イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

幸福よ、こんにちは!

2009-05-12 | 第七章「光と復活体」

 昨日は、府中でムサシノキスゲを見に行った。群生というほど覆い茂っているわけではないが、静かで新緑が美しい岡の上で、黄色いムサシノキスゲを楽しんだ。

 また、2週間後に勉強会で近くに来る予定がある。今年は、もう一度ムサシノキスゲを楽しむことができそうである。今からちょっとそわそわしている。

 さて、「生き甲斐の心理学」を普及している仕事もあり、私はよく幸福とは何かとか、幸福感とは何か、悔いのない人生は何かなど考える。今週も勉強会があり、その時もこの問題に触れるだろう。

 幸福への道とはどんなものだろうか。現実の解釈や価値観の問題など人それぞれなものと思う反面、自分の経験からかなり明確なものではないかと思うこともある。

 若いころは、そんな幸福への道の存在すら考えたこともなく。日々楽しんでも、どこか空しさが残り、また日々のストレスの中で、右往左往していたようだ。

 それが、いくつかの個人的な変化により、今でさえ、天国を垣間見るような幸福感をもつことがある。このムサシノキスゲからも素晴らしい幸福感を頂いたようだ。

 この世でも、静かな新緑の中、クロアゲハなどがゆったり舞うなかで、美しい百合のような形状の黄色い花が咲き、それをゆっくり味わう幸福があるのだ。

 勿論、この道にも、ちょっとした敵が潜んでいたりで、ストレスもあるだろう。ただ、Goalもきっと、このムサシノキスゲのように素晴らしいものだろうと考えると、何かストレスを楽しむ余裕も生まれる。思わず、有難さに感謝したくなる。

 「幸福よ、こんにちは!」、昔読んだサガンの小説に同じような題名があったが(確か誰かの詩の一節だった)、こちらは売れないけど味がある言葉ではないだろうか?

<もう充分幸せ 1/4>

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