イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

無意識の世界!

2009-02-02 | 第三章「無意識の世界」

 小学校の4-5年のころ、少年少女文庫だったか伝記を読んだ。その中で、どういうわけかミレーの伝記に感激した思い出がある。

 そのミレーについて、昨日の朝NHK教育テレビの「日曜美術館」が取り上げていた。ミレーの伝記も出てきて、50年近く前の、忘れ去った記憶のいくつかを思い出した。

 ミレーは生活のために、市民の受けの良い裸体画を描いていたのを、ある日決意し辞め、独特の作風を確立していく説明があった。そこに当時、感激したようだ。

 ミレーの晩鐘は有名で伝記にカラーの写真もあったが、小学生のころは、それがどういう光景であるのか、殆ど理解できなかったのではと思う。ただ、今は同じカトリック信徒でもあり、何を唱えているのかが判り、親しみを感じる。絵の中のどことなく漂う幸福感。当時の私は何を感じていたのだろうか。

 高校生1年くらいまで、絵画にも興味を持っていたが、その後は理工科系への進学等で、絵画とは全く異なる道を歩んできた。ただ、不思議なことに、私が特に望んだりしなかったのに、子供の一人が美術の道を歩んでいる。

 自分の無意識の部分が、知らず知らず子供に影響を与えていたのかもしれない。

 特に怖がる必要もないと思うが、自分の中に無意識の世界があり、知らず知らずに自分や他人に影響を与えていると考えること。

 時々、無理をしない範囲で無意識の世界を思索することは大切なようだ。

<まとめ 1/1>

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