イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

暗夜の星

2007-04-14 | 第三章「無意識の世界」

昨日は、日が落ちてから散歩をした。西の空には宵の明星が光っていた。

朝起きてから寝るまでの一日、いろいろ変化ある日がある。昨日は、そんな一日であった。予想外のことが起こると人間は慌てる。昨日もちょっと予想外のことがあって慌てた。

地震は忘れたころにやってくると言われるが、同じように日常的におこるちょっとした問題もある。根の深い問題であるのに、いつの間にか、なんとなく忘れてたものもある。

時間を掛けて前もって準備し対策すれば、大したこともなく済んでしまうものもある。地震対策と同じかもしれない。ただ、備えるのも難しいこともある。例えば愛する人の突然の死。

昨日は、シャガールの自叙伝を読みながら、シャガールの辿った人生を勉強した。98歳で亡くなるまでの波乱万丈。中でも、シャガール57歳の時に突然最愛の妻に急逝されたときの失意は凄かったと思う。

誰でも、それぞれの大きな困難に遭遇する。自分のことを振り返っても、よくぞ生き抜いてきたと褒めたくなることもあった。

人生の暗夜に遭遇し、自分の力が無に等しくなる時。

深く祈り、できる限りのことをする他に、何が自分を助けたのだろうか?不思議な安心感だったかもしれない。

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