イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

泉!

2008-06-19 | 第七章「光と復活体」

 U先生からお聴きしたが、新約聖書のサマリアの女(ヨハネ福音書第4章1-42)は、欧米の心理学関係の学会などでも話題になるそうである。確かに、5人の夫と別れたサマリアの女が、イエスと井戸端で話し合い急速に変容していくプロセスは、驚くばかりである。心理療法基本的な理論にかない、しかも極めて短時間で・・・

 この一週間、このサマリアの女の話に想いを巡らせたり、イタリア映画のトルストイの「復活」を見て、いろいろ考えたりした。

 キリストの受難と復活は、キリスト教徒以外でもなじみ深いが、復活はいろいろな意味で私個人の日常の中でも、あるいは今後生きていく上で重要な問題でもある。

 暗い感情の支配する苦悩の中で、起承転結、序破急ではないが、突如パラダイムがシフトし、明るい感情が光のように差し込む。

 そして、このような展開は、宗教書などだけでなく、普段毎日のように接する映画、小説などにも頻繁に見られる。

 この章では、自分の日常などを題材にしながら、変容の実態について考察していきたい。

<総論1/1>

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