信号として外部から理解出来る部分を持っている。

悟りの境地(宗教的な境地)を脳の機能と結びつける最先端の科学的研究の成果もでてきており、今後が楽しみでもある。

時には、脳などの勉強もしなければならない!

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