イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

7歳の頃!

2007-07-29 | 第七章「光と復活体」

私の7歳のときは、アラスカのシトカでの滞在に重なる頃であり、さまざまなその時の経験が印象深く記憶されている。

丁度この時期は、「生き甲斐の心理学」ではエリクソンの言う、意志力(自律性、恥辱・疑惑)の時期を終えて、目的志向性(自発性、罪悪感)の頃になる。この二つの時期の様々な原型が思い出せる。

ひとつの思い出は、家から学校までの道で、ちょっとした岩があり、その岩陰に秘密の隠し場所を作り、おもちゃの宝石などを隠したことだ。今から考えると安っぽい宝石であるが、怪しく輝く宝石を自分だけしか知らない場所に隠し持ち、時々覗いて喜んだりした。

自発性の原型は、家の近くの仲良しの優しい女の子をいじめていた、男の子に石を投げつけ、うまく追い払った名場面。そして、彼が兄貴を連れて待ち伏せされ、不覚にも一発ボディブロウを受けて倒れた悔しいおまけもある。

今から考えると、自分ながら愛すべき側面と、意外な残酷な一面があることに気づかされる。特に自発性だ。家の仔犬コナツのやんちゃな行動を見つつ、こうした時代があったと暖かい気持ちになれる。

7歳の頃は、本当に好きなことを探し出す力を育てる大切な時期だった。次回は、愛の原型について考察したい。(本当に好きなことを見つける(4/5))

写真は当時バラノフ小学校でクラスメートと撮ったもの。

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