イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

父と息子の微妙な関係!

2009-06-14 | 第八章「魂と聖霊」

 父と息子の関係は、古今東西で様々に描かれている。父と息子に関する沢山の名作もある。ギリシャ神話や日本神話でも父と子の話はいろいろ出てくる。最近はギリシャ神話を読みながら、子供を次々飲み込むクロノスをだまし、助かってあとでクロノスに仕返しをするゼウスに、いろいろ考えさせられた。

 私の父は、18年前に亡くなったが、やはり父の影響は自分の一生を左右するほど大きかったと思う。

 父が亡くなってから、生き甲斐の心理学も勉強したこともあるが、父に関する新たな気づきが沢山あった。父が生きている時は、気付きにくいことというのもあるようだ。親ごころでいろいろしてくれたことに、もっと素直に感謝すればよかったと思うことも。

 また、こころの防衛機制のひとつか、特に青春時代は父と同じようになりたいという深層のこころの流れや変な反発もあり、今から考えると人生の選択でいくつか誤ったかなと思えることもある。その時は見えず、今になって見えることもある。

 五感で体感した真善美を大切にすることは、悔いのない人生を歩むために重要だと思う。より統合された思考・感情・行動は、より良い気づきを導き、悔いのない人生に導くと思う。このことは、父と息子の関係の中でもきっと当てはまるのだろう。

 写真は、銀座の一角。父は建築会社に勤めていたので、こんな都会の風景を見るとなにか、父を感じる。

<親子 2/4>

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