イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

感情を感じる!

2009-05-28 | 第七章「光と復活体」

 自分の本当の感情を把握するのは、日常生活の中で意外と難しいものだ。悲しいはずの時に、悲しみの感情が掴めなかったり、本当にうれしい時に、うれしさを実感できなかったりする。

 感情は考えるものではなく、あるいは、とらえようと緊張すると、かえって捕らえにくくなったりする。砂漠の蜃気楼のようなところもあるかもしれない。

 昨晩映画を観ていると、不思議なところで、悲しい感情が現れたり、恐怖を感じたりする。あるいはトキメキを感じたり、幻滅を感じたりする。映画で何か(生育史等)に触れて、ある感情が呼び覚まされるようだ。

 先日、パッと目に入った日本庭園のサツキ。期待もなにもない時にふと出会ったサツキの美しさに、はっとする。サツキ自体も興味はあるが、自分のサツキへの感情も興味がある。

 サツキを観ての瞬間の感情。それはいったい自分にとってどういう意味があるのだろう。

 愛と感情というテーマで考えてきたが、まずは感情を感じること。そこからすべてが始まるのだろう。感情を大切にしていきたい。

<愛と感情 4/4>

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