イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

幸せのカ・ケ・ラ・を探す!

2008-10-15 | 第十章「今ここでの恩寵」

 57歳の今となって、過去を振り返ると、人様と同じようにいろいろな試練に遭遇したことを思い出す。自分だけでなく、家族や同志、友人、知人に想いを寄せても、こうして今一緒に居られることは大変な偶然の重なりなのだとつくづく思う。

 何で、試練を乗り越えたかを考えてみると、本当に試練にあった時でも、それなりに楽しい時間を過ごしていたことを思い出す。いつも暗い感情に囲まれていたのではなく、意外と笑いもあったし、ふとした時に強い幸福感も味わった。ケセラセラの心境かもしれないが・・・

 逆に、何でもない時に、精神的に落ち込んだことがあった。今から考えると、それこそ病院にいったほうが良かった時もある。そんな時は、笑いを忘れ、暗い感情に一日が覆われていた。

 「生き甲斐の心理学」の中で学んだ大切なことの一つに、感謝とか満足ということを大事にすることがある。どんな状況になっても、幸せのカ・ケ・ラ・が存在すると思う。そこに心を寄せることで、こころのオアシスを形成し、そして自分の深層にある、真の回答に触れやすくなると思う。緊張でガチガチになるより、自然体でいられることは強い。

 自分を支配する、理想と現実の解釈のしかた(理想や現実の事実は変わらないかもしれないが、解釈の仕方は意外と怪しいものである。)。それがガチガチになるのではなく、柔軟になるほうが良い。

 幸せのカ・ケ・ラ・を大切にする。

 古事記の中にある天の岩戸のお話も、すべての神様が笑って、天の岩戸が少し開き、チャンスが到来した。

<真の回答4/4>

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