イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

子育ての前に考えるべきこと!

2008-08-16 | 第八章「魂と聖霊」

 毎年、お盆休みには父の実家に親戚が集まる。久し振りに会う、子供の甥や姪の成長に驚いたりする。

 最近は、特に自分の事例で生き甲斐の心理学を学ぶほど、幼いころの成育環境、人間関係が、様々なレベルで大きな影響を与えていることを考えさせられる。

 さて、35歳以降60歳ごろまではエリクソンでいうと「世話」の年代となる。自分の35歳当時は、幼かった我が子供達も、今では成人してしまった。

 30代、40代は仕事のまっただ中であり、川柳ではないが、「まだ寝てる、帰ってみれば、もう寝てる」の生活であったように思う。妻に、ひな祭り位は家に早く帰って。と言われたことを今でも思い出す。そして父親として、子育てを考えると、いろいろ反省する点があることが判る。まだ、生きているうちは、子育てもできるので、過去をこれからの糧とすることもできる。

 子供と楽しく休日を過ごすことは、40歳を過ぎてからは、私の場合は子供が思春期の難しい時期に入ってくるとともに、だんだんむづかしくなってくた。年月とともに、人は変わっていくのだ。

 そして、子供が自分の一部であるような防衛機制による幻想は消え、未解決にしていた自分のアイデンティティの問題が、再浮上してきた。それが、自分のセカンドライフ(50台前半なので、早すぎるかもしれないが)への足がかりになる。

 閑話休題

 父親としてどう子育てに接するべきか、人が身体、こころ(成育史からなる)、魂からなると考えると、身体、こころ、魂の成長をどう支援するかが重要なのだろう。

 そして、妻や親戚、学校などとの連携もあるだろうが、要は日々の自分の思考・感情・行動をどう整えて、子供に接するかが重要なのだろう。勿論、その背後には自分ではどうしようもない、無意識の領域もある。

 子供の育て方、なかなか難しい。まずは子供を育てる前に、自分自身をきちっと育てることが、真の教育改革の一歩かもしれない。

<世話2/4>

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