イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

カエルが鳴く、土の中から鳴くかのように!

2008-06-01 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 先日行ったワークショップで夜、ウシガエルが鳴いているのを聴いた。カエルの声をいったん気にするようになると、仕事から夜家に帰る途中で、何処ともなくカエルが沢山鳴いているのが不思議に気になるようになってくる。

 カエルの声を、暗い夜聴いていると大地からの声のように錯覚する。そして、自分だけでなく、遠い祖先まで同じように聴いたかと思うと不思議な気持ちになる。テレビや冷蔵庫の存在は祖父母の代は知っていたが、恐らく3世代より前は知らなかっただろう。

 カエルの声は数百世代前、数千世代か、あるいは数万世代前の世代も同じように知っていたかもしれない。

 先日読んだ「5万年前」によると、人のこころの文化も、同様に古いようだ。芸術の出現が4万5000年前。宗教の出現も芸術の出現の前、5万年前とも言われている。

 こころの健康や生き甲斐に関する問題も、恐らく同様に長い歴史があるだろう。そして、この問題を取り組むべき大切な問題と考える人も少数派だが連綿と存在する。

<土2/4>

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尚、このブログは次を参考にしています。

生き甲斐の心理学
植村 高雄
ユースフルライフ研究所

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