イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

硬派の休日!

2009-05-04 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 昨日は5月3日憲法記念日であった。そして、自分の58年の人生の中で、憲法のことを最も考えた一日であった。

 この2-3日、蟻の町のマリアで有名な北原怜子(さとこ)さんの著書や伝記を読み、思考・感情・行動について想いを巡らしていた。そして、伝記に29歳で夭折された、北原さんが多摩霊園の12区一種25側に埋葬されたという記事を見つけた。

 私の友人Sさんは、多摩霊園をご自分の庭の如く知悉されていて、今までも山本五十六、東郷平八郎をはじめ有名人のお墓を案内していただいたこともあり、早速連絡し3日にお参りすることになった。

 多摩霊園は、紫のつつじが綺麗であった。しだれ桜が有名だそうで、一度見たいとおもっていたが、今年も逸してしまったのが残念。

 北原怜子さんのお墓はとても清楚だった。そして、なにか暖かいものを感じた。

 夜、教育テレビを見たが、憲法記念日の特集で、憲法25条生存権に関して森戸辰男氏のこと、最近の派遣問題のことが熱く語られていて興味深かった。

 朝日訴訟ということを恥ずかしながら今まで意識したことがなかったが、その内容・重大性を勉強させていただいた。何故日本で生存権が語られ、それがうまく機能しないのか・・・

 北原怜子さんが活躍し若くして亡くなったのも1950年代。朝日訴訟のころでもある。派遣切りで50年ぶりくらいに光があたった生存権問題。

 毎年30,000人以上の自殺者を出す社会。情報技術などは50年前とくらべ、画期的に進歩したかもしれないが、生存権をまもる意識は50年前、あるいは2000年前と何が変わったといえるのであろうか。

 まあ、昔と同様、今やるべきことは沢山ある。喜んでもよいのかもしれない。

<愛のバランス 4/4>

人気blogランキングへ <- 1クリックで燃えます!