イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

都会の孤独。

2007-10-17 | 第九章「愛」

 日本がいつの間にか自死大国になってしまったことを、この2日間しみじみと想った。年間3万人を越える自死。一説によると、実際は5万人を越えるのではという情報もある。

 100歳以上の方が3万人を越えるという明るい一面もあるが、日本には暗い陰の部分もあるようだ。

 私も、東京で生まれ、一時はアラスカに行ったが東京で育ち、仕事は関西に住んだこともあるが大半を東京で過ごしてきた。その間、いろいろなことがあり、後で考えると人生の危機といったこともいくつかあった。

 恐らく、同様に多くの方も人生の危機をいくつか乗り越えてこられたのだと思う。私も、大げさかもしれないが、身体的な生命の危機や、精神的な危機もあったように思う。たまには、そんな自分のことをほめるのも、良いかもしれない。

 こころの健康維持のための、予防医学的なNPOの教育普及活動を現在行っている。自分の人生経験から重要だと気がつき細々と同志と共に、活動を進めているが、その重要性は活動をすればするほど実感する。

 一昔前は、サラリーマンでも夜になると、同僚などとお酒を飲んだりするインフォーマルな付き合いが多かった。最近はどうだろう、だんだんそうした機会も少なくなっているように思う。そして、何となく、愛の孤独感が辛くのしかかって来る。

 町田駅前の歩道橋で見かけた、カンナ。都会の中で、ほっとするような何かを感じた。

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(新宿御苑から)