イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

グレート・マザー!

2009-06-16 | 第八章「魂と聖霊」

 昨日は、ついに孫が誕生し、慌ただしく一日が過ぎ去った。2-3日落ち着かない日々であったがやっと落ち着ける(心配は減っても、変に今でも落ち着かないが)。

 さて、最近ユングのグレートマザーのことを考えている。U先生やTERESAさんがグレートマザーについてブログや会報に卓見を書かれており、実に為になったこともある。

 また、7月10日からのU先生の勉強会の準備で、日本神話を勉強していたが、イザナミのことが頭の中で一杯になってきている。

 ちょっと、考えてみればイザナミはイザナキと結婚をし、子供を産むが、世界の神話に比類がない大きな子供を産む。大八島なる日本列島(本州、四国など)まで産んでしまう、文字通り、グレートマザーである。そして、火の神ヒノカグツチを産んで亡くなり、冥界に旅立つ。冥界に追ってきた、イザナキとの物語は、「生き甲斐の心理学」を学んでいる私にとって、興味が尽きない。イザナミとイザナキの心理はどうか、興味深々である。

 ユングのグレート・マザーについて想いを深める、良いきっかけになったようである。

 私は男であるので、良く分からないが、自分の中に子供がいるという体感。あるいは、出産の体感。幼い子供を育てるという五感・体感。母の体感や知覚は、自他混合というか、不思議なものなのだろう。

 こころの世界では、女だけでなく男も含め、防衛機制として、摂取、同一化、感情転移、投影などがあるが、そういう機制と母性は、どう関係しているのか。

 時に母・母性とは何であるか、変に深刻にならず、日本神話を読みながら考えてみることは、人生を変に暗くしないためにも、大切なことのようだ。今日も楽しみたい。

<親子 3/4>

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