イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

土も星の屑からできている!

2008-06-02 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 人も死ねば土に換えると言われている。確かに土、土壌は無機物だけでなく、生物の死骸等、有機物が沢山含まれている。有機物である人間も当然土と成分は似ているだろう。

 昨日、ぼんやり読んでいた本で、宇宙が137億年前とか150億年前にビックバーンからスタートし、生物にとって必要な炭素原子が産出されるまで、100億年とかの長い年月を費やすということを学んだ。ビックバーンの時代は水素とかヘリウムしかないので、複雑な炭素を生成するためには、星の中で炭素を微妙なさじかげんで生成する必要があったということだ。

 太陽ー地球が約50億年前にできたのは、その前の第一世代の星が爆発して炭素をはじめとする地球型生命に必要な物質を、宇宙にまき散らしたお陰でもある。豊な今の地球は準備されていたのだ。

 昨日行った公園ではハス田があり、子供たちがザリガニを取ったりして楽しんでいた。水も土もハスやザリガニ、そして人も空気も、そうした第一世代の星の成分からできていると思うと不思議な気持ちになる。

 さて、土と一緒に考えてきた、サブテーマである心理的なプロセススケールの尺度の一つ、「問題に対する関係」を考えてみる。池の表面をミズスマシが走ったことによるさざ波がある。こころの反応も水の表面のように、鏡のように空を写したりすると同時に、ある問題によりさざなみのように歪むこともある。

 ただ、不思議なことに、時間とともに静かに、鏡のように静まる時もあるのだろう。そして空を正確に映すことができる。

 昨日は、1日何となく土のように疲労感が溜まっていた1日であったが、今朝は良く寝られたのかすっきりした目覚めであった。問題が見え始めてきたからかもしれない。

<土3/4>

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尚、このブログは次を参考にしています。

生き甲斐の心理学
植村 高雄
ユースフルライフ研究所

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