イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

月の光清ければ・・・・

2007-10-29 | 第九章「愛」

 昨晩は友人と、府中市内で十八夜の月を楽しんだ。寺院の上に月の光が清く輝き、身震いするようであった。空気も冴え、月も優しいイメージというより、お酒でいえば辛口といったイメージであった。

 先ほど、何気なく良寛さんの詩歌集を読んでいたら、びっくりするほどその時の気分を言語化した詩歌があった。

 「ひさかたの 月の光の清ければ 照らしぬきけり 唐も大和も 昔も今も うそもまことも 闇も光も」

 月の光、明星の光、そんな光を見ていると、自分が意識できる世界の時空を超えた存在を感じてしまう。

 月は秋の夜の楽しみかもしれない。

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