イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛の原型を再考する!

2007-07-31 | 第七章「光と復活体」

過去、現在、未来。この中で一番重要なものは、今ここ、現在であることは伝統的な宗教や多くの哲学者が指摘するところのようだ。

ただ、過去のある時点で、こころに刻まれた愛の原型(人それぞれの愛し愛される方法、感じ方、考え方の元)は、今ここを活かしたり、歪めたりするように思う。

幼い時代の愛の原型は、とかく両親をはじめとする大人達の言動に引きづられ安い。本人が成長して、じっくり物事を考えられるようになって再考すると、この原型は少しどうかと思うものもあるようだ。

もちろん、こころの防衛機制により、通常再考することもなく、時は過ぎ何も変わらず生きていくことが多いと思う。ただ、こころの奥底には、それを乗り越えようとする健全な意志があるように思える。

自分の愛の名場面をのんびりとリラックスしながら再考することで、今ここを突破できる何かがはじまるように思う。時にはパソコンの壁紙を取り替えるように、自分の愛の原型を取り替えてみることも良いかもしれない。

因みに、過去4年の原型は、3歳のころの両親との積み木遊びの場面、7歳のころの父との対話の場面、7歳のころの母との思い出、7歳のころのBさんの思い出、7歳のころのC先生の思い出・・・などその時々中心となるものが違ったようだ。今、もう一度本当に好きなことを探すという観点から、愛の原型を再考してみたい。

昨日は寒く雨の一日であったが、今日は暑くなりそうである。
(参考:「生き甲斐の心理学」植村高雄著 ユースフルライフ研究所発行)

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