イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

本当に好きなことを仕事にしたいなぁ・・・

2008-10-01 | 第十章「今ここでの恩寵」

 先日、水木しげるさんと荒俣宏さんの対談の放送を観た。おもしろいので、DVDも借りて別の日の対談も観た。専門のお化けの話も楽しかったが、好きなことを仕事にする人たちの、なんともいえない幸福感がとても印象的であった。

 余り好きでない(本人は自覚しているかは別だが)仕事をし、しかも残業したり、土日の自由な時間まで仕事をする。そんなことが、今の社会では多いのではないか。

 話は変わるが、今日は私の父の命日である。父は、仕事で成功してきた人だが、晩年私につくづく言っていた。若い頃は仕事は楽しかったが、年をとって責任のある仕事をするのは結構辛いものだと。その時仕事とは何だろうかと思った。

 仕事と幸福感の関係を考えるとおもしろい。仕事には、与えられた(サラリーマンの場合)課題、その仕事を通じて得られる私的課題の二つがある。そして、それに対し努力する。現実と理想の差が、不安感。課題・目標が達成されれば、平安感・幸福感が得られる。

 仕事であるので、経済的なこと、能力的なこと、社会的なことなどいろいろある。評価されて上位の職種を目指す人。技能や能力を高め別の会社に移っていく人。上司の評価より、自分の思う人助けにかける人。いろいろである。私の場合も過去を振り返ると多様であった。

 そして、仕事であれば、比較的簡単に何らかの達成感・平安感も得られる。一日の辛い仕事の後のビール。仕事をこなし、とりあえず給料を頂き家族から感謝される。上司からの目標を達成して昇給。密かに磨いた技能が身に付く。

  ・・・ただ、これが高い達成感、幸福感を得るまで行きつくのだろうか?しかも自分が死ぬ時に悔いを残さないような。

 水木しげるさんのように、幸福感に満ち満ち仕事をする。

 まずは自分自身の本音を傾聴してみる。のんびりと、今ここでの本当に好きなことは何かと問うてみる。

 ・・・・本当に好きなことを一日最低2時間はしたいなぁ。

<日常の現場3/4>

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